PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第9戦 プレビュー

MJ13_0229_fineプレスインフォメーション 2013年9月02日 
 
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第9戦 モービル1チャレンジを、2013年9月7日(土)、8日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたします。

ポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シーズンもいよいよ大詰め。残されたラウンドは9月7日(土)〜8日(日)にスーパーGTと併催される第9戦「モービル1チャレンジ」と、10月にF1日本グランプリのサポートレースとして行なわれる最終戦の鈴鹿のみ。そのためこの第9戦「モービル1チャレンジ」は、ランキング争いに向けて落とすことの許されない重要な一戦であることは言うまでもない。

その舞台となるのは、今シーズン4戦目の開催となる富士スピードウェイ(静岡県)。公式戦でカレラカップ パイロットたちがいちばん走り慣れたサーキットと言えるだろう。全員ある程度のセッティングデータを持ち、勝負のカンどころを身につけているだけに、レベルの高いレースが期待できる。前半のハイスピードセクションと後半のテクニカルセクションをいかにバランスさせるかが、好タイムのポイント。また、ストレートでの速度を稼ぐには、最終コーナーの処理が大きなポイントであり、勝負どころでもある。

第8戦までを終えて、チャンピオンクラスは#78 近藤翼が123点で首位を快走、4点差の119点で#12 小河諒が続き、#19 永井宏明は106点の3番手につけている。4番手のベテラン#25 神取彦一郎は86点で、残り2戦でチャンピオンを狙うには少し苦しい展開。実質、上記の3名がチャンピオン候補として終盤2戦を戦っていくことになる。やはり注目は連勝の余勢を駆って富士に挑む#78 近藤と、2度のリタイア以外は1位か2位でレースを終えている#12 小河。若手ふたりはまだ粗削りな面があるものの、勢いに乗った時の速さは素晴らしいものがある。#19 永井はこのふたりを相手にどこまで戦えるか、まさに正念場の一戦となるだろう。また、前半戦では思うような結果が残せなかったPCCJ育成ドライバーの#14 川端伸太朗も後半戦で調子を上げてきている。その実力は誰もが認めるところであり、マークしておくべき存在であることに変わりはない。

一方のジェントルマンクラスは、#2 田島剛が着実にポイントを積み重ねて71点で首位に立っている。2番手には63点で#21 高田匠、3番手に61点で#3 江本玄と続き、連勝を挙げた#7 星野敏が57点の4番手というオーダー。56点で5番手の#33 Ogino Tetsuoまででトップから15点差と、僅差のポイント争いが続いている。ジェントルマンクラスはポイントシステムをチャンピオンクラスと共有するため、上位に食い込めば食い込むほど得点を加算できる。一台でも多くのライバルを抜いていく積極策か、リスクを避けた堅実策か。どのようにポイントを積み上げていくかにより、レース戦略は大きく変わる。そういった部分に注目してみると、よりいっそう楽しめるレースになるだろう。

予選は1セッションでの上位タイムでグリッドを決めていく方式を採用。路面コンディションとタイヤがマッチするポイントをいち早く見つけ、その“おいしい”部分を引き出せるか否かが明暗を分ける。これまでの富士ラウンドでポールポジションを獲得しているのは#12 小河と#78 近藤。今回もこのふたりが主導権を握るのか、はたまたダークホースが登場するのか、7日(土)に行なわれる予選から注目してほしい。

第9戦「モービル1チャレンジ」は9月6日(金)に専有走行を行ない、7日(土)に予選、決勝レースは8日(日)の11時50分から15周の予定となっている。全14台の911 GT3 Cupが織りなすドラマは、いったいどのような結末を迎えるのか。2013年シーズン最終章の開幕を告げるエキゾーストノートが、間もなく富士の秋空にこだまする。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース



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