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全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第5戦 JAPAN SPECIAL GT CUP ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2002年7月27日-28日 ■開催場所:富士スピードウェイ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■ザナヴィ ニスモGT-Rが大観衆の前、2位表彰台を獲得!! カストロール ピットワークGT-Rはスピンによって14位完走 <公式予選 7/27 11:30~12:30 / 15:35~16:35 Fine / Dry> JGTC第5戦は真夏の富士で開催、GT500が19台、GT300が26台の計45台が参加。GT-R は今回から3台全車がVQ30DETTエンジンを搭載した新車両を投入した。11時30分予 選1回目が開始。最初のGT500の枠では、半分を過ぎたあたりから各車タイヤを交 換してアタックに入った。 残り3分の時点で#22ザナヴィ ニスモ GT-Rが1分25秒322のタイムを出し、3位で予 選を終了した。#23カストロール ピットワーク GT-Rは17位、また#12カルソニッ クスカイラインは18位に終わった。 GT300では、#3ユニシアジェックスシルビアが2位につけたが、黄旗掲出中にハー フスピンを喫しベストタイムが抹消されたため6位にドロップすることになった。 #81ダイシンADVANシルビアは4位、#51C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビアは22位 だった。 午後の予選2回目は15時35分からスタート。#3シルビアは途中スピン&コースアウ トを喫するが、その後1分32秒894をマークして2位に。また#81シルビアも1分32秒 台に入れて3位。#51シルビアは23位に終わった。最後のGT500の枠では、トップ4 に変化はなく、#22GT-Rは3位を確保。#23GT-Rも11番手まで順位を挽回した。 <決勝 7/28 15:09 Start Cloudy - Fine / Dry 57Laps> ローリングラップののちレースはスタート。しかし、早々とスピンアウトする車両 があり、2周目からセーフティカー(SC)ランとなった。5周目にレースは再開。#22 ザナヴィ ニスモGT-Rは本山哲が13周目に先行する#36スープラをキャッチし、一気 に引き離しにかかった。そして19周目に2回目のSCランとなった。25周目にリスタ ートし#25がすぐにトップとなり、ミハエル・クルムが2位となった。しかし、#1ス ープラがトップに踊り出ると、35周目にはクルムが2位へ。後半は、5秒先行する#1 との間隔を詰めるためハイペースでの追い上げを開始。徐々に差を縮めて行ったが、 49周目に多重クラッシュがあり3度目のSC導入となった。54周目に再スタートとな った際に、レースリーダーとの差は7秒に広がってしまう。残り3周でこの差を埋め ることは叶わず2位でフィニッシュラインをクロスした。 11位スタートの#23カストロール ピットワークGT-Rは、9周目には#6スープラにパ スされて12位に。2回目のSCラップ再開後の27周目に10位に浮上。さらに39周には #76をパスして8位となると、影山はさらに上位を狙ってプッシュしはじめた。41周 目の第1コーナーで#16NSXと接触、影山はコースに残ったが、これで7位へ。しか し、その後#6スープラにパスされ、抜き返しを図ったが、Aコーナーの進入でスピ ン。順位を大きく落とすこととなってしまった。さらに#16との接触アクシデント が危険行為であると裁定され10秒ペナルティを受け、14位完走となった。 ■本山 哲 「結果的にはうれしいリザルトですが、やっぱり優勝したかったですね。このクル マは開発段階から乗ってきたので、ポテンシャルがあるのはわかっていました。ブ レーキングなど、まだタイムを詰める要素はあります。今回はチーム全員で頑張っ たし、良いレースだったと思います」 ■ミハエル・クルム 「早い段階で僕の番が来てしまったので、後半のバトルは大変でした。勝利はほし かったけど、今回はニューエンジンの幸先良いスタートとなったと思います。最後 のSCアウトのタイミングは不運でした。シリーズ後半には1勝できると思うし、それ が今から楽しみです」 ■ニスモチーム小河原監督 「惜しかった。しかし、2位の結果は実力であり、予定通りにクルマが仕上がったこ とを意味します。残り全戦ポディウム獲得を目指して、ガンガン攻めていきます。 勝利の姿がはっきりと見えましたね」 ■決勝結果 Result GT500 (省略させていただきました) 上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。