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第5戦オートポリス決勝結果

九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Team
Engine
LapTimeBehindGap
11坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOMʼS
TOYOTA TRD 01F
411:07'24.070--
216野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
411:07'25.174 1.104 1.104
33山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
411:07'28.464 4.394 3.290
464佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
411:07'30.342 6.272 1.878
538阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
411:07'37.35313.283 7.011
65牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
411:07'55.93931.86918.586
77小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
411:07'57.36533.295 1.426
865イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
411:07'58.82234.752 1.457
98福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
411:07'59.93635.866 1.114
1039大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
411:08'00.26436.194 0.328
1120高星 明誠ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
411:08'00.76936.699 0.505
1228小高 一斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
411:08'01.15637.086 0.387
136太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
411:08'03.19239.122 2.036
1419オリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
411:08'06.41542.345 3.223
1514大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
411:08'07.53443.464 1.119
1629平良 響KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
411:08'08.41244.342 0.878
1737サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
411:08'09.75145.681 1.339
1812三宅 淳詞ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
411:08'12.55848.488 2.807
1910ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDOTriple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
411:08'18.30354.233 5.745
20*50小出 峻San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
411:08'21.53957.469 3.236
---- 以上規定周回数(90% - 36 Laps)完走 ----
-15岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
2644'37.00915Laps15Laps
-4ザック・オサリバンREALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1827'54.62123Laps8Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 15 岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)1'29.659 (17/26) 187.671 km/h
  • CarNo. 50は、全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第21条8(ピット作業)違反により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
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SUPER FORMULA LIGHTS

第5戦オートポリス決勝 ケイレン・フレデリックがパーフェクトレースで今季1勝目

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦の決勝が、5月18日午後にオートポリスで行われ、ポールスタートのケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が、独走で今季初優勝を飾った。

 マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING TEAM)が復帰大会で優勝を飾った。

 好スタートからトップを守ったフレデリックは、抜群のスタートで2位に上がってきた佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を従えて1周目を終える。

 ここまで負け無しの4連勝を飾っている佐野だが、このレースはユーズドタイヤで臨んだため、ニュータイヤを履くフレデリックのペースにはさすがについていけず、両者の差は周を重ねるたびにジワジワと開いていく。

 3位古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)は、開幕大会では振るわなかったが、今大会は速さが戻ってきた。以下、4位小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)が続く。

 トップのフレデリックと2位佐野の差は、折返しの7周目には4秒となり、フレデリックは完全にレースをコントロール。レース後半も完璧ともいえるレース運びを見せ、14周を走りきって今季1勝目のチェッカーを受けた。

 佐野は、ニュータイヤでスタートした古谷にプレッシャーをかけられつつも2位を守り、シリーズを俄然優位に進めている。4位の小林は昨年ランキング2位を得ているだけに、今年はチャンピオン最右翼だったが、ここまで力を発揮しきれていない。

 なお、今大会ツキに見放された感のある野村は、このレースでもフライングのペナルティを課されてしまい、5位フィニッシュながら結果は7位。ポイントを重ねることはできなかった。

 代わって5位にはマッソンが入り、6位三井優介(DELiGHTWORKS)は開幕大会に続いてポイントを獲得した。

 優勝のフレデリックは「非常に良いレースでした。スタートもまずまずで、ニュータイヤのマージンを活かして引き離すことができました。今週はクルマの感触も良かったし、チームも良い仕事をしてくれました。それに値する結果だったと思います」とコメント。

 マスタークラスは、ユーズドタイヤでスタートした今田を、DRAGON(TEAM DRAGON 324)と清水康弘(GNSY RACING 324)が追うという展開となったが、清水は2周目に競り合いのなかでスピン。

 そこからは、今田とDRAGONの一騎討ちとなったが、最後まで今田が抑えきって、怪我からの復帰レースで優勝を飾った。清水も追い上げ、最後は三人が連なってチェッカーを受けた。

 次の大会は、7月21〜22日、岡山国際サーキットで行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第5戦オートポリス決勝結果

九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
158ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1423'29.709--
235佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1423'38.572 8.863 8.863
337古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1423'39.216 9.507 0.644
438小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1423'40.37110.662 1.155
536エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1423'50.37920.67010.008
63三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1423'53.61923.910 3.240
7*50野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1423'54.78925.080 1.170
81卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1423'56.23526.526 1.446
960伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1423'59.33829.629 3.103
1051ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1424'04.97735.268 5.639
114M1今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1424'28.84559.13623.868
1230M2DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1424'29.24859.539 0.403
138M3清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1424'30.2261'00.517 0.978
142岩澤 優吾DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1424'32.6961'02.987 2.470
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 58 ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX) 1'39.928 (2/14) 163.649 km/h
  • CarNo. 50は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第13条10(スタート手順)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
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SUPER FORMULA

第5戦オートポリス公式予選 消化不良の予選で野尻智紀がポールポジション獲得

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の予選が、5月18日、大分県・オートポリスで行われ、野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)がポールポジションを獲得した。

 本来、土曜日に行われるはずだった予選だが、濃霧ため予選日のスケジュールはすべてキャンセル。決勝日の午前中にフリー走行もないまま、40分勝負のにぶっつけの予選が行われた。

 予選前半は1分27秒台のタイムでトップ争いが繰り広げられ、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)1分27秒590、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)1分27秒575、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM'S SF23)1分27秒376、野尻1分27秒027、福住仁嶺(Kids com KCMG Elyse SF23)1分27秒020と、次々とトップタイムが塗り替えられていった。

 折り返しとなる開始20分を過ぎたところで、野尻が1分26秒757と27秒の壁を破ると、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)も27秒切りで続いた。

 そして、残り5分から全車が一斉にコースインして、予選のハイライト、最後のアタックが始まる……はずだった。

 ここで、名手・野尻が「タイヤが温まり切らずに、いけると思ったらロックしてしまった」と痛恨のコースアウト。フロントウィングにダメージを負ってしまう。さらに、フェネストラズもスピオンして、コース上にストップしてしまった。

 これで、誰も最後のアタックを行うことができず、消化不良のまま予選は終了。

 予選中断の一因となった野尻が「迷惑をかけてしまった」と反省の弁を述べながらも、ポールポジションを獲得することになった。

 今シーズン負け知らずのダンディライアンコンビは、太田が8位、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)が13位と、誰もが予想しなかったグリッド位置からスタートすることになった。

 Top10順位:野尻-山下-小林-福住-坪井-フラガ-岩佐-太田-フェネストラズ-佐藤

 決勝は、本日、午後2時30分から41周で争われる。

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA LIGHTS

第4戦オートポリス決勝 佐野雄城が独走で開幕戦から4連勝

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦の決勝が、5月18日の午前にオートポリスで行われ、佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が、独走で開幕から無傷の4連勝。マスタークラスも、清水康弘(GNSY 324)が同じく4連勝を飾った。

 スタートで、ポールスタートの野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が出遅れ、佐野、ケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、野村、エステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、好スタートを見せたザック・デビッド(B-MAX RACING 324)の順でオープニングラップを終える。

 トップ佐野は、2位以下を上回るペースで周回を重ね、2位とのギャップを、5周目3.5秒、10周目7.0秒、15周目10秒と着実に開いていく。

 一方、フレデリック、野村、マッソンによる2位集団では、10周目の1コーナーで野村にアウトから並びかけたマッソンを、野村が押し出すような形になり、この行為で野村にはプラス5秒のペナルティが課された。

 結局、抜きどころの少ないコースで、大きな順位変動は起きずに、佐野が独走で悠々と4勝目のチェッカーを受けた。2位はフレデリック、3位は野村のペナルティにより繰り上がったマッソン、4位古谷、5位デビッド、6位小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)と、ここまでがポイントを獲得した。

 優勝の佐野は「オートポリスに来て若干苦戦していましたが、うまく改善して優勝できて良かったです。スタートも少し路面が濡れていましたが、うまくミートできました。第5戦はユーズドタイヤでの出走になるので、なるべく上位でフィニッシュできるように頑張ります」とコメント。

 マスタークラスは、DRAGON(TEAM DRAGON 324)がスタートでトップに立ち、清水が続いた。今田信宏(JMS RACING TEAM)は「序盤なぜかペースが上がらなかった」と、二人から徐々に遅れていく。

 ところが、DRAGONのスタートはフライングと判定され、プラス10秒ペナルティとなった。これで無理することなく首位となった清水だが、17周目にDRAGONをかわして名実ともにトップになると、21周を走りきって、こちらも4連勝のチェッカーを受けた。

 終盤ペースを取り戻した今田は、二人に迫る勢いを見せ、DRAGONの背後でフィニッシュ。繰り上がって2位となった。

 第5戦の決勝は、本日、午後0時15分から14周で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER FORMULA

第5戦オートポリス公式予選結果

九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 SUPER FORMULA Round 5 オートポリス 4.674km

PosDriverCar
Team
Engine
TimeBehindGapkm/h
116野尻 智紀AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'26.757--193.949
23山下 健太REALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'26.803 0.046 0.046193.846
37小林 可夢偉Kids com KCMG Cayman SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'26.928 0.171 0.125193.567
48福住 仁嶺Kids com KCMG Elyse SF23
Kids com Team KCMG
TOYOTA TRD 01F
1'27.020 0.263 0.092193.362
51坪井 翔VANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOMʼS
TOYOTA TRD 01F
1'27.061 0.304 0.041193.271
665イゴール・オオムラ・フラガPONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'27.101 0.344 0.040193.183
715岩佐 歩夢AUTOBACS MUGEN SF23
TEAM MUGEN
Honda M-TEC HR-417E
1'27.204 0.447 0.103192.954
86太田 格之進DOCOMO DANDELION M6Y SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'27.250 0.493 0.046192.853
937サッシャ・フェネストラズVANTELIN TOM'S SF23
VANTELIN TEAM TOM’S
TOYOTA TRD 01F
1'27.376 0.619 0.126192.575
1064佐藤 蓮PONOS NAKAJIMA RACING SF23
PONOS NAKAJIMA RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'27.433 0.676 0.057192.449
114ザック・オサリバンREALIZE Corporation KONDO SF23
KONDO RACING
TOYOTA TRD 01F
1'27.537 0.780 0.104192.220
1238阪口 晴南SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'27.670 0.913 0.133191.929
135牧野 任祐DOCOMO DANDELION M5S SF23
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
Honda M-TEC HR-417E
1'27.749 0.992 0.079191.756
1414大嶋 和也docomo business ROOKIE SF23
docomo business ROOKIE
TOYOTA TRD 01F
1'28.065 1.308 0.316191.068
1528小高 一斗KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'28.196 1.439 0.131190.784
1650小出 峻San-Ei Gen with B-Max SF23
San-Ei Gen with B-Max
Honda M-TEC HR-417E
1'28.253 1.496 0.057190.661
1720高星 明誠ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD01F
1'28.268 1.511 0.015190.629
1812三宅 淳詞ThreeBond SF23
ThreeBond Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'28.292 1.535 0.024190.577
1939大湯 都史樹SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23
SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING
TOYOTA TRD 01F
1'28.305 1.548 0.013190.549
2029平良 響KDDI TGMGP TGR-DC SF23
KDDI TGMGP TGR-DC
TOYOTA TRD 01F
1'28.419 1.662 0.114190.303
2119オリバー・ラスムッセンITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL SF23
ITOCHU ENEX WECARS TEAM IMPUL
TOYOTA TRD 01F
1'29.061 2.304 0.642188.931
2210ジュジュHAZAMA ANDO Triple Tree SF23
HAZAMA ANDOTriple Tree Racing
Honda M-TEC HR-417E
1'31.118 4.361 2.057184.666
---- 以上基準タイム(107% - 1'32.829)予選通過 ----
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SUPER FORMULA LIGHTS

第4戦オートポリス決勝結果

九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/18) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Team
LapTimeBehindGap
135佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
2135'33.037--
258ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
2135'46.35713.32013.320
336エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
2135'48.91015.873 2.553
437古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
2135'50.65217.615 1.742
551ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
2135'51.65918.622 1.007
638小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
2135'52.23119.194 0.572
73三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
2135'52.90019.863 0.669
8*50野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
2135'53.49520.458 0.595
91卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
2136'00.57627.539 7.081
102岩澤 優吾DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
2136'01.29028.253 0.714
1160伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
2136'01.82328.786 0.533
128M1清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
2136'42.3091'09.27240.486
134M2今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
2136'48.1231'15.086 5.814
1430M3DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
2136'57.8121'24.775 9.689
---- 以上規定周回数(90% - 18 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 35 佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL) 1'40.160 (2/21) 167.995 km/h
  • CarNo. 30は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第31条10(スタート手順違反)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 50は、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権統一規則第15条1(ドライバーの遵守事項)違反により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
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SUPER FORMULA LIGHTS

第4戦オートポリス 天候が回復せず第4戦決勝は延期が決定

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦の決勝は、本日16時15分から行われる予定だったが、霧は時折晴れかかるものの、また立ち込めるという状態で、視界不良により延期が決定した。

 明日の天気予報は曇りとなっており、現状では午前8時30分から第4戦、午後0時15分から第5戦の決勝が予定されている。

Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
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SUPER FORMULA

第5戦オートポリス 天候が回復せずフリー走行もキャンセル

 悪天候により予選がキャンセルされた全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦は、本日1時間のフリー走行が行われる予定だったが、コースには霧が立ち込めたまま天候が好転せず、走行はキャンセルとなった。

 明日の天気予報は曇りとなっており、午前9時40分から30分間のフリー走行(予選)、午後2時30分から決勝が予定されている。

Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
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SUPER FORMULA LIGHTS

第4、5戦オートポリス公式予選 悪天候で予選はキャンセル、専有走行の結果で野村勇斗とケイレン・フレデリックがPPを獲得

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦、第5戦の公式予選は、5月17日に行われるはずだったが、舞台のオートポリスが早朝から深い霧と強い風雨に見舞われてしまった。このため、予選はキャンセル。前日の専有走行の結果で、第4戦は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、第5戦はケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)が、ポールポジションを獲得した。

 マスタークラスは、今田信宏(JMS RACING TEAM)が、両レースともクラスポールを奪った。

 週末の天候が不安定なものになることは天気予報でも出ていたため、主催者は金曜日の練習走行スケジュールを事前に変更し、最後に30分間の仮予選を行っていた。

 土曜日に予選ができる天候になれば、この仮予選は、ただの練習走行になってしまうため、ニュータイヤを温存する車両もあったが、ほとんどの車両は、ニュータイヤを2セット投入して、仮予選に臨んだ。

 この30分間の走行のベストタイムが第4戦の、セカンドタイムが第5戦のグリッドとなる。

 走行開始直前に雨粒が落ちてくるが、徐々にやんで、路面は完全ドライとなった。

 まず速さを見せたのは、ここまで木、金曜日の練習走行で好調のフレデリックと、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)。セッション前半ではこの二人が、ベスト、セカンドタイムで順位を入れ替えてワンツーとなり、野村がこれに続いた。

 一旦全車がピットに入り、残り8分から最後のアタックが始まった。

 多くの車両が2セット目のニュータイヤを投入するなか、翌日の天候回復に懸けて、ザック・デビッド(B-MAX RACING 324)はニュータイヤを温存。最後のアタックには参加しなかった。

 参加台数の少ないマスタークラスでは、グリッドが結果に与える影響は少なくなるが、清水康弘(GNSY RACING 324)とDRAGON(TEAM DRAGON 324)も決勝を見据えてニュータイヤを温存した。

 この最後のアタックで気を吐いたのが野村。1分37秒930と、開幕大会3連勝のライバル、佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)を抑えて、唯一の38秒切りを果たしトップタイム。初のポールポジションを獲得した。

 以下、フレデリック、怪我から復帰のエステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)、古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)と続いた。

 セカンドタイムもトップ6の顔ぶれは変わらなかったが、順位は大きく入れ替わり、フレデリックがトップ。以下、小林、野村、古谷、佐野、マッソンの順となった。

 マスタークラスは、唯一最後のアタックを行った今田が、ダブル・クラスポールとなった。

 第4戦決勝は、予定より遅れ本日午後4時15分から21周で、第5、6戦の決勝は、明日5月18日の午前8時40分、午後0時15分からそれぞれ14周で行われる。

Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
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SUPER FORMULA LIGHTS

第5戦オートポリス公式予選結果

九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/16) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 5 オートポリス 4.674km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
158ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'38.373--171.047
238小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'38.519 0.146 0.146170.793
350野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'38.527 0.154 0.008170.780
437古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1'38.628 0.255 0.101170.605
535佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'38.673 0.300 0.045170.527
636エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'38.687 0.314 0.014170.503
73三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'39.244 0.871 0.557169.546
81卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'39.371 0.998 0.127169.329
951ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'39.720 1.347 0.349168.736
102岩澤 優吾DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'39.771 1.398 0.051168.650
1160伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'40.019 1.646 0.248168.232
124M1今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'41.870 3.497 1.851165.175
138M2清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1'42.101 3.728 0.231164.802
1430M3DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1'42.314 3.941 0.213164.458
  • 本日悪天候のため、昨日最終5回目占有走行のセカンドベストタイムが予選結果となっています。
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SUPER FORMULA LIGHTS

第4戦オートポリス公式予選結果

九州大会 AUTOPOLIS -RIJ- (2025/05/16) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 オートポリス 4.674km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
150野村 勇斗HFDP WITH B-MAX RACING
B-MAX RACING TEAM
1'37.930--171.821
235佐野 雄城モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'38.292 0.362 0.362171.188
358ケイレン・フレデリックPilot ONE Racing with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1'38.358 0.428 0.066171.073
436エステバン・マッソンPONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'38.375 0.445 0.017171.043
537古谷 悠河Deloitte. HTP TOM'S SFL
TOM'S
1'38.377 0.447 0.002171.040
638小林 利徠斗モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL
TOM'S
1'38.496 0.566 0.119170.833
73三井 優介DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'39.152 1.222 0.656169.703
81卜部 和久B-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'39.156 1.226 0.004169.696
951ザック・デビッドB-MAX RACING 324
B-MAX RACING TEAM
1'39.436 1.506 0.280169.218
1060伊東 黎明LMcorsa OTG 320
LM corsa
1'39.580 1.650 0.144168.974
112岩澤 優吾DELiGHTWORKS
DELiGHTWORKS RACING
1'39.612 1.682 0.032168.919
124M1今田 信宏JMS RACING TEAM
JMS RACING TEAM
1'41.215 3.285 1.603166.244
138M2清水 康弘GNSY RACING 324
GNSY RACING
1'41.465 3.535 0.250165.835
1430M3DRAGONTEAM DRAGON 324
B-MAX RACING TEAM
1'42.265 4.335 0.800164.537
  • 本日悪天候のため、昨日最終5回目占有走行が予選結果となっています。
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SUPER FORMULA

第5戦オートポリス 濃霧と風雨のため本日の予選はキャンセル

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦の予選は、5月17日に大分県・オートポリスで行われる予定だったが、早朝から深い霧と激しい風雨に見舞われ、予選はキャンセルとなった。

 代わって、本日は午後2時30分から1時間、明日決勝日は午前9時40分から30分間のフリー走行が行われるスケジュールに変更された。明日のフリー走行が実質予選になるものと思われる。

Text & Photo: Shigeru KITAMICHI
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F110 CUP

第2戦SUGOレース4決勝ドライバーコメント 優勝・中井陽斗「ミラーも見ず前だけ見て走った」

優勝 中井陽斗(HELM GSTR F110)

優勝した中井陽斗(HELM MOTORSPORTS)

 「前のレースのスタートがいまいちだったので、しっかりイメージして、スタートしかチャンスないと思っていたので、そこでしっかり前に出られてよかったです。前に出てからは少しずつ離れたり、近づいたりを繰り返してレースが続いていたので、気持ちを落ち着かせて、後ろはあまり振り返らないで、ミラーも見ずに、前だけ見て走りました」

2位 酒井翔太(ファーストガレージF110)

決勝2位の酒井翔太(FIRST GARAGE)

 「F110はスタートで毎回(順位が)落ちちゃっていて。自分のミスもあるのですが、クラッチの使い方、特に半クラッチのポイントもよくわからなくて、それで毎回順位を落としちゃっているな、という気がします。決勝のペースはそれほど悪くないと思うのですが、抜けるくらいのペースはなかったので、次のレースに向けてスタートを改善できればなと思います」

3位 落合蓮音(HOJUST & EAGLE)

決勝3位の落合蓮音(イーグルスポーツ)

 「4番スタートで一つグリッド空いていたので、それで最低限の結果は出せたという感じです。(今年は調子がいい?)去年に比べたら、悩んでいた時期もあったりしていたので、それがこうして余裕もって表彰台に上れるようになったのはチームのおかげ、いろんな方のおかげがあるので、感謝しつつ、次戦につないでいきたいと思います。FIA-F4の方はまだ満足した結果が出ていないので、F110の経験を活かして、もっと上を目指していきます」

4位 豊島里空斗(Dr.Dry Racing F110)

決勝4位の豊島里空斗(T's TECHNO RF)

 「表彰台が遠くて抜けなかったです。第3戦よりクルマ(速度)が伸びなかったです。さっきまでだったら最終コーナーで追いついて、第1コーナーで差せていたのができなくて、何回か抜かせそうなチャンスはあったのですが、ブレーキが負けていたので、そこが抜けなかったのが反省です」

5位 加納康雅(AKILAND F110)

決勝5位の加納康雅(AKIRAND RACING)

 「ひたすら単独でずっと走っている、みたいな感じでしたね。前のペースがなかなか速くて、思うように(順位を)上げられなくて。後ろからは酒井(涼)君来ていたのですが、ミラーに見えだした時はすごい追いついてきているなと感じたのですが、そこから意外と等間隔で(追いついて)こられないようでした」

6位 酒井涼(KF MOTORSPORT F110)

決勝6位の酒井涼(seven x seven Racing)

 「大川選手をオーバーテイクした時まではいい感じで、ペースも前に比べたらだいぶよくなったのですが。SC明けのリスタートがオーバーテイクにつながらなかったですね」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
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F110 CUP

第2戦SUGOレース4決勝 セカンドロウからロケットスタートの中井陽斗が酒井翔太を振り切り初優勝

優勝は中井陽斗(HELM GSTR F110)

 「GSTR GRAND PRIX F110 CUP」のRound2第4戦が5月11日(日)にスポーツランドSUGOで開催され、予選3番手からホールショットを奪った中井陽斗(HELM GSTR F110)がトップチェッカー、シリーズ初優勝を飾った。

 12周または25分で行われる決勝は午後1時25分コースイン開始。午前中の第3戦でクラッシュした菊池貴博(きくちおやこF110)と鈴木悠太(ZAP SPEED F110)について菊池はエントリー取り消しの模様で5番グリッドは後続が前に詰めて、一方鈴木は決勝不出場という扱いで2番グリッドは空白という状態でスタートを迎えた。また予選通過タイムをオーバーしたYUGO(S2R Racing)は請願によりピットスタートとなった。

 午前中の第3戦に引き続きスポーツランドSUGOは晴れ間が広がっているが、風が冷たく吹き抜け最終コーナー側から雨雲のようなものが近づいている。気温21度、路面温度42度のドライコンディションだ。午後1時40分、ポールシッターの酒井翔太(ファーストガレージF110)を先頭にフォーメーションラップ開始。グリッドに戻るとレーススタート。

 スタートがよかったのが3番グリッドから発進の中井陽斗(HELM GSTR F110)で、空席の2番グリッドめがけてスタートを決めると一気に酒井翔太をかわしてトップで第1コーナーにインから飛び込む。4番手スタートの落合蓮音(HOJUST & EAGLE)も中井に続けと酒井翔太のインを差すが、これは酒井翔太が抑え込む。さらに5番手スタートの豊島里空斗(Dr.Dry Racing F110)もアウトから落合に被せていくが、これは落合が3位の座を守る。後方では7番手スタートの大川烈弥(群馬トヨペットチームRiNoA)が前を行く加納康雅(AKILAND F110)を第4コーナー入り口で攻略して5位に上がるが、S字に続くハイポイントコーナーで加納が差し返すとレインボーコーナーで前に出て5位を奪回する。

 オープニングラップを終えてトップ中井と2位酒井翔太の差は0.511秒、そこから0.290秒差で落合、0.137秒差で豊島と2~4位は接近戦だ。5位加納は1.268秒差、6位大川は1.510秒差とややバラけ、大川は7位の酒井涼(KF MOTORSPORT F110)に0.538秒差と迫られている。2周目、3周目と中井と酒井翔太のギャップは0.5秒台でつかず離れず。3位落合もそこから0.5秒の間合いをキープしているが、4位豊島が0.3秒差でプレッシャーをかけ続けている。加納を挟んで大川と酒井涼のバトルは4周目に酒井涼がオーバーテイク、6位に上がる。

 4周目、5周目と中井は第1、第2セクターで全体ベストを出して酒井翔太とのギャップを0.836秒まで拡大。このタイミングで7位を走行していた大川がSPアウトコーナーでイン側にまっすぐ飛び出してクラッシュ。バリアに刺さってしまう。大川によるとその手前で縁石に乗ってしまいコントロールを失ったとのこと。幸い大川自身にケガはなかったが、これでSCが投入される。

 SCランは6周目から10周目まで続き、11周目から残り2周でリスタート。中井はSPアウトコーナーから加速を開始。酒井翔太はこれにうまく追随してコントロールライン上では0.409秒の差、3位落合0.259秒差、4位豊島0.330秒差、5位加納0.361秒差、6位酒井涼0.525秒差と連なってレース再開。前車のスキを突こうとすると後続が差しに来るという一瞬も気を抜けない状況をはらみながら隊列は進んでいく。その中で速いのが豊島で。第2、第4セクターで全体ベストを刻みながら落合に迫るが、コース全体でみると落合が0.077秒速く、ギャップは0.407秒に拡大してコントロールラインを通過。

 トップ中井と2位酒井翔太は0.299秒差でファイナルラップに突入。酒井翔太は中井に激しく詰め寄るが後方の落合も0.283秒の差でプレッシャーをかけ続けている状況で、3台はもつれあうようにコースを周回するが、決定的なチャンスは訪れないままメインストレートに戻ってきてチェッカードフラッグの下を通過。中井が優勝を勝ち取った。2位酒井翔太、3位落合。以下4位豊島、5位加納、6位酒井涼というトップ6となった。

 マシンをパルクフェルメに停めた中井に向けてHELM MOTORSPORTSの平木代表が駆け寄り16歳の初優勝を祝う。2位酒井翔太17歳、3位落合16歳。F110CUPの主宰者が望んだとおり、ティーンエイジャーたちによる表彰台となった。

 F110CUP Round3は 7月26~27日にモビリティリゾートもてぎで開催される。アンファン・テリブルによる席巻が続くか注目だ。

決勝2位は酒井翔太(ファーストガレージF110)

決勝3位は落合蓮音(HOJUST & EAGLE)

決勝4位は豊島里空斗(Dr. Dry Racing F110)

決勝5位は加納康雅(AKILAND F110)

決勝6位は酒井涼(KF MOTORSPORT F110)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
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F110 CUP

第2戦SUGOレース4決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2025/05/16) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
162中井 陽斗HELM GSTR F110
HELM MOTORSPORTS
1221'14.246--
222酒井 翔太ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
1221'14.515 0.269 0.269
321落合 蓮音HOJUST & EAGLE
イーグルスポーツ
1221'14.733 0.487 0.218
427豊島 里空斗Dr. Dry Racing F110
T's TECHNO RF
1221'14.978 0.732 0.245
512加納 康雅AKILAND F110
AKIRAND RACING
1221'16.106 1.860 1.128
677酒井 涼KF MOTORSPORT F110
seven x seven Racing
1221'16.819 2.573 0.713
745上野 晴紀TEJ-project
TRANSIT ENGINEERING JAPAN
1221'17.747 3.501 0.928
897アイレ・ハルンBJ Racing Pod Cafe
Bionic Jack Racing
1221'18.489 4.243 0.742
978小野 陽平REVERSAL SPIRIT F110
YOHEI ONO
1221'19.904 5.658 1.415
1063一宮 總太朗HELM GSTR F110
HELM MOTORSPORTS
1221'20.778 6.532 0.874
1133黒沢 和真HRDP★ハンマーR/F110
ハンマーレーシング
1221'24.81210.566 4.034
1266ジェフリー・ラムLAM Motorsports
Geoffrey Lam
1221'25.06410.818 0.252
13*23YUGOS2R Racing
N-SPEED
1221'47.43633.19022.372
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-81大川 烈弥群馬トヨペットチームRiNoA
RETSUYA OKAWA
45'46.8948Laps8Laps
-58鈴木 悠太ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 21 落合蓮音(HOJUST & EAGLE) 1'22.975 (5/12) 155.606 km/h
  • CarNo. 23は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.6.c(ピット出口のホワイトラインカット)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
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F110 CUP

第2戦レース3決勝ドライバーコメント 優勝・落合蓮音「次は間違えないように気をつける」

優勝 落合蓮音(HOJUST & EAGLE)

優勝した落合蓮音(イーグルスポーツ)

 「スタートは別に『決まった』という感じではなかったですが、トップの選手がミスした感じだったので、そこは運もあって前に出られてよかったです。(赤旗の時にピットロード入らなかった件は?)あれは、まぁ(笑)。でもおかげで気負わずに行けました、次間違えないように、気をつけます。リスタートは2回ともうまくいって、そこはよかったです。後ろの酒井選手のペースのないことにも助けられて、豊島選手が速そうだったので、酒井選手の後ろで時間取ってる間に逃げ切れたのが勝因だと思います」

2位 豊島里空斗(Dr.Dry Racing F110)

決勝2位の豊島里空斗(T's TECHNO RF)

 「フォーメションラップの時からクルマの状態がよくて、最初からいけるクルマだったので、皆さんに感謝というところです。その後も後半タレるかなと思っていたのですがSCとか入って、タイヤもそこまで(温度が)下がらないように暖めて、後半に翔太選手抜けたのはよかったと思います。オーバーテイクの時はブロックしてくるのかなと思ったらあっさり行かせてくれたのでそこはよかったですが、1位に届かなかったのはちょっと残念です。次のレースいい順位からスタートなので狙っていきたいです」

3位 酒井翔太(ファーストガレージF110)

決勝3位の酒井翔太(FIRST GARAGE)

 「(スタートで)自分のミスが大きくでちゃったな、という感じがします。スタートで抜かれてしまって、その時に落合選手のタイヤとフロントウイングがちょっと当たって。バランスが崩れるほど当たった訳ではないですが、その後も昨日みたいに序盤からペース出すことができなかったです。次のレースもポールポジションからなので、そこはしっかい修正していければなと思います。(豊島とのバトルは?)普通に抜かれてしまいました、なんの抵抗もできなかったです」

4位 加納康雅(AKILAND F110)

決勝4位の加納康雅(AKIRAND RACING)

 「ペース的は悪くなくて、行けたのですが、やらかしちゃって。ノーズにダメージがありましたが、それより相手(鈴木)の方が出走できないくらい壊れちゃったので。判定(レーシングアクシデント)はそう出ましたけれど、僕ももうちょい避けておけばよかったかな、という思いもあります。もう1レースあるので、切り替えてがんばります」

5位 中井陽斗(HELM GSTR F110)

決勝5位の中井陽斗(HELM MOTORSPORTS)

 「前のクルマのクラッシュもあって順位があがったかなということで、自分はそんなにレースしていたという感じではなかったです。次のレースはもうちょっと前からスタートできるので、しっかり頑張りたいと思います」

6位 アイレ・ハルン(Aire Harun)(BJRacingPodCafe)

決勝6位のアイレ・ハルン(Bionic Jack Racing)

 「(スタートはよかった?)今まで練習は2回しかやってなくてデビューでしたが、なかなか完璧なスタートできましたので、それでいい成績が出ました。4コーナーでHELMの1台を抜いてから、後ろがついてこなかったので、それはよかった。これからもっと速く走れるように、みんなは1週間前から練習していて、僕だけ木曜日の午後からしか走れなかったのですが、結果が出てよかったです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
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F110 CUP

第2戦SUGOレース3決勝 ホールショットを奪った落合蓮音が2度のリスタートを決めて優勝

優勝は落合蓮音(HOJUST & EAGLE)

 「GSTR GRAND PRIX F110 CUP」の第2ラウンドがスポーツランドSUGOで開催され、まず第3戦が5月11日(日)午前に行われ、スタートでトップに立った落合蓮音(HOJUST & EAGLE)が優勝した。

 前日の予選とは打って変わって朝から晴天に恵まれたスポーツランドSUGO、午前10時10分のコースイン開始時点で気温20度、路面温度39度の好コンデションだが風速9メートルの風がメインストレートを吹き抜け、グランドスタンド後方の旗がはためいている。各車スリックタイヤでコースインを開始するが、予選15番手のジェフリー・ラム(LAM Motorsports)が予選時のホワイトラインカットにより、また予選通過タイムがクリアできなかったYUGO(S2R Racing)は請願により、それぞれピットスタートとなった。

 午前10時25分フォーメーションラップ開始。14台がグリッドに整列して12周もしくは25分のレースがスタート。

 蹴り出しがよかったのが2番グリッドから発進の落合で、ポールシッターの酒井がややもたつく間に並びかけると一気に前に出てホールショットを奪う。同じく出足がよかったのが4番手スタートの鈴木悠太(ZAP SPEED F110)で。3番手の菊池貴博(きくちおやこF110)の前に出る。第1コーナーへは落合~酒井~鈴木~菊池の順でターンイン。ハイポイントコーナーまでに落合は酒井に5メートル程度の差をつけてバックストレートへ。そしてSPアウトコーナーの出口からの立ち上がりで4位を走る菊池が姿勢を乱してスピン。アウト側のガードレールにクラッシュしてしまう。

 オープニングラップを終えてトップ落合は2位酒井を大きくリード、3位鈴木の後方には豊島里空斗(Dr.Dry Racing F110)が接近し、メインストレート後半で並びかけると第1コーナーへのブレーキングでインからオーバーテイク、3位にポジションを上げる。鈴木の後方は加納康雅(AKILAND F110)が中井陽斗(HELM GSTR F110)を仕留めて5位に上がっている、中井は6位。トップグループが第2セクターに差し掛かった頃に菊池のマシン移動のためにセーフティカー(SC)投入が宣言される。落合を先頭に隊列を組んでレース再開を待つことに。SCランは5周目まで続き6周目からレースは再開。

 先導する落合は最終コーナー手前から加速を開始、酒井を引き離すことに成功して0.609秒差でコントロールラインを通過する。酒井の後方、豊島の加速がややにぶく、0.131秒差で4位鈴木、0093秒差で5位加納と3台がテール・ツー・ノーズ状態でコントロールラインを通過、ここで鈴木と加納が同時に左サイドに進路を変えて豊島をオーバーテイクするような動きを見せるが接触があり、鈴木が姿勢を乱して左サイドのガードレールに激しくクラッシュ、跳ね返された車体は横転しながら第1コーナーアウト側グラベルで停止する。ただちに赤旗が提示されレースは中断。鈴木のマシンはかなりのダメージだが幸いなことにドライバーはすぐにマシンを降りて無事が確認される。

 落合を先頭にいったん各車ピットロードへ入ることになるが、落合だけは何故かコースにとどまりコントロールライン辺りでストップする。ブリーフィングで指示された赤旗時の手順を間違えたようで、オフィシャルの手でピットレーンまで戻される。落合にはレース後訓戒が下された。

 赤旗による中断は17分間で解除され、ピットレーンに戻された落合を先頭にSCによる先導でレースは7周目から再開される。この時点の順位は落合~酒井~豊島~加納~中井と続き6位にはレースデビューのアイレ ハルンが上がってきている。アイレは12番グリッドからスタートで一気に前を仕留めてポジションアップ。10位で第1コーナーへ飛び込むと第2コーナーで9位に浮上、菊池のクラッシュで8位まで順位を上げ、さらに2周目の赤旗前に大川烈弥(群馬トヨペットチームRiNoA)もオーバーテイクして7位までポジションを上げていた。

 SCは2周でコースを外れ9周目からバトル再開。落合はSPアウトコーナーから加速を始めて2番手以下を一気に引き離そうとするが今回は酒井もこれに追随。今回は0.408秒差で続く。3位豊島0.346秒差、4位加納0.188秒差とこちらも接近している。その後方ではアイレが中井のテールに張り付いてコントロールラインを通過、第1コーナーでアウトから仕掛けるそぶりを見せるが勢い余ってコースオフ、すぐに復帰するが中井を逃がしてしまい、第4コーナーでは逆に7位の一宮總太朗(HELM GSTR F110)からプレッシャーを受ける状況に。

 落合は酒井との間合いをじわじわと拡げて0.992秒差まで離して9周目を終了。一方で豊島が酒井に接近してサイド・バイ・サイドでメインストレートを通過、11周目の第1コーナーでオーバーテイクに成功し2位に上がる。このバトルの間に落合はリードを1.660秒まで拡げてファイナルラップへ。豊島~酒井~加納~中井が0.4~0.6秒とほぼ等間隔。接近しているのが6位アイレと7位一宮で0.275秒の差だがアイレがしっかりとブロックしている。

 12周を終えて落合がトップチェッカー、3月のもてぎでの第2戦に続いての連勝だ。2位豊島は最後に1分23秒356のファステストラップで追ったが届かず、3位酒井、4位加納、5位中井、6位アイレというトップ6となった。

 なお決勝結果については鈴木と加納の接触について抗議が出されて審議になっており、暫定結果となっている。

 F110CUP第4戦決勝は本日午後1時40分から行われる。勢いに乗る落合か、巻き返したい酒井か、それとも新たな優勝者が出るか、興味は尽きない。

決勝のスタートシーン

クラッシュする鈴木悠太(ZAP SPEED F110)

レースは途中セーフティーカーが導入された

決勝2位は豊島里空斗(Dr. Dry Racing F110)

決勝3位は酒井翔太(ファーストガレージF110)

決勝4位は加納康雅(AKILAND F110)

決勝5位は中井陽斗(HELM GSTR F110)

決勝6位はアイル・ハルン(BJ Racing Pod Cafe)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
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F110 CUP

第2戦SUGOレース3決勝結果【暫定】

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2025/05/11) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoDriverCar
Team
LapTimeBehindGap
121落合 蓮音HOJUST & EAGLE
イーグルスポーツ
1238'33.957--
227豊島 里空斗Dr. Dry Racing F110
T's TECHNO RF
1238'35.496 1.539 1.539
322酒井 翔太ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
1238'36.432 2.475 0.936
412加納 康雅AKILAND F110
AKIRAND RACING
1238'36.708 2.751 0.276
562中井 陽斗HELM GSTR F110
HELM MOTORSPORTS
1238'37.473 3.516 0.765
697アイレ・ハルンBJ Racing Pod Cafe
Bionic Jack Racing
1238'41.953 7.996 4.480
745上野 晴紀TEJ-project
TRANSIT ENGINEERING JAPAN
1238'42.998 9.041 1.045
863一宮 總太朗HELM GSTR F110
HELM MOTORSPORTS
1238'43.586 9.629 0.588
977酒井 涼KF MOTORSPORT F110
seven x seven Racing
1238'43.831 9.874 0.245
1033黒沢 和真HRDP★ハンマーR/F110
ハンマーレーシング
1238'44.62110.664 0.790
1178小野 陽平REVERSAL SPIRIT F110
YOHEI ONO
1238'45.57511.618 0.954
1281大川 烈弥群馬トヨペットチームRiNoA
RETSUYA OKAWA
1238'47.27113.314 1.696
1366ジェフリー・ラムLAM Motorsports
Geoffrey Lam
1238'51.52517.568 4.254
1423YUGOS2R Racing
N-SPEED
1239'16.41842.46124.893
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-58鈴木 悠太ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
511'07.6247Laps7Laps
-36菊池 貴博きくちおやこF110
KIKUCHIOYAKO
0-12Laps5Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 豊島里空斗(Dr. Dry Racing F110) 1'23.356 (12/12) 154.895 km/h
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F110 CUP

第2戦SUGO公式予選ドライバーコメント レース3予選2位、レース4予選4位・落合蓮音「最後に一発タイムが出た」

レース3、レース4ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージF110)

レース3、レース4ポールポジションの酒井翔太(FIRST GARAGE)

 「序盤から滅茶苦茶いいフィーリングだったので、このレースウィークにしっかりクルマをつくり上げられたのが大きいのかなと思います。明日は2戦ともポールポジションなので、しっかり2レースとも勝てるように。(FIA-F4とF110の違いは?)全然違いますね、HALOがついている重さもそうですし、パワー感も結構違うので。根本的な走り方は似ていますが、僕はFIA-F4の方が苦手ですね。でもちょっとずつは良くなってきているので、FIA-F4の方でも結果が出せるようにがんばります」

レース3予選2位、レース4予選4位 落合蓮音(HOJUST & EAGLE)

レース3予選2位、レース4予選4位の落合蓮音(イーグルスポーツ)

 「タイヤを一度クールダウンさせるやり方を考えていたので、それと赤旗のタイミングがちょうど合った感じで、最後に一発タイムが出ました。(FIA-F4とF110の違いは?)新型(FIA-F4)の方が2年目ということでクルマのデータがまだ少ないし、ドライバーの経験も少ないので、その点難しいところもあります。F110より走りやすい部分もありますが、こっち(F110)の方がデータもありますし、セットはこれ、というがだいたい決まっているので、ドライビングに集中できるというところはいいところですね」

 

レース3予選3位、レース4予選5位 菊池貴博(きくちおやこF110)

レース3予選3位、レース4予選5位の菊池貴博(KIKUCHIOYAKO)

 「最初はちょっとタイムがあまり伸びなくて、赤旗出てしまって、それでちょっと焦る気持ちもあったのですけれど、そこから落ち着いて行こうと。ちょっとミスもあったのですが、3番手のタイムを出すことができたので、自分としてはすごい満足している予選になりました。調子は完璧なコンディションではなかったのですが、それでも状態のいいクルマに仕上げてくれたので、メカニックたちに感謝を言いたいですね。明日は3番手なので、表彰台でゴールしたいという気持ちが大きいです」

レース3予選4位、レース4予選2位 鈴木悠太(ZAP SPEED F110)

レース3予選4位、レース4予選2位の鈴木悠太(ZAP SPEED)

 「調子はあまりよくないのですが、コーナリングはいいのですが、ストレートスピードが全然伸びなくて、ちょっと悔しいですね。そこは明日に向けての改善項目です。(SUGO独特の難しさみたいなものは?)路面が変わってから初めてだったので、フィーリングが全然違っていて、そこはちょっと難しくなったな、と思います」

レース3予選5位、レース4予選6位 豊島里空斗(Dr.Dry Racing F110)

レース3予選5位、レース4予選6位の豊島里空斗(T's TECHNO RF)

 「思うようにクリアラップが取れなくて、最後にやっと取れたので。ちょっと前に詰まってしまった部分がありました。もうちょっとクリアラップを増やしたかったです。最後はいい感じでいけたので、ちょっとミスしたところもあって、そこは要改善です」

レース3予選6位、レース4予選3位 中井陽斗(HELM GSTR F110)

レース3予選6位、レース4予選3位の中井陽斗(HELM MOTORSPORTS)

 「練習はすごく調子よくて、いい流れで来ていたのですが、予選でちょっと崩れちゃったという感じです。チームの皆さんのクルマはいい感じに仕上がっていたので、自分がそこに合わせきれなかったというのが正直なところです。雨も降ってそこの感覚の違いとか、まだまだ自分の力不足です。決勝ではクルマはいい感じに仕上がっているので、後は自分がしっかり考えて、集中して合わせ込むだけですね」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
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F110 CUP

第2戦SUGOレース3、4公式予選 酒井翔太にスキなし、2レースともにポールポジションを獲得

レース3、4ともポールポジションの酒井翔太(ファーストガレージF110)

 今年から「GSTR GRAND PRIX F110 CUP」と銘打ち本格的なシリーズがスタートした「F110 CUP」の第2戦がスポーツランドSUGOで開催され、5月10日(土)にレース3、4の予選が行われ、酒井翔太(ファーストガレージF110)が2レースともにポールポジションを獲得した。

 1大会2レースで行われる本シリーズ、今回予選は1回で行われ、それぞれのベストタイムでレース3のグリッドを決め、セカンドベストタイムでレース4のグリッドが決定される。エントリーは16台。第1ラウンドに出場した中から3名が減り、入れ替わりでカートレース出身のアイレ ハルン(Aire Harun)(BJRacingPodCafe)が出場する。

 午後2時30分、20分間の予選が開始。朝には雨が降っていたスポーツランドSUGOだが昼前には雨もやみ、他のカテゴリーのレースがあったおかげで路面はほぼドライコンデション、気温19度、路面温度28度だ。大川烈弥(群馬トヨペットチームRiNoA)を先頭に16台がスリックタイヤでコースインした。

 各車ウオームアップを終えて残り時間15分30秒。酒井が1分23秒684でリーダーに。2番手に第2戦優勝の落合蓮音(HOJUST & EAGLE)が23秒883で続く。以下豊島里空斗(Dr.Dry Racing F110)、鈴木悠太(ZAP SPEED F110)、酒井涼(KF MOTORSPORT F110)、上野晴記(TEJ-project)というトップ6。

 残り14分、鈴木が1分23秒531でトップに立つも直後にコントロールラインを通過した落合が23秒285を出して逆転。菊池貴博(きくちおやこF110)が23秒945で5番手に上がる。さらに残り12分40秒、中井陽斗(HELM GSTR F110)が23秒493で4番手、酒井が22秒884でトップ、鈴木23秒193で2番手、豊島23秒222で3番手とそれぞれポジションアップし落合4番手。中井を挟んで6番手には23秒845で第1戦優勝の加納康雅(AKILAND F110)がポジションアップするが、菊池がただちに23秒592でその座を奪い返す。

 残り時間11分、酒井は1分22秒849とトップタイムを短縮、セカンドベストが22秒884と共にトップだ。2番手に落合が22秒877でつけるがセカンドベストは4番手。残り10分を切って予選は後半戦。酒井はさらにタイムを詰めて第1から第4まですべてのセクターでベストタイムを更新すると1分22秒537。22秒905で2番手の落合に0.340秒の差をつける。最高速も212.181km/hと他のマシンより時速3~4キロ速い。セカンドベストも22秒849でトップ。残り8分40秒、中井が1分22秒822と落合を上回り2番手へ浮上。落合に続く4番手に鈴木が22秒982でつけて、セカンドベストでは2番手だ。

 ここでHELMのもう1台、一宮總太朗(HELM GSTR F110)が第2コーナーでスピンからコースアウト、ストップしてしまう。これで赤旗となり予選は中断。この時点での上位は 酒井~中井~落合~鈴木~豊島~菊池という並びに。

 酒井は赤旗直前の走行でも第1~第3セクターでベストタイムを出しており、第4セクター次第では1分21秒台が見えていただけに惜しまれる。

 一宮の車両が撤去され、午後2時49分、予選は残り時間7分35秒から再開。各車再度タイヤのウォームアップを行い仕切り直しだ。 残り3分15秒、鈴木が1分22秒827で3番手へアップ、酒井とは0.285秒の差だ。さらに残り1分50秒、加納が1分23秒032で6番手へあがり、鈴木が22秒710を出して2番手へ。

 残り時間30秒、酒井は最後のタイムアタックに突入、第1、第2、第3セクタートと区間ベストを更新して1分22秒241までトップタイムを更新、鈴木2番手、豊島3番手、中井4番手、加納5番手落合6番手。そして残り20秒で菊池が22秒698で2番手へ上がるが、残り10秒、落合が22秒472で菊池を上回り2番手となったところで20分間が経過しチェッカードフラッグ。酒井のレース3、4のポールポジションが確定した。

 第3戦/第4戦のスターティンググリッドは

  • 酒井 ポール(1分22秒241)/ポール(1分22秒468)
  • 落合 2番手(1分22秒472)/4番手(1分22秒877)
  • 菊池 3番手(1分22秒698)/5番手(1分22秒919)
  • 鈴木 4番手(1分22秒710)/2番手(1分22秒721)
  • 豊島 5番手(1分22秒776)/6番手(1分23秒013)
  • 中井 6番手(1分22秒822)/3番手(1分22秒822)

 というトップ6となった。中井はベストタイムとセカンドベストが同タイムだった。

 F110CUPレース3決勝は明日5月11日(日)の午前10時25分から、レース4決勝は午後1時40分から、それぞれ12周もしくは25分間で行われる。

レース3予選2位、レース4予選4位の落合蓮音(HOJUST & EAGLE)

レース3予選3位、レース4予選5位の菊池貴博(きくちおやこF110)

レース3予選4位、レース4予選2位の鈴木悠太(ZAP SPEED F110)

レース3予選5位、レース4予選6位の豊島里空斗(Dr. Dry Racing F110)

レース3予選6位、レース4予選3位の中井陽斗(HELM GSTR F110)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
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F110 CUP

第2戦SUGOレース4公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2025/05/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
122酒井 翔太ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
1'22.468--156.563
258鈴木 悠太ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1'22.721 0.253 0.253156.084
362中井 陽斗HELM GSTR F110
HELM MOTORSPORTS
1'22.822 0.354 0.101155.893
421落合 蓮音HOJUST & EAGLE
イーグルスポーツ
1'22.877 0.409 0.055155.790
536菊池 貴博きくちおやこF110
KIKUCHIOYAKO
1'22.919 0.451 0.042155.711
627豊島 里空斗Dr. Dry Racing F110
T's TECHNO RF
1'23.013 0.545 0.094155.535
712加納 康雅AKILAND F110
AKIRAND RACING
1'23.032 0.564 0.019155.499
881大川 烈弥群馬トヨペットチームRiNoA
RETSUYA OKAWA
1'23.394 0.926 0.362154.824
945上野 晴紀TEJ-project
TRANSIT ENGINEERING JAPAN
1'23.456 0.988 0.062154.709
1077酒井 涼KF MOTORSPORT F110
seven x seven Racing
1'23.521 1.053 0.065154.589
1197アイレ・ハルンBJ Racing Pod Cafe
Bionic Jack Racing
1'23.673 1.205 0.152154.308
1278小野 陽平REVERSAL SPIRIT F110
YOHEI ONO
1'23.836 1.368 0.163154.008
1363一宮 總太朗HELM GSTR F110
HELM MOTORSPORTS
1'23.960 1.492 0.124153.780
1433黒沢 和真HRDP★ハンマーR/F110
ハンマーレーシング
1'24.043 1.575 0.083153.628
1566ジェフリー・ラムLAM Motorsports
Geoffrey Lam
1'25.441 2.973 1.398151.115
---- 以上基準タイム(110% - 1'30.937.)予選通過 ----
-*23YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'32.069 9.601 6.628140.236
  • CarNo. 23は、SUGO-SpR 47.3(ピットアウト合流時の走行妨害)、嘆願書が受理された場合、Race4をピットスタートとする。
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F110 CUP

第2戦SUGOレース3公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2025/05/15) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2025 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 3 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosDriverCar
Team
TimeBehindGapkm/h
122酒井 翔太ファーストガレージF110
FIRST GARAGE
R1'22.241--156.995
221落合 蓮音HOJUST & EAGLE
イーグルスポーツ
1'22.472 0.231 0.231156.555
336菊池 貴博きくちおやこF110
KIKUCHIOYAKO
1'22.698 0.457 0.226156.127
458鈴木 悠太ZAP SPEED F110
ZAP SPEED
1'22.710 0.469 0.012156.104
527豊島 里空斗Dr. Dry Racing F110
T's TECHNO RF
1'22.776 0.535 0.066155.980
662中井 陽斗HELM GSTR F110
HELM MOTORSPORTS
1'22.822 0.581 0.046155.893
712加納 康雅AKILAND F110
AKIRAND RACING
1'22.829 0.588 0.007155.880
881大川 烈弥群馬トヨペットチームRiNoA
RETSUYA OKAWA
1'23.357 1.116 0.528154.893
963一宮 總太朗HELM GSTR F110
HELM MOTORSPORTS
1'23.361 1.120 0.004154.885
1045上野 晴紀TEJ-project
TRANSIT ENGINEERING JAPAN
1'23.438 1.197 0.077154.742
1177酒井 涼KF MOTORSPORT F110
seven x seven Racing
1'23.457 1.216 0.019154.707
1297アイレ・ハルンBJ Racing Pod Cafe
Bionic Jack Racing
1'23.659 1.418 0.202154.334
1378小野 陽平REVERSAL SPIRIT F110
YOHEI ONO
1'23.675 1.434 0.016154.304
1433黒沢 和真HRDP★ハンマーR/F110
ハンマーレーシング
1'23.862 1.621 0.187153.960
15*66ジェフリー・ラムLAM Motorsports
Geoffrey Lam
1'25.389 3.148 1.527151.207
---- 以上基準タイム(110% - 1'30.717)予選通過 ----
-*23YUGOS2R Racing
N-SPEED
1'31.400 9.159 6.011141.263
  • 'R'マークは新たなコースレコードとなった。
  • CarNo. 23は、SUGO-SpR 47.3(ピットアウト合流時の走行妨害)、嘆願書が受理された場合、Race3をピットスタートとする。
  • CarNo. 66は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.6.c(ピット出口のホワイトラインカット)により、Race3をピットスタートとする。
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦SUGO決勝ドライバーコメント 3位・石井大雅「まだ上位との差がある」

優勝 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

優勝した酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

 「チームメイトのブンスーム選手が単独スピンで自分がトップという形になってしまったのですが、運はよかったのかなという気はします。ただ前に出たら抜かれることはないという自信はあったし吉田選手も後ろにいたので、気を緩めることなく最後までプッシュできたと思います」

2位 吉田馨(TAKE First kks-2)

決勝2位の吉田馨(TAKE first kks-2)

 「もっとペースが上げられるかと思っていたのですが厳しい感じでした。酒井選手のペースが終始上回っていたので、こちらも限界まで攻めていたのですが、自分の精度が悪くてけっこうミスもあったので、次はもっと精度を上げたドライビングをしていけたらなと思います」

3位 石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

決勝3位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

 「ミスがあったりや接触もあったので、それがなければペースもよかったのですが。接触(2周目に松原選手と)がなければと思うと悔しいですね。あれで2位の吉田選手との間がひらいてしまいました。久しぶりの表彰台ですが、まだ上位との差がありますし、優勝と最終目標であるチャンピオンに向けてがんばります」

4位 五十嵐文太郎(Drago CORSE)

決勝4位の五十嵐文太郎(Drago CORSE)

 「ペースがずっとなかったので、防戦一方でした。抑えきることはできましたがペースがなくて、本当なら表彰台狙える位置に最初はいたのですが(後続を)抑えることしかできなかったです」

5位 KODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)

決勝5位のKODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)

 「自分が唯一(五十嵐に)勝っているのが最終コーナーしかなくて。他のコーナーだと互角かちょっと離される状況で、(オーバーテイクに)行けるコーナーが第1コーナーしかなくて、そこはしっかりブロックされていて、外から頑張ろうと思いましたが、それもうまくいかずで、5位で終わってしまいました。調子はよかったのですが、せっかく追い詰めたのに結局抜くことができなかったのが悔しいですね」

6位 中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

決勝6位の中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

 「もったいなかったですね。自分のイメージ通りに(コーナーに)入っていったら意外とリヤが喰わなくて、そのままスピンしたって感じです。スピンしちゃったときは気持ちが沈んでしまいましたが、あきらめずに頑張って走って、なんとか6位に入賞できたので、そこは自分の速さを生かすことができたと思っています。この経験を活かして次こそは優勝をめざします」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦SUGO決勝 ポールシッター中村ブンスームが痛恨のスピン、トップに立った酒井翔太がS-FJ 5連勝

優勝は酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

 2025年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ第2戦決勝が5月11日(日)にスポーツランドSUGOで開催され、フロントロウからスタートの酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)がオープニングラップで先行する中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)のスピンに乗じてトップに立つと、2位以下を引き離して12周を走り切って優勝した。

 SUGO Champion Cup第2戦として行われる本大会ではS-FJの他フォーミュラBeat第4戦、F110 CUP第3戦/第4戦と4つのフォーミュラカーレースが2日間にわたって行われる。S-FJはワンディレースということで、午前8時45分からの予選に続いて12時30分から決勝のスタート進行が開始。ちなみに酒井はこの4レース全てに出場というハードスケジュールで、土曜日のF-Beで優勝、本日午前10時10分からのF110が3位、続いてS-FJが3レース目となる。

 12時45分フォーメーションラップ開始。時折陽が陰る時間があり気温は予選の時と変わらず20度だが、路面温度は39度まで上昇。依然として風が強く吹いておりメインストレートでは追い風、バックストレートでは向かい風となっている。13台がグリッドに整列してレーススタート。

 ポールシッターの中村を先頭に加速する中で蹴り出しがよかったのは3番手スタートの松原将也(ZAPMARUTOKU10VED)で、中村の背後につけて2番手スタートの酒井と並走する。酒井の加速もよく、第1コーナーに向けて中村のインサイドにノーズをねじ込むが、ここは中村がトップを守ってターンイン、酒井、松原の順に。後方で出足がよかったのが5番手スタートの吉田馨(TAKE First kks-2)で第3コーナーまでに4番手スタートの三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)をかわして4位にポジションアップ。さらに6番手石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)も三ツ井を仕留めて5位に。

 スタート直後はトップの座を守った中村だが、第4コーナーへの進入で姿勢を乱してスピン、最下位まで順位を落として再スタートする。その後方でも三ツ井が石井に接触、両車が失速する間に8番手スタートの五十嵐文太郎(Drago CORSE)が4位に順位を上げる。これで酒井~松原~吉田~五十嵐~石井~小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)という並びでバックストレートを通過、馬の背コーナーへのブレーキングで石井が五十嵐をアウトからオーバーテイク。4位へ浮上する。さらに最終コーナーで松原のラインがワイドになったのを見逃さず、吉田がインサイドから立ち上がりの加速で前に出て2位を奪い取る。1周目を終えてトップ酒井は2位吉田に1.233秒の差、3位松原は吉田と並走して0.096秒差で2周目に入ると吉田のスキをうかがうが、第4をコーナーでラインがアウトにおおきくはらみ逆にポジションを落としてしまう。これで石井3位、五十嵐4位、さらに小野を仕留めたKODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)が5位に上がる。

 トップ酒井は毎ラップ最速タイムを更新して2周目1.433秒、3周目1.635秒、4周目2.166秒と着実にリードを拡げていくが、5周目だけは吉田が1分28秒255と最速タイムで酒井とのギャップを1.930秒に削り取るが、これで再び酒井がペースアップ、6周目に2.274秒差に戻す。後方では五十嵐とYOSHIDAの4番手争いが激しくなり、4周目に1秒以上あった差が5周目0.315秒差、6周目には0.064秒差と並走でコントロールラインを通過、第1コーナーではYOSHIDAが五十嵐に仕掛けるが、ここは五十嵐が守る。その後もYOSHIDAが五十嵐にプレッシャーをかけ続け、サイド・バイ・サイドでメインストレートを駆け上がってくるが、五十嵐のノーズが僅かに前の0.008秒差で7周目を終え、8周目の第1コーナーで再び攻防を繰り広げるがイン側の五十嵐が抑える。

 そしてオープニングラップのスピンで最下位に落ちた中村が次々とポジションを取り戻し、6周目に小林留魁(アルビ新潟第一ホテルGIAED)~小野~三ツ井の3台が連なる6位グループの背後につけると7周目に三ツ井、小野のTeam RiNoA勢を仕留めて7位、さらに前を行く小林に0.323秒差まで詰め寄ると8周目にオーバーテイク、6位まで上がってくる。

 酒井のペースはその後も衰えず、7周目、8周目と最速タイムを刻み9周目には本日のファステストラップ、1分27秒712のコースレコードを叩き出し2位との差を3秒まで拡大すると僅かにペースダウン。それでも吉田との差を僅かずつ拡げて残るラップを走り切り4.226秒の差でトップチェッカー、土日4レースのうち3レ-スを終えて2勝、各地のスーパーFJシリーズにまたがる5連勝を飾った、2位吉田、3位石井と続き五十嵐とYOSHIDAのドッグファイトはファイナルラップまで続いたが、五十嵐が0.170秒差でしのぎ切って4位、YOSHIDA5位、そしてオープニングラップのスピンから挽回した中村が6位となった。1台のみ出場のジェントルマンクラスは畠山退三(Hobbybace & zap-ED)が総合10位でフィニッシュした。

 次回のもてぎ・菅生シリーズは7月19〜20日にSUGOでWヘッダー開催となる。

決勝がスタートした

決勝2位は吉田馨(TAKE first kks-2)

決勝3位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

決勝4位は五十嵐文太郎(Drago CORSE)

決勝5位はKODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)

決勝6位は中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

決勝10位、ジェントルマンクラス優勝は畠山泰三(Hobbybase&zap-ED)

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2025/05/11) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
122酒井 翔太ファーストガレージ制動屋
MYST KK-S2
1217'48.934--
26吉田 馨TAKE first kks-2
MYST KK-S2
1217'53.160 4.226 4.226
353石井 大雅ファーストガレージ制動屋SII
MYST KK-S2
1217'55.141 6.207 1.981
443五十嵐 文太郎Drago CORSE
MYST KK-S2
1218'04.77315.839 9.632
53KODAI YOSHIDAT's TECHNO RF KKS II
MYST KK-S2
1218'04.94316.009 0.170
657中村 ブンスームファーストガレージKKSII
MYST KK-S2
1218'05.45716.523 0.514
782三ツ井 光輝群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1218'08.06319.129 2.606
814松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1218'09.71720.783 1.654
936小林 留魁アルビ新潟第一ホテルGIA ED
TOKYO R&D RD10V
1218'11.16022.226 1.443
1038G1畠山 泰三Hobbybase&zap-ED
MYST KK-S2
1218'23.62534.69112.465
1115松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1218'25.85236.918 2.227
1233磐上 隼斗アルビレックス・富士吟景with GIA
MYST KK-S2
1218'55.9031'06.96930.051
---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ----
-81小野 大地群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
812'16.8104Laps4Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 22 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋) 1'27.712 (9/12) 147.202 km/h
  • CarNo. 22は、従来のコースレコード(1'27.867)を更新した。
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦SUGO予選ドライバーコメント ポールポジション・中村ブンスーム「酒井選手は手ごわいので負けないように」

ポールポジション 中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)1分28秒043

ポールポジションを獲得した中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

 「昨日の練習走行からいろんなセットを試してみて、タイヤも新品入れて、セッティングはこれで決まり、という感じでした。今日の予選も、満足いくラップではなかったですが調子いい状態にクルマも自分も持ってこられたのでよかったです。これもチームの皆さんがクルマを作ってくれたおかげなので、皆さんの期待にそって優勝できるように、酒井選手は手ごわいので負けないようにがんばります」

2位 酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)1分28秒181(+0.138秒)

予選2位の酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

 「チームメイトにやられてしまいましたが、チーム全体が速くなっているので、それはいいことかなと思います。週末通して中村選手は速かったのですが、決勝ではフロントロウに並べたので、序盤からのペースは僕の方があると思うので、そこはバトル負けしないように、勝ちに行こうと思います」

3位 松原将也(ZAPMARUTOKU10VED)1分28秒206(+0.163秒)

予選3位の松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

 「昨日、一昨日と比べて風が吹いていて路面にゴミがたまっていてすごくスリッピーでした。赤旗でピットに戻ってきたときにリヤを滑らないようにセッティングしたのですが、ベストラップが出た周も滑ってしまいました。電光掲示板でポジションが見えるので3番なのはわかっていましたが、トップとコンマ2秒差以内とは思っていなくて、もっと差があると思っていました。決勝は路面がどうなっていくか分からないですが、練習から調子はよくて優勝も狙えると思いますので、もてぎ(酒井選手に敗れて2位)の雪辱を果たしたいと思います」

4位 三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)1分28秒305(+0.262秒)

予選4位の三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

 「すごい調子いいですね。赤旗の後ちょっと自分のミスが目立ってしまって、そこでタイムを更新することができなかったのですが、そのミスがなければポールポジションも狙えていたぐらい調子はいいです。決勝に向けてはマシンのバランスもいいので、あと3台抜いて優勝目指してがんばります」

5位 吉田馨(TAKE First kks-2)1分28秒307(+0.264秒)

予選5位の吉田馨(TAKE first kks-2)

 「トップを超えるペースで走っている時に、メインスイッチが切れてエンジンが止まってしまったということがあって。自分が引き起こしたトラブルですが、それで一番いい周にベストラップ決められなかったので心残りはあります。ですがペース的にはけっこう速いので、そこは自信持っていこうかなと思います」

6位 石井大雅選手(ファーストガレージ制動屋SII)1分28秒435(+0.392秒)

予選6位の石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

 「赤旗の原因になってしまったのは皆さんに申し訳ないですが、最初の方だったので、そこから自分としては仕切り直しができたのはよかったです。(調子はよかった?)スピンする前にグリップが少し落ちていた感じがしたので、そこがなければどうか、という感じです。あとは第4セクターが自分は圧倒的に遅いので、そこさえ詰めれば決勝は表彰台だけでなく展開しだいで優勝も狙えると思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦SUGO公式予選 中村ブンスームがキャリア初のポールポジションを獲得

ポールポジションは中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)

 2025年もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第2戦公式予選が5月11日にスポーツランドSUGOで開催され、中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)がチームメイトの酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)に0.138秒の差をつけてスーパーFJでは初のポールポジションを獲得した。

 5月らしい爽やかな気候のスポーツランドSUGOは気温20度、路面温度30度のドライコンディション。ただ風がかなり強く、メインストレートで追い風になったり向かい風になったりとめまぐるしく向きが変わる上に路面がダスティだとの声も。13台がコースインして15分間の予選がスタート。

 各車ウォームアップを終えて残り時間11分、まずは酒井が1分29秒388でトップに立つ。2番手には1分29秒933でKODAI YOSHIDA(T's TECHNO RF KKS II)が続く。YOSHIDAは続いて1分29秒209をマークしてトップへ。さらに吉田馨(TAKE First kks-2)が1分29秒328で2番手に上がるが、酒井もすかさず1分29秒040とトップタイムを更新、YOSHIDA、吉田に続く4番手には石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)が1分29秒586で上がってくる。

 残り9分、三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)が1分28秒305を出してトップに出たタイミングで石井がSPアウトコーナー出口でスピン、グラベルにはまってしまう。ただちに赤旗が提示されて予選は中断。ここまでの順位は三ツ井~酒井~YOSHIDA~吉田と続き、スピンした石井は5番手だが、赤旗の原因となったためここまでのタイムは抹消される。実際の5番手は中村ブンスーム(ファーストガレージKKSII)、6番手小野大地(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)という順になる。

 石井が移動されて残り時間8分49秒から予選は再開。各車再度タイヤのウォームアップを行いタイムアタックへ。まずは残り6分、中村が1分28秒854で2番手に浮上し、さらに残り2分40秒に1分28秒043までタイムを削ってトップに躍り出る。中村は前日の練習走行では1分27秒台でコースレコードを上回るペースで走っていたそうで本日も好調を維持している。2番手酒井1分28秒181、三ツ井は3番手にドロップ。残り1分5秒、松原将也(ZAPMARUTOKU10VED)が1分28秒206で3番手にポジションアップ。

 チェッカードフラッグが振られる中、石井が最後に1分28秒435を出して6番手に滑り込み、トップ6は中村、酒井、松原、三ツ井、吉田、石井という順に。中村にとってはフォーミュラカーレースで初めてのポールポジション獲得だ。今回1台のみ出場のジェントルマンクラスでは畠山退三(Hobybace & zap-ED)が全体11番手となった。

 もてぎ・菅生士スーパーFJ選手権シリーズ第2戦決勝は本日12時45分開始予定だ。初のポールポジションで好調の中村か、ここまでもてぎ、岡山筑波、オートポリスと出場したS-FJレースですべて優勝している酒井が勝利を重ねるか、チームメイト対決に注目だ。

予選2位は酒井翔太(ファーストガレージ制動屋)

予選3位は松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)

予選4位は三ツ井光輝(群馬トヨペットTeam RiNoA ED)

予選5位は吉田馨(TAKE first kks-2)

予選6位は石井大雅(ファーストガレージ制動屋SII)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
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もてぎ・菅生S-FJ選手権

第2戦SUGO公式予選結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2025/05/11) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 2 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
157中村 ブンスームファーストガレージKKSII
MYST KK-S2
1'28.043--146.649
222酒井 翔太ファーストガレージ制動屋
MYST KK-S2
1'28.181 0.138 0.138146.419
314松原 将也ZAP MARUTOKU 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'28.206 0.163 0.025146.378
482三ツ井 光輝群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1'28.305 0.262 0.099146.214
56吉田 馨TAKE first kks-2
MYST KK-S2
1'28.307 0.264 0.002146.210
653石井 大雅ファーストガレージ制動屋SII
MYST KK-S2
1'28.435 0.392 0.128145.999
73KODAI YOSHIDAT's TECHNO RF KKS II
MYST KK-S2
1'28.746 0.703 0.311145.487
8*36小林 留魁アルビ新潟第一ホテルGIA ED
TOKYO R&D RD10V
1'28.872 0.829 0.126145.281
943五十嵐 文太郎Drago CORSE
MYST KK-S2
1'29.153 1.110 0.281144.823
1081小野 大地群馬トヨペットTeam RiNoA ED
MYST KK-S2
1'29.232 1.189 0.079144.695
1138G1畠山 泰三Hobbybase&zap-ED
MYST KK-S2
1'29.887 1.844 0.655143.640
1233磐上 隼斗アルビレックス・富士吟景with GIA
MYST KK-S2
1'30.533 2.490 0.646142.615
1315松下 彰臣Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1'30.682 2.639 0.149142.381
---- 以上基準タイム(130% - 1'54.586)予選通過 ----
  • CarNo. 36は、国際モータースポーツ競技規則付則L項4.6.c(ピット出口のホワイトラインカット)により、予選結果から1グリッド降格とする。
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Forumula Beat

第4戦SUGO決勝ドライバーコメント 2位・KAMIKAZE「迷うことなくレインタイヤ」

優勝 酒井翔太(ファーストガレージ FG108)

優勝した酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 「最後にファステストラップを取られてしまったのですが、ずっと安全に、無理しないように走っていましたので、まずは勝ててよかったなと思います。路面はけっこう濡れている個所もあったので、そこが大変でしたね」

2位 KAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)ジェントルマンクラス優勝

決勝2位のKAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)

 「僕だけレインタイヤで、インラップの時に確認したらドライタイヤよりレインタイヤの方が速く走れたので、迷うことなくレインで行きました。逆にドライタイヤで行ったら滑るので、抑えめに行ったと思うのでレインタイヤで正解だったなと思います。終盤はタイヤが垂れてきたので、後ろから池田君が来ていたので、これはまずいと。何とかしのぐためにはタイヤを冷やしながら、守りながら無理しない程度に頑張りました(笑)」

3位 池田拓馬(AMEROID&TAKE)

決勝3位の池田拓馬(AMEROID & TAKE)

 「(あと少しで前を捕まえられた?)ペース的にはよかったですが、スタートで遅れてしまったのが残念でした。前が居るので仕方ないですけれど、もうちょっと前に行きたかったですね。酒井君が速かったので優勝(を争えたか)はわからないですが、2位は絶対いけたので、残念です」

4位 富澤もぐら(松伏運転代行ハンマーR疾風)ジェントルマンクラス2位

決勝4位の富澤もぐら(松伏光運転代行ハンマーR疾風)

 「(スタート前にレインかスリックかで悩んでいたようだが?)僕の実力だとレインの方がいいかなと思ったのですが、次のもてぎの事を考えると、ここでレインを使ってしまうと(経験する上で)しんどいかな、という事で。あとまわりの方が新品スリックでしたが、僕は昨日のうちに皮むきがしてあったので、それで行ってみようか、という事になりました。ぎりぎりまで『これはレインの方がよかったかな』とは思ったのですが、もうワチャワチャしてもしょうがないので、腹をくくって行きました。(SUGOが)5年ぶりでちゃんと走ってこられて、5年前はいっぱいスピンしたことを考えれば、少し(経験の)上積みがあったかなと思います。次ドライだったらだいぶ良くなっていると思います」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Mizue NOINE
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Forumula Beat

第4戦SUGO決勝 酒井翔太が一度もトップを譲らずポール・ツー・ウインで優勝

優勝は酒井翔太(ファーストガレージFG108)

 2025年Formula Beat(F-Be)地方選手権第4戦決勝は5月10日(土)にスポーツランドSUGOで行われ、セーフティカー(SC)先導でスタートすると5周目からレースが開始され、ポールポジションの酒井翔太(ファーストガレージ FG108)がトップに立つとそのまま後続につけいる隙を与えずトップチェッカー。優勝を飾った。

 前夜からの雨が降り続いたスポーツランドSUGO、路面コンデションが悪いことから午前9時からの予選が中止、その後雨はやみ、本日最初の決勝であるF-Beのコースイン時刻である12時10分時点で路面は一部ウエットの箇所もあるが、ここから乾いていくことが予想されタイヤ選択に悩むコンデションだ。結局3番手スタートのKAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)だけがレインタイヤを選択。その他の5台はスリックタイヤでコースインを始める。ところがここで、2番グリッドにつくはずのハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーR疾風)のエンジンが始動せずコースインできない。伊澤によるとスターターモーターが動かない状態で、それまで何事もなく始動できていたものがいきなり動かなくなったそうだ。今回伊澤は昨年まで愛用のチャンピオンマシンとは別の車両を持ち込んでいる。これは青と銀のチャンピオンマシンが開幕以来セッティングが安定せず、トラクションがかからない症状に陥っていて、あれこれ手を打っても改善しないことから、車体に根本原因があると見て、チームが所有する別の個体の「疾風」を投入したそうで、ペパーミントグリーンのマシンは前日まで問題なく走っていたとのことだが、結局ピットレーン閉鎖までに間に合わずピットスタートを選択。その後も原因を探ったが結局レースをスタートできずに終わった。 これによりレースは5台で決勝をスタートすることとなった。

 15周の決勝はSC先導によるレーススタートが宣言され、12時25分スタート。コースは乾いてきつつあるものの、ハイポイントコーナーのアウト側、さらにスピードが乗る馬の背からSPコーナーにかけてはウエット路面というコンデションだ。ここで、4番グリッドの舩井俊仁(ファーストガレージFG108)がグリッドから動けずに出遅れる。舩井はその後最後尾から発進しようとしたが第1コーナーで動けなくなってしまう。チームによるとブレーキローターとパッドが張り付いた状態で戻らなくなったそうで、これでハンマー伊澤に続き舩井もリタイヤ。15周の決勝は4台で行われることになった。

 SCランは4周目まで続き5周目から本格的にレース開始。最終コーナーから一気に加速した酒井が後続を突き放すことに成功、2位のKAMIKAZEに1.773秒もの差をつけてコントロールラインを通過する。3位富澤もぐら(松伏運転代行ハンマーR疾風)に4位池田拓馬(AMEROID&TAKE)がうまく合わせこんで0.045秒差で並走。第1コーナー手前でオーバーテイクに成功する。

 5周目を終えてトップ酒井は2位KAMIKAZEに1.833秒の差。第1セクターはKAMIKAZEが速いが第2、第3セクターは酒井が上回り、6周目で2.165秒、7周目2.567秒、8周目3.047秒と着実にギャップが広がっていく。そして3位に上がった池田の元気がよく、7周目1分35秒440、8周目には33秒762とファステストラップを出し続ける。

 9周目、KAMIKAZEは1分33秒291のファステストラップで酒井との差を1.740秒に戻す。コースはレコードラインが乾きつつあるが、まだウエットパッチが残っている。それでも路面のコンディションはどんどん良くなるようで、10周目に池田が31秒976までファステストラップを更新する。これでKAMIKAZEとの差は6.104秒。トップ酒井は安定したラップでKAMIKAZEとの差をコントロール。途中9周目には富澤を周回遅れにする。

 この頃からKAMIKAZEはレインタイヤの発熱を抑えるためかストレートで濡れた路面を選んで走るようになる。池田はその機を見逃さず追撃を開始。11周目5.291秒→12周目4.524秒→13周目3.721秒と着実にギャップを削り取っていく。

 14周目、池田は1分29秒600とこのレースのファステストラップを出してKAMIKAZEと2.270秒差まで詰めるが次はすでにファイナルラップ。まず酒井が6秒以上の差で余裕のチェカードフラッグ、優勝を飾った。最後までKAMIKAZEを追った池田だが1.051秒差で届かずKAMIKAZE2位、池田3位でフィニッシュ。周回遅れながら富澤が4位でゴールイン、KAMIKAZEに続いてジェントルマンクラス2位となった。

 F-Be地方選手権第5戦は5月25日(日)にモビリティリゾートもてぎで開催される。

レースはセーフティーカー先導で始まった

決勝2位はKAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)

決勝3位は池田拓馬(AMEROID & TAKE)

決勝4位は富澤もぐら(松伏光運転代行ハンマーR疾風)

表彰式

ジェントルマンクラスの表彰式

ジェントルマンクラスで優勝したKAMIKAZEと富澤もぐら

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Mizue NOINE
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Forumula Beat

第4戦SUGO決勝結果

SUGOチャンピオンカップレースシリーズ第2戦 -RIJ- (2025/05/10) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet
2025 Formula Beat Round 4 スポーツランドSUGO 3.5865km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
16酒井 翔太ファーストガレージFG108
FG108
1529'11.319--
29G1KAMIKAZEファーストガレージ&Rd04W
SYNERGY RD04W
1529'17.419 6.100 6.100
397池田 拓馬AMEROID & TAKE
B-MAX RK01
1529'18.470 7.151 1.051
436G2富澤 もぐら松伏光運転代行ハンマーR疾風
疾風
1430'32.7141Lap 1Lap
---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ----
-3G-舩井 俊仁ファーストガレージFG108
FG108
0-15Laps14Laps
-1ハンマー 伊澤アルカディア☆ハンマーR疾風
疾風
-d.n.s--
  • Fastest Lap: CarNo. 97 池田拓馬(AMEROID & TAKE) 1'29.600 (14/15) 144.100 km/h
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Forumula Beat

第4戦SUGO公式予選 降雨により中止、ポイントリーダー酒井翔太がポールポジション

 2025年Formula Beat(F-Be)地方選手権第4戦公式予選は5月10日(土)にスポーツランドSUGOで行われたが、予定された午前9時になっても前夜からの降雨が続き路面コンデションが悪い事から中止となった。

 これにより午後に予定されている決勝のスターティンググリッドは

  1. 2025年第3戦までのポイントランキング
  2. 2024年度ポイントランキング

 によって決定されることとなった。

 これによりポールポジションは酒井翔太(ファーストガレージFG108)2番手にハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーR疾風)、以下3番手KAMIKAZE(ファーストガレージ&Rd04W)、4番手舩井俊仁(ファーストガレージFG108)、5番手富澤もぐら(松伏運転代行ハンマーR疾風)、6番手池田拓馬(AMEROID&TAKE)というグリッド順になった。

 決勝は12時25分レース開始予定だ。

Text: Junichi SEKINE
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KYOJO CUP

「新生KYOJO CUPは世界中の女性ドライバーの憧れとなるシリーズに」関谷正徳プロデューサーに聞く

 今シーズンから新たに本格的なフォーミュラカーを用いることになった女性のためのシリーズ、KYOJO CUP(語源は「競争女子」)が、5月10日、富士スピードウェイで開幕し、海外ドライバーも含め、緒戦から20台のエントリーを集めた。

 2017年にスタートしたKYOJO CUPは、これまでの入門用レーシングカーのVITA-01車両を使用していたが、今シーズンから、本格的なフォーミュラカーKC-MG01の採用に踏み切った。KYOJO CUPを統括する関谷正徳プロデューサー(以下、関谷P)にその目的や狙いを聞いた。

 「多様性が求められる時代へと変化するなかで、自動車レースをどうしていくのか?という問いに対する答えは出ていないように思います。自分としては“スポーツ”としてとらえたい。これまでは自動車の競争という考えがベースにあり、スポーツの視点が欠けていたように感じます」と関谷Pは切り出した。

 「スポーツとして考えると、他のスポーツ同様に女性の参加が必要で、今はその環境が整っていないと感じています。そこで、女性が参加できる環境を整え、スポーツとして見せることで、レースを子どもたちの憧れとなるスポーツにしたい」と、モータースポーツ全体の発展を考えて、KYOJO CUPを立ち上げたと語った。

 これまで8年間、VITA車両でその土台づくりをしてきたが、今シーズンはいよいと次のステップに進むことになった。その狙いについては、「今は変革期ととらえ、ここがチャンスだと思いました。使用できる車両が身近にあったことも大きいです。世界の女性ドライバーが憧れる環境を日本で作りたいと思っています」と、新生KYOJO CUPを世界的に認められるシリーズに育てたいとの構想を披露してくれた。

 つまり、レーシングカートやVITAによる女性によるレースの頂点として新生KYOJO CUPを位置づけ、ここで世界中から選ばれた女性ドライバーがしのぎを削るというわけだ。

 もちろん、課題がないわけではない。現状はイコールコンディションを確保するため、保有する27台のマシンを運営側が一括管理をし、レンタルするという形をとっている。過去にもこのようなスタイルで開催されたシリーズはあったが、車両を維持できずに頓挫したという歴史もある。

 また、現在は富士スピードウェイのみの開催だが、世界的に注目を集めるには、国内の他のサーキットや、アジアへの進出も視野に入れる必要がある。

 その点を尋ねると「他のサーキットがウチでもぜひ開催したいといわれるように、まずは現状でシリーズをきちんと発展させることです」と、まずはスタートした新生KYOJO CUPを軌道に乗せることを考えているようだった。

 それでも、関谷Pの新たな挑戦には、レース界がこれまで見落としていた視点に着目した新鮮さ、発展の可能性を感じる。新たなファンの獲得にも一役買ってくれることは間違いなさそうだ。

    参加車両もKYOJO CUPらしく、カラフルで見た目も楽しい、ピットに掲げられるドライバーズボードも写真入りのおしゃれなものだ。

 レースでも、上位陣はFIA-F4と同等のラップタイムで見ごたえのあるバトルを展開していた。まだ、ドライバーのレベルも揃っているとは言い難いが、KYOJO CUPのこれからに大いに期待をしたい。

Text: Shigeru KITAMICHI
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筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波決勝ドライバーコメント 2位・切替悠喜「レベルの差を感じたレース」

優勝 津田光輝(ファーストガレージ 制動屋S2)

優勝した津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)

 「レース中はもう少しタイムを狙って行きたくて、いろいろ試行錯誤しながら、やれることはやったという感じです。(中盤はファステストラップを連発していたが?)その勢いで最後までもたせられるかなと思ったのですが、そこまで行かなかったです」

2位 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)

決勝2位の切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

 「やっぱり津田選手とのレベルの差を感じたレースでした。精度の高さが津田選手にはあって、そこがまだ。もうちょっと練習で精度を上げていかないと、(レース中)離されていく一方だったので。第3戦が今月末ですので、それまでにやるべきことは分かっているので、それを詰めていきたいと思っています」

3位 秋山健也(スーパーウインズKKS2)

決勝3位の秋山健也(スーパーウインズKKS2)

 「スタートを失敗してしまって、第1コーナーでちょっと並ばれてしまったのですが、そのまま4番手で走っていて、バックストレートで前のクルマがミスしたみたいで、それで前に行けたという感じです。そこからは淡々という感じで。前に追いつきたかったのですが、なかなか縮まらなくて(苦笑)」

4位 佐藤颯太(ELEVレーシング10VED)

決勝4位の佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

 「非常に悔しい結果でしたね。スタートはうまく行った感じで、第2ヘアピンまでは順位をキープできたのですが、バックストレートでシフトミスしてしまって、そのタイミングを逃さず行かれてしまった、という序盤でした。前を簡単には抜けないと思っていたので、とにかくプレッシャーをかけようと、ラインもアプローチからイン側を突いて、V字で回るようにして相手のミラーにうつるようにして、突っ込み重視で、プレッシャーかけることに専念していました。ただ(相手が)ベテランの方だったので、そう簡単にはミスをしないとは思っていたのですが、やれることをやるしかないと思って最後まであきらめずに攻めていたのですが、相手の方が一枚上手だったかな、と思います。それでもいいバトルができたのかなと思いますし、相手について攻めたおかげで第1セクターの全体ベストが出せたみたいで、闘争心がタイムに現れて、すごい有意義なことだったなと思います」

5位 畠山退三(Hobbybase&zapS2)

「(予選後の公約通り順位を上げて帰ってきたが?)なんとか、ですね。ミスがあちこちであって、それがなければもっと上に行けたかもしれません。そのあたりは次回精度を上げていかないと」

6位 相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)

決勝6位の相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

 「途中まで前の畠山さんについて行けていたのですが、後半は離されて、ペースも上がらずという感じでした。まだ走りの安定感がない感じです。前回課題だったスタートはうまく決められたので、そこはよかったです」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
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筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波決勝 津田光輝がポール・ツー・ウインの完勝でS-FJ初優勝、

優勝は津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)

 2025年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦決勝が5月5日(月)に筑波サーキットで開催され、初のポールポジションからスタートの津田光輝(ファーストガレージ 制動屋S2)が1周目からギャップを築いて18周のレースを完全制圧、S-FJでの初優勝を遂げた、2位には初レースのチームメイトの切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)が続き、開幕戦に続いいてファーストガレージ勢が1-2フィニッシュを飾った。

 毎年5月5日の子供の日に開催される本大会は副競技長の弁によるとこの37年間で天気が悪かったことがめったにないそうで、今年も5月らしい青空が広がり、場内では鯉のぼりが気持ちよさげに泳いでいる。子供向けイベントもあることからスタンドにもパドックにも家族連れがあふれて、筑波富士シリーズ唯一の賑わいを見せる。ポルシェやフェラーリに目を奪われる子供もフォーミュラマシンに引き寄せられている。

 通常だとレーススタートの10分前ごろに始まるコースインだが、本大会では毎年レース前のセレモニーがあり、スタート30分前の午前11時55分にコースイン開始。マシンをグリッドに並べたところでドライバーはマシンを降りてヘルメットを手にコントロールライン上に整列する。選手を前にしてまずは歌手「RAN」による国歌独唱が行われ、その後、ドライバーの前にレースクイーンが持つ「JAF筑波スーパーFJ選手権」のバナーを置いての集合写真撮影が行われた。その後ドライバーがマシンに搭乗すると、アナウンサーによるドライバー紹介が始まり、普段のレースの雰囲気が戻ってくる。

 12時19分フォーメーションラップ開始。気温21度の割に強い日差しに暖められた路面温度は42度と予選の時に比べて20度近く高い。予選~決勝を1セットのスリックタイヤで戦うため、ピークをどこに合わせるか、各車慎重に内圧の設定を行っているのが目立っていた。

 13台がグリッドに戻るとレーススタート。ポールシッターの津田を先頭にフロント、セカンドロウの4台はスムーズに発進、後方では7番グリッドの内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)の蹴り出しがよく、6番グリッドの畠山退三(Hobbybase&zapS2)、5番グリッドの相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)を次々とかわし、4番手スタートの秋山健也(スーパーウインズKKS2)のインを狙って第1コーナーへと飛び込む。秋山と内藤はサイド・バイ・サイドで第2コーナーを抜けてS字へアプローチ。さらに相田と畠山も並走していて、それぞれ秋山、畠山が前に出てS字から第1ヘアピンへ。

 後方でのバトルをよそに、トップ津田は2位切替を引き離し20メートル以上のギャップでダンロップコーナーを通過。3位佐藤もそこからやや離され始める。オープニングラップを終えてトップ津田と2位切替は0.907秒の差、3位佐藤はそこから0.820秒差、以下0.446秒差で4位秋山、0.629秒差の5位内藤、0.212秒差で6位畠山と続く。2周目に入ると秋山が4位佐藤に接近、バックストレートで一瞬佐藤が失速したのを逃さず最終コーナー手前でインからオーバーテイク。佐藤によるとシフトミスがあったとのこと。これで秋山3位、佐藤4位となるが、佐藤は秋山に食い下がって0.299秒差。同じく畠山にポジションを奪われた相田も引き下がらず、第2ヘアピンで畠山のインを奪いに行くが、ここは畠山が守るがこちらも0.226秒差と一触即発状態だ。

 津田は2周目、3周目と切替との間合いを拡げ、4周目には早くも2.068秒差とする。3位秋山はそこから1.283秒差、4位佐藤0.715秒、5位内藤1.064秒、6位畠山1.991秒と序盤のバトルが終わったかギャップがバラけてくる。津田は6周目59秒082、7周目59秒043と毎周ファステストラップを更新。切替を毎ラップ0.5秒ずつ引き離していき3.051秒差とマージンを拡大する。上位陣の順位が落ち着く中で緊張続いているのが秋山対佐藤の3位争いで、6周目に0.738秒あった差が、7周目0.660秒差となり、秋山のテールに接近。しかし秋山には余力があったのか、8周目は0.821秒までギャップを拡げる。

 レースは9周目を終えて折り返し。トップ津田と2位切替は3.397秒の差、3位秋山はトップから4.875秒差、以下4位佐藤7.745秒差、5位内藤8.035秒差、6位畠山10.549秒差でマスターズクラスのトップ。マスターズクラス2位は総合9位の本間隆史(MATレーシングPJ10V)、同クラス3位の古里拓(Fleet REV KK-SII)が総合10位で続いている。

 津田は11周目に58秒941とラップタイムを58秒台に入れると、12周目58秒910、13周目58秒848とダメ押しをするかのようにファステストラップを連発。切替との差を4.601秒まで拡げて独走状態となる。この周の最終コーナーでは5位を走っていた内藤がスピン。コースに復帰するも12位までポジションを落としてしまう。これで5位畠山、6位相田となり、以下MAKOTO MIZUTANI(HC桶川MRPYTTED10V)、古里、本間、山本龍(おさきにどうぞ・・KKS2)、池田悠亮(TRスーパーウインズKKS)がそれぞれ順位を上げる。

 津田はその後もペースを緩めることなく15周目に58秒785と再びファステストラップを更新、ただ一人58秒台で走っている。2位切替とは5.293秒の差。そこから2.614秒離れた3位秋山に対しては佐藤が0.535秒差で依然として緊迫しているが、むしろ佐藤が攻めあぐねているようにも見える。

 18周のレースが終わりチェッカードフラッグが振られる下を津田が右手を揚げて通過。ポール・ツー・ウインでS-FJ初優勝を飾った。これまでレース終了後は上位でフィニッシュしても、いつも反省点を口にしてきた津田だが今回は文句なしの勝利だ。2位切替はデビューレースを表彰台で飾ることとなった。3位秋山に0.557秒差まで迫ったこちらもS-FJデビュー戦の佐藤に続いて5位マスタークラス優勝の畠山、6位相田というトップ6がフィニッシュした。畠山に続くマスターズクラス2位は総合8位の古里、クラアス3位は総合9位の本間という結果になった。

 S-FJ筑波/富士第3戦は5月25日(日)に筑波サーキットで開催予定。初優勝を飾った津田がこれで一皮むけるか、2位獲得を喜ぶどころか津田との差に悔しさをあらわにしていた切替がリベンジを果たすか。それともファーストガレージ同士のバトルに誰が待ったをかけるか、注目だ。

スタート前セレモニー

決勝のスタートシーン

決勝2位は切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

決勝3位は秋山健也(スーパーウインズKKS2)

決勝4位は佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

決勝5位、マスタークラス優勝は畠山泰三(Hobbybase & zap s2)

決勝6位は相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

決勝8位、マスタークラス2位は古里拓(Fleet REV KK-SII)

決勝9位、マスタークラス3位は本間隆史(MATレーシングPJ 10V)

表彰式

マスタークラスの表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA
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筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波決勝結果

筑波サーキット・カーフェスティバル2025 -RIJ- (2025/05/05) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 2 筑波サーキット 2.045km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTimeBehindGap
152津田 充輝ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
1817'47.825--
251切替 悠喜ファーストガレージRSD S2
MYST KK-S2
1817'54.329 6.504 6.504
33秋山 健也スーパーウインズKKS2
MYST KK-S2
1817'57.176 9.351 2.847
491佐藤 颯太ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
1817'57.733 9.908 0.557
538M1畠山 泰三Hobbybase & zap s2
MYST KK-S2
1818'04.99017.165 7.257
615相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
1818'07.93220.107 2.942
78Makoto MizutaniHC桶川MRPYTT ED 10V
TOKYO R&D RD10V
1818'13.19225.367 5.260
84M2古里 拓Fleet REV KK-SII
MYST KK-S2
1818'18.60530.780 5.413
946M3本間 隆史MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
1818'18.75130.926 0.146
1039池田 悠亮TRスーパーウィンズKKS
MYST KK-S2
1818'18.75130.926 0.000
1187M4山本 龍おさきにどうぞ・・KKS2
MYST KK-S2
1818'19.08531.260 0.334
1222内藤 大輝RCIT RaiseUP ED S2
MYST KK-S2
1818'19.31531.490 0.230
1372小笠原 優斗ELEV racing S2制動屋
MYST KK-S2
1818'31.04643.22111.731
---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 52 津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2) 58.785 (15/18) 125.346 km/h
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筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波公式予選ドライバーコメント ポールポジション・津田光輝「走っていて楽しかった」

ポールポジション 津田光輝(ファーストガレージ 制動屋S2)58秒264

ポールポジションを獲得した津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)

 「久しぶりの58秒前半のタイムで、走っていて楽しかったです。決勝もこの調子で優勝できるように頑張ります。(今まで一番調子がよい?)そういう訳ではないかもしれないですが(苦笑)、3月のレースの結果からいろいろ試行錯誤して、少しずつクルマの調子や自分のドライビングも改善して良い方向に持っていって、この結果が出たと思います」

2位 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)58秒692(+0.428秒)

予選2位の切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

 「ベストラップの時にダンロップコーナーで停止車両がいて少し引っかかってしまいました。それ以外でも(トップとの差が)コンマ4秒あったので、他に場所取りとか、反省点があります。あとはクルマとドライバー両方をアジャストして、決勝は1周目、特にスタートが勝負だと思うので、そこを全力で勝ちに行きたいと思います」

3位 佐藤颯太(ELEVレーシング10VED)58秒704(+0.440秒)

予選3位の佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

 「今日初めてニュータイヤを履いたのですが、タイヤの縦グリップがすごい感触がよくて(コーナーからの)立ち上がりもどんどん踏んで行ける感じだったので、それがタイムアップにつながったのかなと思っています。タイムとしても自己ベストで、58秒台が今日初めて出ました。マシンの感触もよくて、状態のいいタイヤを履いたときの課題というのも練習で何度か経験させていただいたので、状態の良いタイヤを予測したセッティングで今日持ち込んできたので、それがいい結果につながったのかなと思います。決勝は、スタートも初めてなので、1周目にちょっと順位がダウンしてでも接触を避けて、クルマをセーフティに持って帰るのが大事だと思っています」

4位 秋山健也(スーパーウインズKKS2)58秒808(+0.544秒)

予選4位の秋山健也(スーパーウインズKKS2)

 「(今シーズンに入って調子がいい?)そうですね、周りの速いクルマがいなくなったので上にあがれるようになりました(笑)。調子もだんだん良くなってきた感じです。クルマ(KK-S2)にも慣れてきましたね。(カラーリングしないのか?)社長がやってくれないもので(苦笑)このままですね」

5位 相田有羽音(あると)(ZAP SPEED 10VED)58秒934(+0.670秒)

予選5位の相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

 「初めて58秒台に入れることができました。昨日の練習でも出ていなかったので、そこは自信につなげることができました」

6位 畠山退三(Hobbybase&zapS2)58秒938(+0.674秒)

「なんとか58秒台に入りました。調子はあまりいい感じではないのですが、それでもなんとか。1周だけでしたが(苦笑)。決勝に向けては少しでも順位を上げて、頑張ります」

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
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筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波公式予選 津田光輝がキャリア初のポールポジションを獲得 またもファーストガレージがフロントロウ独占

ポールポジションは津田充輝(ファーストガレージ制動屋S2)

 2025年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第2戦公式予選が5月5日(月)に筑波サーキットで開催され、津田光輝(ファーストガレージ 制動屋S2)がS-FJでは初のポールポジションを獲得、2番手に今回が初のS-FJレースの切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)が続いた。

 毎年5月5日の子供の日に開催される「筑波サーキット・カーフェスティバル」の中で行われるS-FJレース。入場料無料、パドック入場も自由というイベントで、会場内には子供向けのアトラクションや、同時開催のデモ走行に参加するポルシェやフェラーリ、さらには希少なトヨタ2000GTや初代コスモスポーツなども並べられ家族連れで賑わっている。

 S-FJの予選は20分間、午前8時46分コースオープン。直前に行われたサーキットトライアルの車両のオイル処理で予定より1分遅れた。前回のリザルトにもとづき、津田を先頭に13台がコースイン。気温17度、路面温度25度のドライコンディションだ。

 ウォームアップを終えて計測2周目から早くも津田が59秒114のトップタイム、2番手切替59秒738、3番手に秋山健也(スーパーウインズKKS2)が59秒998で続く。秋山はこれまでマスターズクラスでのエントリーだったが、今年に入って結果が出てきており、オーバーオールで勝負すべくマスターズクラスを抜けることにしたとのこと。

 残り時間16分、津田は58秒888までタイムを削り取ると、秋山が59秒592で2番手、3番手内藤大輝(RCIT RaiseUP ED)が59秒722、4番手マスターズクラスのトップ、畠山退三(Hobbybase&zapS2)の59秒723とそれぞれポジションアップ。切替は5番手にダウン。6番手相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)、今シーズンに入って速さが増した畠山は続く周回で59秒388までタイムを縮め2番手に進出する。

 残り14分、今回が初のS-FJレース参戦の佐藤颯太(ELEVレーシング10VED)が59秒387をマークして2番手に浮上、しかし直後に秋山が59秒227、内藤が59秒262、畠山が59秒357と2番手から4番手までを更新、さらに切替が59秒319で割り込んで4番手、佐藤は6番手までドロップする。続いて残り12分45秒、内藤が59秒197で2番手に進出するが佐藤が自己ベストを更新、59秒171で再び2番手へ戻るが内藤も負けじと自己ベストを59秒000まで削って2番手を奪還。しかし切替が59秒を切る58秒917をマークすると佐藤も58秒914で切替を0.003秒上回る。2番手以下が目まぐるしく入れ替わるのに対して津田のトップは安泰で、ベストタイムを58秒480と短縮すると、さらに58秒269まで削り取る。

 残り10分を切って予選も後半戦、ここまでの順位は津田~佐藤~切替~内藤~秋山の並びで6番手にマスターズクラストップの畠山、相田、MAKOTO MIZUTANI(HC桶川MRPYTTED10V)を挟んで総合9番手の古里拓(Fleet REV KK-SII)がマスターズクラス2位だ。古里は鈴鹿を主戦場としており今回初の筑波参戦だ。

 残り9分、今回がS-FJで初のレースとなる山本龍(おさきにどうぞ・・KKS2)が1分を切って59秒615で9番手、マスターズクラス2位に進出。前日の練習では特に第1ヘアピンで苦労していて1分が切れずにいたが、ようやくS-FJを手なずけ始めたか。

 この辺りで各車ベストタイムが頭打ちになり、順位変動も少なくなる。そろそろタイヤのおいしい部分が終わりつつあるか。そんな中で相田が残り7分に59秒043で6番手へ進出。そして残り6分、秋山が58秒914で3番手に上がるが、直後に切替が58秒858で逆転する。切替はさらに58秒767を出して佐藤も追い落とし2番手へ上がるがトップタイムを58秒264まで縮めた津田とは0.503秒の大差がついている。

 残り3分15秒、佐藤が58秒704で切替を再逆転。さらに相田が残り2分50秒に58秒934と59秒を切って5番手へ、これで内藤6番手へ。

 3番手に落ちた切替だが58秒692と佐藤を0.012秒上回り再度2番手へ。そして20分が経過しチェッカードフラッグが振られる中、最後にタイムアップを果たしたのは畠山で58秒938と59秒切りで6番手にポジションアップも果たした。

 予選のトップ6は、トップ津田58秒264、津田にとってはS-FJで初のポールポジションだ。2番手切替58秒692とファーストガレージ勢がフロントロウ独占だがその差は0.428秒と筑波としては大差。3番手佐藤58秒704、4番手秋山58秒808がセカンドロウ、相田58秒934、マスタークラストップの畠山58秒934とZAP SPEED勢が3列目に並んだ。畠山に続くマスターズクラス2位は総合9番手の本間隆史(MATレーシングPJ10V)マスターズクラス3位は総合10番手の山本という順になった。

 S-FJ筑波/富士第2戦決勝は12時25分スタート予定。予選で他を圧倒した津田がレースもそのまま支配するか。デビューレースで好タイムを出した切替、佐藤に逆転の目があるかが注目だ。

予選2位は切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

予選3位は佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

予選4位は秋山健也(スーパーウインズKKS2)

予選5位は相田有羽音(ZAP SPEED 10V ED)

予選6位、マスタークラスポールポジションは畠山泰三(Hobbybase & zap s2)

予選9位、マスタークラス2位は本間隆史(MATレーシングPJ 10V)

予選10位、マスタークラス3位は山本龍(おさきにどうぞ・・KKS2)

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
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筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波公式予選結果

筑波サーキット・カーフェスティバル2025 -RIJ- (2025/05/05) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 筑波/富士スーパFJ選手権シリーズ Round 2 筑波サーキット 2.045km

PosClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
152津田 充輝ファーストガレージ制動屋S2
MYST KK-S2
58.264--126.356
251切替 悠喜ファーストガレージRSD S2
MYST KK-S2
58.692 0.428 0.428125.434
391佐藤 颯太ELEVレーシング10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.704 0.440 0.012125.409
43秋山 健也スーパーウインズKKS2
MYST KK-S2
58.808 0.544 0.104125.187
515相田 有羽音ZAP SPEED 10V ED
TOKYO R&D RD10V
58.934 0.670 0.126124.919
638M1畠山 泰三Hobbybase & zap s2
MYST KK-S2
58.938 0.674 0.004124.911
722内藤 大輝RCIT RaiseUP ED S2
MYST KK-S2
59.000 0.736 0.062124.780
88Makoto MizutaniHC桶川MRPYTT ED 10V
TOKYO R&D RD10V
59.480 1.216 0.480123.773
946M2本間 隆史MATレーシングPJ 10V
TOKYO R&D RD10V
59.613 1.349 0.133123.497
1087M3山本 龍おさきにどうぞ・・KKS2
MYST KK-S2
59.615 1.351 0.002123.492
114M4古里 拓Fleet REV KK-SII
MYST KK-S2
59.644 1.380 0.029123.432
1239池田 悠亮TRスーパーウィンズKKS
MYST KK-S2
59.756 1.492 0.112123.201
1372小笠原 優斗ELEV racing S2制動屋
MYST KK-S2
1'00.155 1.891 0.399122.384
---- 以上基準タイム(130% - 1'16.119)予選通過 ----
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筑波・富士S-FJ選手権

第2戦筑波注目選手4人にインタビュー 佐藤颯太「今まで経験したものを出し切る」

 2025年JAF地方選手権、スーパーFJ筑波/富士シリーズ第2戦で初めてのスーパーFJ参戦を迎えた選手が4名エントリーした。翌日にレースを控えた練習走行の合間にショートインタビューを行った。

 まずは87号車「おさきにどうぞ・・KKS2」をドライブする山本龍。山本は関東のVITAレースでは名を知られた存在で、筑波でのVITAレースではポールポジションや優勝も経験しているつわもので、さらに昨年までVITAで行われていたKYOJO CUPにも参戦していた。

山本龍

山本龍(おさきにどうぞ・・KKS2)

 ――スーパーFJでは初のレース?

 「初めてです、筑波でドライブするのは2回目ですね」

 ――VITAとの違いはどう?

 「違うと言えば違うし、似ていると言えば似ているし、という感じで(笑)」

 ――今回参戦の経緯は?

 「フォーミュラカーのレースに出てみた方が(経験的に)いいかな、という事で出場することにしました」

 ――今シーズンは(新しいマシンになる)KYOJO CUPにエントリーしているが?

 「そうですね、それに向けてのトレーニングの意味合いが大きいです、でもちょっと今の段階では全然お話にならないレベルで(苦笑)」

 ――先週は鈴鹿のS耐(4クラスのロードスター)にも出場していたが?

 「そうなのですが、序盤でマシンが壊れてしまって、決勝では乗れなかったのですが、練習ではいくらか走れました。ハコは最近あまり出ていなかったので久しぶりでした」

 ――S-FJのドライビングの手ごたえは?

 「まだ全然ないですね、(メンテナンスを行うオートルックの社長の方を見ながら)すみません(笑)。明日のレースを無事にこなして経験積んで、カンがつかめるかはわかりませんが」

 続いて51号車「ファーストガレージRSD制動屋S2」の切替悠喜。切替というと、ハコやザウルスJRレースなので聞き覚えのある苗字であるが、その切替一家の血筋を受け継ぐ切替は18歳でカートレースの出身だ。

切替悠喜

切替悠喜(ファーストガレージRSD S2)

 ――今までのモータースポーツ歴は?

 「レーシングカートに乗っていて、クルマの免許が取れたのでフォーミュラにステップアップさせてもらいました。今回がデビューレースです」

 ――練習はどのくらい積んだ?

 「去年の12月後半くらいから始めて、ただ運転免許の合宿とかもあって、限られた時間ではありましたが、チームの皆さんだったり津田選手にいろいろ教えて貰ったりしながら、なんとかやってこられました」

 ――カートからフォーミュラへの乗り換えは苦労しなかった?

 「コントロールに関してはそこまで苦労はしかったですが、カートと違ってサスペンションがあったり、反応が少し遅れてくるというところに関して苦戦はしました」

 ――そこは修正できた?

 「徐々によくはなってきています」

 ――タイムはどのくらいが出ている?

 「59秒3とかで、津田選手が9秒2とかなので、こちらはまだ精度が高くないので、もっと上げていきたいと思っています」

 ――今シーズンの予定は?

 「筑波富士シリーズをメインに、後は日本一決定戦に向けて経験値を上げていきたいです。まずは優勝目指して頑張ります」

 残る2名は前田代表率いる「ELEV RacingDream」からのレースデビュー。72号車「ELEVレーシング制動屋」の小笠原優人と、91号車「ELEVレーシング10VED」の佐藤颯太だ。小笠原選手はカートとSIMレースの経験者の22歳、佐藤選手はJOY耐などでハコのレース経験がある。

小笠原優人

小笠原優斗(ELEV racing S2制動屋)

 ――明日のレースへの意気込みは?

 「まずはレースデビューなので、レースの雰囲気に慣れてベストが尽くせればと思います」

 ――今までのモータースポーツ歴は?

 「レーシングカートでもてぎのSLのレースに高校生の時に出ていました。そこからちょっとブランクがあったのですが、去年からFJに乗り始めました」

 ――カートからフォーミュラへの乗り換えは苦労しなかった?

 「シフト操作がまだうまくいかないですね」

 ――当面の目標は?

 「今回はまず完走して、ビリにならないように頑張ります」

佐藤颯太

佐藤颯太(ELEVレーシング10V ED)

 ――今までのモータースポーツ歴は?

 「愛車がFD2シビックタイプRで、それで走行会やミニサーキットで走ったりしていました。一昨年くらいからもてぎのJOY耐の方にも出させていただいていました。ELEVレーシングさんと出会ったのは去年の春くらいで、初めてフォーミュラに乗らせていただいて、そこでフォーミュラの面白さを肌で感じて、ちょっとのめり込むような感じで(苦笑)。レースの方もELEVレーシングさんのレースを何度か見させていただいて、自分もこの場に立ちたい、という気持ちが芽生えまして、今回参戦させていただくことになりました」

 ――練習はどのくらい積んだ?

 「今年の1月から月1、2回くらいのペースで、7回くらいは筑波で練習しました」

 ――戦える目途が立っての参戦?

 「そうですね(苦笑)タイム的には上位争いをするにはもうひと声、壁みたいなものがあって、そこが今超えられずにもがいているような感じです。とはいえもう明日は本番なので、できることを全部、今まで経験してきたものを出し切って、頑張って戦いたいと思います」

 前日の練習走行では、他のカテゴリーとの混走ということもあり、3台とも1分が切れるか切れないかというところで苦労している様子も見てとれたが、それぞれレースに向けて意欲的に走っていた。結果が出ることを祈りたい。

Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
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SUPER GT

第2戦富士優勝記者会見 石浦宏明「このまま勝てずに降りる日が来るのかも、と思ったこともあった」

GT500クラス 38号車KeePer CERUMO GR Supra(TGR TEAM KeePer CERUMO)

大湯都史樹(TGR TEAM KeePer CERUMO)

決勝記者会見: GT500クラスで優勝した大湯都史樹(TGR TEAM KeePer CERUMO)

 「もう本当に最高の気分ですね、セルモとしても、もう長らく取れてなかった優勝でしたし、僕が去年加入して、すごくパフォーマンスとしては良かったんですけど、あと一歩届かないっていうレースがまあ続いてて。やっぱり今年は優勝を是が非でも取りたかったです。まさかここで取れるとは正直思ってなかったんですけど、チームのメカニックを含めてスタッフが、ここにいるチームマネージャー含めて本当にすごく頑張って、最高の仕事をしてくれてるのは知ってるんで、どうにかね、どこかで優勝したいっていう思いは強かったです」

 「前回大会の岡山は残念だったんですけど、その悔しい思いを、石浦選手とともにこうやって次のレースで挽回できたっていうのは、本当に良かったなと思います」

石浦宏明(TGR TEAM KeePer CERUMO)

決勝記者会見: GT500クラスで優勝した石浦宏明(TGR TEAM KeePer CERUMO)

 「昨年からチームの体制が変わって、立川監督と大湯と戦ってきました。昨年はランキング4位にはなりましたけど、2位と3位しかなく、優勝ができてなかったので、昨年のシーズンオフというか、年末にも今シーズンはとにかく優勝しようというふうに。みんなでええ決めてというか、目標を持って今シーズンに挑んでいました。そんな気合の入ったシーズン開幕戦で、ああいうことが自分のせいで起きてしまって、本当にいろんな方にご迷惑をかけてしまいました」

 「ただ今回のレースウィークは、走り出しからこのクルマがどうやって組んでもらったかっていうのがわかるというか、それだけのパフォーマンスを持っているクルマにしてくれたことで、気持ちが伝わってきました。大湯の走りからも開幕戦の分もなんとか挽回しようっていう、気迫や気持ちも伝わってきたので、なんとか自分の最終スティントはゴールまでクルマを持って行って、しっかりつなげたいなと思っていました。実際、自分のスティントは、序盤から大湯がだいぶマージンを作ってくれてましたし。ピットから出たら、給油の関係もあって後ろとさらにギャップが大きくなってたので。300クラスの車を抜いていくときも、あんまりリスクを取らずに走ることができたので、そういう意味では本当にパーフェクトな展開にしてもらって、本当に自分としては感謝の気持ちでいっぱいです」

 「昨日もここで言ってたんですけど、このゴールデンウィークに勝ったのは5回目だと思うんですけど、あの5回目の中で、4回目からもうだいぶ時間が経ってて。もう正直、ええ、このまま勝てずに降りる日が来るのかななんて思ったこともありました」

GT300クラス 6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(VELOREX)

片山義章(VELOREX)

決勝記者会見: GT300クラスで優勝した片山義章(VELOREX)

 「僕たちはブーストのトラブルで予選で下位に沈んじゃいましたが、練習走行でもすごく良かったんで、ポテンシャルはあると思ってて、絶対に上に行けるって信じていました。」

 「決勝は27位からスタートしましたが、ロベルトがすごく活躍してくれて、20台くらい抜いてくれました。それで僕も本当に気合が入って、そのまま順位を守って、なんとかラブレットにバトンを渡せたっていう状況でした」

ロベルト・メルヒ・ムンタン(VELOREX)

決勝記者会見: GT300クラスで優勝したロベルト・メルヒ・ムンタン(VELOREX)

 「今年でスーパーGTに参戦して4年目になります。2022年の富士が初レースでした。その頃はチームも、クルマも、ヨシもまだまだ未熟でしたが、この4年間でトップ争いができるようになりました。僕らのチームと義章がすごく成長してくれたことを大変嬉しく思います。僕も彼らも今日まで競争力を上げようと4年間懸命に取り組んで来ました。彼らのことを誇りに思います」

 「今日のレースはまるで映画のようでした。27番手からスタートしたので、最初は『どうしたらいいんだ?』と頭を抱えましたが、結果的に僕のスティントの間に22台をオーバーテイクすることができ、義章に交代しました。彼は安定した走りでポジションを守り、いくつかオーバーテイクも決めてくれました。そして残り1時間5分で再び僕に交代しました。コースに出て行った時に、僕らがトップから大きく離されていることはわかっていましたが、ダンロップタイヤのチームは長いスティントでは苦労するだろうと想像していたので、チャンスがあればと思ってプッシュしていました。そのうちスバルから煙が出てくるが見えて、彼らが何か問題を抱えていることを知りました。ここで優勝できたことを本当に嬉しく思います。チームのみんなに感謝しています」

決勝フォトセッション:両クラスのウィナー

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

第2戦富士決勝 最後列からの大逆転!! GT300はUNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIが悲願の初優勝

GT300クラスで優勝した片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン組(6号車・UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI)

 2025オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT3時間レース」の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT300クラスは6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)がチーム設立5年目にして念願の初勝利を挙げた。

 レース後の会見でロベルト・メリ・ムンタンは「映画のような展開」とレースを振り返った。予選ではエンジンのブースト圧が上がらないというトラブルに見舞われ、最後列の27位からのスタートを強いられた6号車の勝利を予想したものは誰一人いなかっただろう。

 その第2戦決勝は午後2時11分にパレードラップを開始。続いて1周のフォーメーションラップを行い、3時間の長いレースがスタートした。

 序盤からトップを快走していたのはポールポジションを獲得した777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)。スタートドライバーの藤井が山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)の追撃を受けつつもトップを守り切って32周目に最初の給油を行うと、その後も順調に周回を重ねていた。

 ところが55周目を終えようとしていた777号車は突如左リヤタイヤのバーストに見舞われ、予定外のピットインを強いられることになる。

 ここでチームはドライバー交代と2回目の給油を行うことにし、チャーリー・ファグがステアリングを握ってピットを離れた。

 しかしこの時点でレースはまだ半ばを超えたあたり。そこからどんなに燃費走行に徹しようとも最後まで持ち堪えることはできず、777号車は99周目に3度目の給油を行わざるを得なかった。

 代わってトップに立ったのは予選2位の61号車。後半を担当した井口が順調に周回を重ねていく。

 さらにその背後から猛然と追い上げてきたのが6号車だった。

 予選27位とグリッド最後列からスタートした6号車は、スタートドライバーのメリ・ムンタンが凄まじい勢いで追い上げを開始。0号車VENTENY Lamborghini GT3のタイヤバースト、666号車seven × seven PORSCHE GT3Rのスピン、52号車Green Brave GR Supra GTのリヤウィング破損などにも助けられて3周終了時点で15番手にジャンプアップすると、その後も62号車HELM MOTORSPORTS GT-R、11号車GAINER TANAX Z、26号車ANEST IWATA RC F GT3を次々に捉えて5周終了時点で12番手と一気に順位を上げてきた。

 その後も7周目に87号車METALIVE S Lamborghini GT3を抜いて11番手、8周目に65号車LEON PYRAMID AMGを抜いて10番手、10周目に60号車Syntium LMcorsa LC500 GTを抜いて9番手12周目に56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rを抜いて8番手、13周目には4号車グッドスマイル初音ミクAMGをも捉えて7番手とぐんぐん順位を上げた。

 その後、62号車のスピンアウトでFCYが宣言された際、45車PONOS FERRARI 296と65号車が早めのピットインでアンダーカットを狙ったことで労せずして6番手に上がると、23周目には2号車HYPER WATER INGING GR86 GTを捉えて5番手に。この辺りから上位陣のピットストぷが相次いだこともあり、メリ・ムンタンは32周目に3番手でピットイン。片山義章に交代する。

 片山は1分38秒前半〜39秒前半の安定したペースで周回を重ね、70周目に暫定トップでピットイン、再びメリ・ムンタンに交代する。

 3番手でコースに復帰したメリ・ムンタンは前の2台との差を詰めながら周回を重ね、777号車のピットインで2番手に浮上すると、その後も61号車との差を詰めていく。

 そして迎えたファイナルラップ。6号車に2秒562の差をつけて走行していた61号車だったが、ダンロップコーナー手前で突如白煙を噴き上げてまさかのストップ。そのままレースを終えてしまった。

 その結果、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メルヒ・ムンタン)がトップでチェッカーを受け、2021年のチーム発足から5年目にして念願の初勝利をものにした。

 2位は777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)。

 それに続いて7号車CARGUY Ferrari 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗/澤圭太)が3番目にチェッカーを受けたが、レース後にピット作業違反として10秒のタイム加算を受けることに。

 これにより2号車HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響/卜部和久)が繰り上げで3位入賞果たす結果となった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

第2戦富士決勝 大クラッシュから奇跡の復活!! GT500クラスはKeePer CERUMO GR Supraが6年ぶりの勝利

GT500クラスで優勝した石浦宏明/大湯都史樹組(38号車・KeePer CERUMO GR Supra)

 予選で石浦が、フィニッシュで大湯が泣いた!

 2025オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT3時間レース」の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはポールポジションからスタートした38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)が、全く他を寄せ付けない圧倒的な速さを見せ、2019年5月の第2戦富士以来、実に6年ぶりの勝利をものにした。

(天候:晴れ 路面:ドライ 観客動員数:予選日33,300人/決勝日49,200人/大会総入場者数82,500人)

 第2戦決勝は快晴の下、午後2時11分に静岡県警の先導によりパレードラン開始。3時間の熱い戦いの幕が切って落とされた。当初の予定では2時10分にパレード開始となっていたが、18号車UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/野村勇斗)のエアジャッキが下りなかったため、1分ディレイとなっている。18号車のトラブルはすぐに解消し、無事にスタートを切っている。スタート時の気温は24℃、路面温度38℃という絶好のコンディションだ。

 スタートでトップに立ったのはポールポジションの38号車。スタートを担当した大湯が1周目からハイペースで逃げにかかり、着実にリードを築き上げていく。

 2番手は国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)、大津弘樹(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16)が3番手、野尻智紀(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)とここまでは予選順位のままだ。

 しかしその後方からは予選8位の関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、予選7位の坪井翔(au TOM'S GR Supra)らが激しい追い上げで着実に順位を上げていく。

 関口は1周目のダンロップコーナーで坪井の1号車と笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)を抜き去ると、その後も4周目に三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)を捉えて5番手に上がり、27周目に8号車が早めの給油を行ったことで4番手に浮上すると、32周目の最終コーナーで16号車インをついて3番手、35周目の1コーナーで19号車をインから抜き去って2番手に上がってきた。

 坪井も39号車の先行を許すも、2周目の1コーナーで僚友笹原の37号車を捉えて7番手をキープ、その後は三宅のドライブする3号車を執拗に攻め立てるが、三宅も一歩も引かない。両者はバトルを繰り広げながら周回を重ねていく。

 しかし開始から30分が過ぎたところ、トップが21周目に入ったところで62号車HELM MOTORSPORTS GT-Rが2コーナーの先でストップしてしまったため、競技団はフルコースイエロー(FCY)を宣言。23周目にこれが解除となると、すかさず坪井は24周目の1コーナーでアウトから3号車を捉えて6番手に浮上した。

 坪井はその後も34周目の最終コーナーで16号車のインに飛び込んで4番手、36周目の1コーナーでインから19号車を抜き去って3番手と、関口の跡を追うように順位を上げていった。

 一方、トップの38号車は大湯が順調に後続との差を広げながら周回を重ねており、開始から30分で20周を走って12秒661、1時間経過時点では38周を走って20秒527のリードを築き上げて40周目に最初の給油を行い、そのまま大湯がドライブを続行した。

 39号車も同じ周にピットイン、こちらは関口からサッシャ・フェネストラズに交代。その1周前に1号車はピットイン。こちらも坪井から山下健太に交代してピットを離れている。

 37号車が42周目、14号車が44周目にピットインしたことでGT500クラスは全車が最初の給油を終える。

 この時点の順位はトップが38号車、2番手が8号車。以下1号車、3号車と続き、39号車は5番手に後退してしまった。さらに序盤2番手を走行していた19号車は12号車の後ろ、10番手まで後退。その後は他車との接触により53周目にイレギュラーなピット作業を強いられ、最後尾まで後退してしまった。

 トップの38号車はその後もトップを快走、71周目までに後続との差を23秒231とすると、72周目に2回目の給油を行い、大湯から石浦に交代。石浦は終始安定したペースで周回を重ね、38号車はスタートからフィニッシュまで後続に全く付け入る隙を与えぬまま3時間で116周を走り切り、38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)が今季初優勝を達成した。

 この勝利はセルモにとって2019年5月の第2戦富士500kmレースで優勝して以来、実に6年ぶりのもの。38号車は開幕戦岡山の決勝序盤に多重クラッシュを引き起こし、甚大なダメージを負ったが、チームスタッフが懸命の修復作業に取り組み、富士大会に戦える状態でクルマを持ち込んで来た。大湯の言い方を借りれば本当に「ギリギリのギリギリ」だったという。その頑張りに報いんと二人のドライバーは予選で見事ポールポジションを獲得。決勝でもほぼ完璧と言っていい内容で勝利を掴み取った。

 2位に入ったのは1号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)。第2スティントを3番手で走り出した山下は3号車に再三に渡ってプレッシャーをかけられたが、最後までこれを押さえ切って80周目にピットイン。最後は再び坪井がドライブ。坪井は40kgのサクセスウェイトをものともせず、86周目の1コーナーで8号車のインをこじ開けて2戦連続で表彰台を獲得した。

 それに続く3位争いは後方スタートとなった2台が終盤まで熾烈なバトルを繰り広げた。

 まずは予選12位からスタートした12号車TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)のスタートを担当したバゲットが5周目のヘアピンで17号車Astemo CIVIC TYPE R-GTを捉えて11番手に浮上、6周目の1コーナーでは64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTをアウトから抜き去って10番手に浮上すると、39周目に最初の給油を終えた時点で17号車をかわして9番手となる。

 2スティント目からドライブを担当した平峰一貴も48周目のダンロップコーナーで14号車のインをついて8番手。62周目までに16号車を捉え、66周目のダンロップコーナーで39号車をインから抜いて6番手と着実に順位を上げてきた。

 平峰はその後も76周目に2回目の給油を終えると、3号車に先行する形でコースイン、83周目の1コーナーでに37号車を攻略して実質4番手、87周目には8号車を1コーナーでインから抜き去って3番手に浮上した。

 一方、予選13位からスタートした100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)も14周目の2コーナーで山本が64号車のアウトに並びかけ、コカコーラコーナー手前で抜き去って12番手。8号車のピットインで11番手に浮上する。

 38周目に行った最初の給油をポジションキープで終えると、第2スティント以降を担当した牧野が53周目のコカコーラコーナーでは19号車をアウトから抜き去って10番手。その後は74周目に2回目の給油を行い、アウトラップのダンロップコーナーで3号車をパス。この時点で16号車にも先行して12号車のすぐ後ろにつける。さらに86周目には2回目の給油を終えてピットアウトしてきた39号車をヘアピンで抜き去り、86周目のダンロップコーナーで37号車のインをついて5番手、88周目には8号車を最終コーナーで捉えて4番手に浮上、12号車の追い上げにかかる。

 そして106周目。

 牧野は遂にダンロップコーナーで平峰の駆る12号車をインから抜き去り、そのまま逃げ切って3位でフィニッシュ。見事表彰台をもぎ取った。

 2025オートバックス スーパーGTはこのあと戦いの舞台をマレーシアのセパンサーキットに移して第3戦を行う。決勝は6月28日土曜日。シリーズ初のトワイライトレースだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦富士決勝上位3人のコメント 佐藤樹「次はレースして勝ちたい」

第3戦優勝 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「あんまりレースしてないんで、そこは悔しかったです。スタートで(白崎選手に)いかれちゃったんで。その後はなんか、いけるんじゃないかなっていう風は感覚は僕の中であったんですけど、結局SCのまま何もなく終わってしまったような。勝てはしたんですけど、いいんだか悪いんだか」

 「8月にまたこの富士でレースがあるので、次はちゃんとしっかりレースして勝ちたいんで、また頑張ります。そのためにしっかり準備して」

第3戦決勝2位 森山冬星(B-MAX RACING TEAM)

 「必ずあの位置にいるから巡ってくるものがあったと思います。他のB-MAXのドライバーを見てくれたらわかりますが、今週は本当に調子悪かったんで、この結果は本当に嬉しいですし、チームが頑張ってくれました。テストできてない中でこの結果で終えられたので」

 「最後は走った感じだと全然悪くなかったんで、普通に走っても表彰台に乗れるなと思ったんで、トップ3に追いついてきたなって感じですね。スタートに関しては、最初は反応良かったんですけど、蹴り出しがあんまり良くなかったです。次に向けて色々課題はあるんで、話し合って。8月まで3ヶ月あるんで、しっかりテストして煮詰めたいと思います」

第3戦決勝3位 鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

 「不完全燃焼ですけど、仕方ないです。まあラッキーっちゃあラッキーですね。4番手からたまたまトップがトラブルで止まってしまって、3番に繰上げですから」

 「今日一日通しては、クルマのセットとかは正直わかんないですけど、次の富士の8月のレースに向けて、いいデータが本当に取れたと思いますし、自分のメンタル的な自信にもつながった大会かなって。次のレースまで期間空くんですけど、その間に練習して、もうちょっと見つめていこうかなと」

 「リージョナルとS耐には出てますから、インターバルの間もレースはしています。ただ8月になると気温とかクルマとか全然違うんで、テストできる時があったらテストしたいなっていうのがあります。やれることはやって、万全な状態でいけるようにします。」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
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SUPER GT

第2戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2025/05/04) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
138石浦 宏明
大湯 都史樹
KeePer CERUMO GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM KeePer CERUMO
BS1163:01'22.811--
21坪井 翔
山下 健太
au TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM au TOM'S
BS401163:01'34.78011.96911.969
3100山本 尚貴
牧野 任祐
STANLEY CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
STANLEY TEAM KUNIMITSU
BS161163:01'46.98924.17812.209
412平峰 一貴
ベルトラン・バゲット
TRS IMPUL with SDG Z
NISSAN Z NISMO GT500
TEAM IMPUL
BS1163:01'48.10025.289 1.111
539関口 雄飛
サッシャ・フェネストラズ
DENSO KOBELCO SARD GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM SARD
BS221163:01'52.43929.628 4.339
614大嶋 和也
福住 仁嶺
ENEOS X PRIME GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM ENEOS ROOKIE
BS321163:01'54.31931.508 1.880
737笹原 右京
ジュリアーノ・アレジ
Deloitte TOM'S GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM Deloitte TOM'S
BS121163:01'57.67734.866 3.358
823千代 勝正
高星 明誠
MOTUL AUTECH Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO
BS101163:02'04.99042.179 7.313
9*8野尻 智紀
松下 信治
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS81163:02'10.45247.641 5.462
103佐々木 大樹
三宅 淳詞
Niterra MOTUL Z
NISSAN Z NISMO GT500
NISMO NDDP
BS21163:02'26.8691'04.05816.417
11*16大津 弘樹
佐藤 蓮
ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
Honda CIVIC TYPE R-GT
ARTA
BS1163:03'00.8241'38.01333.955
1217塚越 広大
小出 峻
Astemo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Astemo REAL RACING
BS61153:01'23.0221Lap 1Lap
1364伊沢 拓也
大草 りき
Modulo CIVIC TYPE R-GT
Honda CIVIC TYPE R-GT
Modulo Nakajima Racing
DL41153:02'01.1181Lap 38.096
1419国本 雄資
阪口 晴南
小高 一斗
WedsSport ADVAN GR Supra
TOYOTA GR Supra GT500
TGR TEAM WedsSport BANDOH
YH1153:02'27.1071Lap 25.989
1524松田 次生
名取 鉄平
リアライズコーポレーションADVAN Z
NISSAN Z NISMO GT500
KONDO RACING
YH1143:02'43.3182Laps1Lap
---- 以上規定周回数(70% - 81 Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo. 38 大湯都史樹(KeePer CERUMO GR Supra) 1'29.107 (4/116) 184.349 km/h
  • CarNo. 16(佐藤蓮)は、SpR.13-1.a(他車への衝突)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 8は、SpR.28-13(燃料残量不足)により、罰金100,000円を科す。

■GT300クラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2025/05/04) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
Team
TireWHLapTimeBehindGap
16片山 義章
ロベルト・メルヒ・ムンタン
UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
Ferrari 296 GT3
VELOREX
YH1073:01'52.942--
2777藤井 誠暢
チャーリー・ファグ
D'station Vantage GT3
Aston Martin Vantage GT3 EVO
D'station Racing
DL1073:02'21.73028.78828.788
32堤 優威
平良 響
卜部 和久
HYPER WATER INGING GR86 GT
TOYOTA GR86
HYPER WATER Racing INGING
BS121073:02'36.11643.17414.386
4*7ザック・オサリバン
小林 利徠斗
澤 圭太
CARGUY Ferrari 296 GT3
Ferrari 296 GT3
CARGUY MKS RACING
YH1073:02'37.44844.506 1.332
565蒲生 尚弥
菅波 冬悟
黒澤 治樹
LEON PYRAMID AMG
Mercedes-AMG GT3
K2 R&D LEON RACING
BS501073:02'37.48744.545 0.039
645ケイ・コッツォリーノ
篠原 拓朗
PONOS FERRARI 296
Ferrari 296 GT3
PONOS RACING
DL81073:02'42.41649.474 4.929
756平手 晃平
金丸 ユウ
リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
KONDO RACING
YH321073:02'56.4901'03.54814.074
861井口 卓人
山内 英輝
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORT
DL61063:00'12.2931Lap 1Lap
94谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル初音ミクAMG
Mercedes-AMG GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYO
YH281063:01'30.5951Lap 1'18.302
105塩津 佑介
木村 偉織
マッハ車検エアバスターMC86マッハ号
TOYOTA 86 MC
TEAM MACH
YH1063:02'32.0151Lap 1'01.420
11*26イゴール・オオムラ・フラガ
安田 裕信
ANEST IWATA RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
ANEST IWATA Racing
YH401063:02'43.8441Lap 11.829
12360青木 孝行
荒川 麟
清水 啓伸
RUNUP RIVAUX GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTS
YH1053:01'36.7722Laps1Lap
13*96新田 守男
高木 真一
K-tunes RC F GT3
TOYOTA LEXUS RC F GT3
K-tunes Racing
DL201053:02'04.2382Laps27.466
14*11富田 竜一郎
大木 一輝
GAINER TANAX Z
NISSAN FAIRLADY Z
GAINER
DL101053:02'09.1162Laps 4.878
1560吉本 大樹
河野 駿佑
伊東 黎明
Syntium LMcorsa LC500 GT
TOYOTA LEXUS LC500
LM corsa
DL41053:02'43.0362Laps33.920
1630永井 宏明
織戸 学
小河 諒
apr GR86 GT
TOYOTA GR86
apr
MI1043:01'36.0213Laps1Lap
1720平中 克幸
清水 英志郎
佐野 雄城
シェイドレーシングGR86 GT
TOYOTA GR86
SHADE RACING
MI1043:01'52.4693Laps16.448
189阪口 良平
冨林 勇佑
藤原 優汰
PACIFICアイドルマスターNAC AMG
Mercedes-AMG GT3
PACIFIC RACING TEAM
YH221043:01'53.9023Laps 1.433
19*31オリバー・ラスムッセン
小山 美姫
根本 悠生
apr LC500h GT
TOYOTA LEXUS LC500h
apr
BS1043:01'56.5773Laps 2.675
20*22加納 政樹
城内 政樹
庄司 雄磨
アールキューズAMG GT3
Mercedes-AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTS
YH1043:02'07.3333Laps10.756
21*48井田 太陽
柴田 優作
藤原 大暉
脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NILZZ Racing
YH1043:02'21.4353Laps14.102
2225松井 孝允
佐藤 公哉
HOPPY Schatz GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
HOPPY team TSUCHIYA
YH21043:02'21.6783Laps 0.243
23*18小林 崇志
野村 勇斗
UPGARAGE AMG GT3
Mercedes-AMG GT3
TEAM UPGARAGE
YH1043:03'00.7413Laps39.063
24666藤波 清斗
近藤 翼
ハリー・キング
seven × seven PORSCHE GT3R
PORSCHE 911 GT3R
seven × seven Racing
YH161003:01'36.6267Laps4Laps
2587松浦 孝亮
坂口 夏月
METALIVE S Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH18952:45'31.65212Laps5Laps
2652吉田 広樹
野中 誠太
Green Brave GR Supra GT
TOYOTA GR Supra
埼玉Green Brave
BS923:02'02.23115Laps3Laps
---- 以上規定周回数(70% - 74 Laps)完走 ----
-*62平木 湧也
平木 玲次
HELM MOTORSPORTS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
HELM MOTORSPORTS
YH1830'30.99289Laps74Laps
-0小暮 卓史
元嶋 佑弥
VENTENY Lamborghini GT3
Lamborghini HURACAN GT3 EVO2
JLOC
YH14316'45.995104Laps15Laps
  • Fastest Lap: CarNo. 777 藤井誠暢(D'station Vantage GT3) 1'37.241 (3/107) 168.929 km/h
  • CarNo. 7は、SpR.27.1.3(ピット作業)違反により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
  • CarNo. 26(イゴール・オオムラ・フラガ)は、SpR.付則7.3.7(走路外へ追い出し)により、タイムペナルティー5秒を科した。
  • CarNo. 96(高木真一)は、SpR付則4.3(FCY中の追突)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 11(富田竜一郎)は、SpR.13-1.a(他車への衝突)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 31(根本悠生)は、SpR.13-1.a(他車への衝突)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 22は、公式通知1-2(スタートドライバー申告漏れ)により、罰金30,000円を科す。
  • CarNo. 48(柴田優作)は、SpR付則-4.2.2(FCY中の減速)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 48は、SpR.27-1.3(給油中の作業) により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo. 18は、SpR.32.10.1(5分前ボード提示後の作業)により、罰金30,000円を科す。
  • CarNo. 62(平木玲次)は、SpR.13-1.a(他車への衝突)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、リタイアにつき未消化。
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦富士決勝 トップ快走の白崎稜にまさかのトラブル! 優勝は佐藤樹のものに

優勝した佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 2025FIA-F4選手権第3戦の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われた。レースはスタートからトップを快走していた白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)がメカニカルトラブルによりリタイヤするという波乱の展開に。その結果ポールポジションからスタートした佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が参戦3年目で待望の初優勝を手にすることとなった。

 第3戦決勝は午前10時55分より14周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 スタートでトップに立ったのは予選2位の白崎。ポールの佐藤樹は2番手、以下森山冬星、鈴木斗輝哉の順で1コーナーを立ち上がる。

 しかし最終コーナー立ち上がりで今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がクラッシュ。コカコーラコーナーでも複数台が絡むクラッシュが発生しているため、早くも2周目からセーフティーカー(SC)が導入される。

 ここでの車両回収とコースの復旧に時間を要したため、SCは6周終わりでようやくピットイン。7周目から追い越しが可能となる。すかさず1コーナーで白崎のインに飛び込む佐藤。しかし白崎は一歩も引かない。ところがその後方で田中風輝(Drago CORSE)と三浦柚貴(TGR-DC RS F4)が1コーナーで絡んでしまったため、再びSCが導入される。

 そして隊列が10周目のダンロップコーナーに差し掛かったところで、なんとトップの白崎がドライブシャフトの破損により、惜しくもストップしてしまうことに。同じ場所で洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)も同じ場所でクルマを止めてしまった。

 レースはSC先導のまま11周目に入ったところで最大時間の30分に達したため、そのままチェッカーが提示されて終了となる。

 これにより佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が参戦3年目にしてついに初優勝をものにした。2位は森山冬星(JMS RACING with B-MAX)、鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)が3位に入り、開幕戦の優勝から3戦連続で表彰台を獲得している。

 FIA-F4選手権はこのあと8月2-3日に第4戦、第5戦の2レースが同じ富士スピードウェイで行われる。

チャンピオンクラスの表彰式

インデペンデントクラスの表彰式

Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第2戦富士決勝上位3人のコメント 白崎稜「1周であれだけ離せて自信になった」

第2戦優勝 白崎稜(HYDRANGEA kageyama Racing)

 「スタートもうまくいって、1周目であれだけ離せたのは僕にとっても自信になりますし、マシンも僕もいい状態になるっていうのはもう見せれたかなと」

 「途中でセーフティカーが入るだろうとは思っていたので、その明けをどうやってやろうかなっていうのをずっと考えてました。前向きに考えていかないと勝てないんで。昨日の問題については僕自身の原因もありましたし、佐藤選手も含めてチームと話し合って、スタートの手順をみんなで1回確認したんで、もう2人とも大丈夫です」

 「佐藤選手と一緒にカゲヤマワンツーをもう1回決めようと思ってます。次は佐藤選手がポールなんで」

第2戦決勝2位 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)

 「全然ペースが足らなくて、後ろ気にしながらのような展開になってしまいました。まだ次はポールスタートなんで、勝ちます」

 「鈴木選手のことは気にはなってました。もうミスしたら行かれるなって思ってたんで、とにかくミスしないように心がけました。でもそれで走りきれたんで、そこの部分の自信は得られたかなっていう感じです」

第2戦決勝3位 鈴木斗輝哉(TGR-DC Racing School)

 「昨日が初優勝で、今日が3位ということで、ポイントは確実には取れて表彰台も上がったので、内容的にはそんな悪いレースじゃないのかなというふうには思っています」

 「スタートがちょっと微妙だったというのがあって、ポジションを上げられなかったのは良くなかったです。クルマ的に向こうの方が速いのかなという感じはありました。自分的にやるべきことをやりましたし、ミスもなく、自分の順位を守って前だけ攻めるというレースが今回はできて、内容は良かったんですけど、正直結果的にはちょっと悔しいです」

 「第3戦も4番手スタートで表彰台狙える位置ですし、昨日のレースからすれば優勝も狙える位置なんで。今、第2戦のレースの悪かったポイント、クルマなど改善できるところを改善して、次に良い結果を作れれば良いかなっていう風に思いますし、昨日から良いレースが続いてるんで、それを壊さないように、確実にポイントは取れるようにしていきたいなと思います」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第3戦富士決勝結果

■Championクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2025/05/04) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 Champion class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
117佐藤 樹KageyamaチームスタイルMCS4
HYDRANGEA Kageyama Racing
1130'52.867--
243森山 冬星JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
1130'53.296 0.429 0.429
329鈴木 斗輝哉TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1130'53.778 0.911 0.482
428梅垣 清TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1130'54.163 1.296 0.385
552岩崎 有矢斗B-MAX RACING F4
B-MAX RACING TEAM
1130'54.470 1.603 0.307
651百瀬 翔HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1130'54.811 1.944 0.341
733鈴木 悠太Drago CORSE
Drago CORSE
1130'55.099 2.232 0.288
854迫 隆眞PONOS RACING MCS4-24
PONOS RACING
1130'56.250 3.383 1.151
93山本 聖渚TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
1130'56.430 3.563 0.180
108落合 蓮音TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1130'56.581 3.714 0.151
1135鈴木 恵武TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1130'56.922 4.055 0.341
1219松井 啓人ATEAM Buzz Racing
AKILAND RACING
1130'57.585 4.718 0.663
1350新原 光太郎HFDP with B-Max Racing
HFDP with B-max Racing Team
1131'00.906 8.039 3.321
1453酒井 翔太TGM Grand Prix F4
TGM Grand Prix
1131'02.055 9.188 1.149
1536菊池 貴博TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
1131'02.304 9.437 0.249
1687下野 璃央Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
1131'02.88010.013 0.576
1760熊谷 憲太OTG DL F4 CHALLENGE
OTG MOTORSPORTS
1131'03.66410.797 0.784
1863岸 風児HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1131'03.93611.069 0.272
1997三浦 愛Bionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1131'04.17711.310 0.241
2080翁長 実希OTG Motor Sports MCS4
OTG MOTOR SPORTS
1131'06.07313.206 1.896
2177加納 康雅slill speed
skill speed
1131'08.04115.174 1.968
2262中井 陽斗HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1131'09.89617.029 1.855
2316白崎 稜Kageyama YBS Verve MCS4
HYDRANGEA kageyama Racing
924'15.9952Laps2Laps
2445洞地 遼⼤PONOS RACING MCS-24
PONOS RACING
924'20.2752Laps 4.280
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
-34田中 風輝Drago CORSE
Drago CORSE
615'58.7845Laps3Laps
-*38三浦 柚貴TGR-DC RS F4
TGR-DC Racing School
616'29.6505Laps30.866
-48林 城華BALR. RAGNO MOTOR SPORT F4
RAGNO MOTOR SPORT
12'02.20410Laps5Laps
-14村田 将輝湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24
ZAP SPEED
-d.n.s--

■Independentクラス

FUJI GT 3Hours RACE -RIJ- (2025/05/04) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2025 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 3 Independent class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCarTeamLapTimeBehindGap
155KENTAROBaum Beauty Clinic
FIELD MOTORSPORTS
1131'11.395--
26ケン・アレックスBUZZ RACING
Buzz Racing
1131'12.944 1.549 1.549
310中島 功Rn.SHINSEI.MCS4
Rn-sports
1131'13.930 2.535 0.986
496齋藤 真紀雄CSマーケティングAKILAND
AKILAND RACING
1131'16.606 5.211 2.676
530DRAGONB-MAX TEAM DRAGON
B-MAX RACING TEAM
1131'19.641 8.246 3.035
671大山 正芳ダイワN通商AKILAND
AKILAND RACING
1131'20.927 9.532 1.286
761坂井 ウィリアムHELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1131'22.27210.877 1.345
898IKARIBionic Jack Racing
Bionic Jack Racing
1131'23.59312.198 1.321
921小嶋 禎一Classic Car.jp Eagle
イーグルスポーツ
1131'24.43113.036 0.838
104佐々木 祐一仙台DayDream & RICHO
DAYDREAM RACING
1131'25.11313.718 0.682
1164清水 剛HELM MOTORSPORTS F4
HELM MOTORSPORTS
1131'27.59816.203 2.485
127酒井 仁PROGRESS RACING
Buzz Racing
1131'29.90418.509 2.306
1386大阪 八郎Dr.Dry Racing Team
Dr. Dry Racing Team
1131'31.60920.214 1.705
---- 以上規定周回数(90% - 12 Laps)完走 ----
-74小嶋 健太郎Rn-sports ELPA朝日電器
Rn-sports
12'01.67510Laps10Laps
-5小谷 素弘TEAM 5ZIGEN F4
Team 5ZIGEN
12'02.98110Laps 1.306
-40⾚松 昌⼀朗SHOEI-GIGS Ride with ES
イーグルスポーツ
12'03.37110Laps 0.390
-44今田 信宏JMS RACING with B-MAX
B-MAX RACING TEAM
0-11Laps1Lap
  • Fastest Lap: CarNo. 16 白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4) 1'51.914 (7/9) 146.781 km/h
  • CarNo. 28は、FIA-F4シリーズ規則第15条1.1(衝突を起こしたもの)により、競技結果に対して30秒加算のペナルティーを科した。
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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第2戦富士決勝 白崎稜が待望の初勝利! kageyama Racingが初の1−2フィニッシュを達成

優勝した白崎稜(HYDRANGEA kageyama Racing)

 2025FIA-F4選手権第2戦の決勝が5月4日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)がそのまま逃げ切り、参戦2年目で待望の初優勝をものにした。佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)も2位に入り、HYDRANGEA Kageyama Racingがチーム初の1-2フィニッシュを達成した。

 第2戦決勝は午前7時55分スタート。周回数は14。天候は晴れだが、昨日よりは幾分雲の量が多い印象。路面はドライだ。

スタートでトップに立ったのはポールの白崎、佐藤、鈴木斗輝哉(TGR-DC RS F4)、梅垣清(TGR-DC RS F4)と続く。

 白崎は一気に後続を引き離しにかかり、1周目だけで2秒015の差を2位以下につけてコントロールラインに戻ってきた。

 しかし後方集団の翁長美希(OTG Motor Sports MCS4)、松井啓人(ATEAM Buzz Racing)、武藤雅奈(TGR-DC RS F4)そして熊谷憲太(OTG DL F4 CHALLENGE)の4台が1コーナーで接触するアクシデントが発生。3周目からセーフティーカー(SC)が入る展開に。だ。

 岩崎有矢斗(B-MAX RACING F4)も1周目のヘアピンで接触からスピンアウト。自力で走行を再開したものの最後尾に落ちている。

 SCは6周終わりでピットイン。7周目から追い越しが可能となった。ここですかさず森山冬星(JMS RACING with B-MAX)が梅垣のインをついて4番手に浮上。だが森山に続こうと梅垣のインに飛び込んだ百瀬翔(HFDP with B-Max Racing)が梅垣に接触。梅垣は7番手に後退、百瀬はそのままピットに戻ってしまった。さらにダンロップコーナーで三浦柚貴(TGR-DC RS F4)と村田将輝(湘⼯冷熱ZAP SPEED MCS4-24)も接触している。

 9周終わりのストレートでは新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)が洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)を捉えて5番手に。続く10周目の1コーナーで新原のインに飛び込んだ洞地だったが、新原はこれを抑え込んでポジションを守った。さらに梅垣も第3セクターで洞地を捉えて6番手まで挽回してきた。

 10周終わって白崎のリードは2秒040。その後ろでは鈴木がセクター1で区間ベスト、セクター2で自己ベストを更新する走りで佐藤の0.544秒差に迫っている。

 結局、レースは白崎が2秒898までリードを広げて14周を走り切り、待望の初勝利をものにした。佐藤樹も2位でフィニッシュし、HYDRANGEA kageyama Racingが設立11年目で初の1-2フィニッシュを達成している。

 3位は鈴木斗輝哉。第1戦に続いての連続表彰台だ。

 インディペンデントクラスは、序盤からトップを快走していた中島功(Rn.SHINSEI.MCS4)をDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が12周目の1コーナーで抜き、そのままトップでチェッカーを受けている。

表彰式

インデペンデントカップの表彰式

Text & Photp: Kazuhisa SUEHIRO
Tags:
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