全日本GT選手権 第5戦富士スピードウェイ 野田英樹 関連リポート 《予選》 1999年8月7日(土) 天候:晴れ コースコンディション:ドライ 観客動員数:16,500人(主催者発表) NO.6 エッソ・タイガー・チーム・ルマン ドライバー:野田 英樹/ワイン・ガードナー 予選 1回目 10:30~11:30 1分29秒922 10番手 予選 2回目 14:45~15:45 1分27秒052 4番手 総合予選結果 1分27秒052 4番手 めまぐるしく天候が変わる中で1回目の予選が始まり、雨の中でアタックし た野田のタイムは、後半の晴れ間にアタックしたドライバーに追い越され、 10位で終わりました。2回目の予選も不安定な天候の中、野田のアタック中は 天候にも恵まれたのですが、タイヤの違いから上位3台を追い越すことはでき ず、4位に終わりました。 【野田 英樹 選手コメント】 全力で頑張りましたが、順位は4位に終わりました。しかし、トップからコ ンマ1秒しか変わらず、ウェイトハンディのペナルティーも科せられない順位 なので良かったと思います。天候がめまぐるしく変化する1日だったので、セッ ト・アップもままならず、タイヤも予選結果からみて1~3位のメーカーのも のの方が良かったようで、この日は残念ながら完敗でした。 《決勝》 1999年8月8日(日)天候:晴れ コースコンディション:ドライ 観客動員数:62,700人(主催者発表) 決勝 14:15~15:40 NO.6 エッソ・タイガー・チーム・ルマン ドライバー:野田 英樹/ワイン・ガードナー 優勝 ---- 朝のフリー走行も不安定な天候の中、野田は雨の中で2番手タイムをマーク し、車の状態もまずまずのようでした。決勝レースはスタートで1台追い越さ れたものの、その後、1台1台パスしていき、10周目にトップに立つと、その 差を広げ、交代したガードナー選手も安定した走りでその差を縮めることなく、 トップでチェッカーを受けました。 【野田 英樹 選手コメント】 セット・アップ変更で、マシンのバランスはとても良くなりました。チーム・ ワークも良く、何度もピット・ストップの練習をした事も成果があったと思いま す。レースはスタートでポジションを落としましたが、その後、1台1台確実に 追い越して、トップになってからはその差を広げ、チーム・メイトのガードナー 選手もミスなく後半のレースを走りきってくれ、パーフェクトな優勝ができたと 思います。 これまで何度もトップを走りながら勝てませんでしたが、ようやく結果に結び つきました。完璧な仕事をしてくれたエッソ・タイガー・スープラのチーム・ル マン、TRD、トヨタ、ガードナー選手、また、これまで支援して頂いたスポン サー各社の皆様、いつも応援してくれたファンの皆様に感謝いたします。 【Project Royal Oak 談話】 なかなか結果が出せず、皆様にはご心配をおかけましたが、とりあえず、最 初の一歩を踏み出す事ができました。これも皆様のご支援の賜物と深く感謝す る次第でございます。しかしながら、野田のレベルはまだまだ高いところにあ ると思います。この1勝を手始めに、今後、より一層の努力をし、更なる飛躍 を目差し頑張っていきたいと思います。 何度も申し上げますが、今まで本当に有り難うございました。そして、これ からもご支援のほどよろしくお願い申し上げます。 資料提供: Project Royal Oak [URL : http://home.att.ne.jp/red/noda/]