
唯一1分17秒台を記録してポールポジションを獲得した#8 ARTA NSX(C)Honda
2002 AUTOBACS 全日本GT選手権シリーズ第3戦 "SUGO GT CHAMPIONSHIP"
<予選>
ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智 組)がポールポジションを獲得
■開催日--------:2002年5月25日(土)~26日(日)
■開催地--------:スポーツランドSUGO(宮城県)<全長3.704km>
■決勝レース-----:81周(約300.6km)
■天 候---------:晴れ
■気 温/湿 度---:23℃/26%(25日15:00現在)
■コースコンディション---:ドライ
5月25日(土)、宮城県・スポーツランドSUGOにおいて2002年全日本GT選
手権シリーズ(JGTC)第3戦「SUGO GT CHAMPIONSHIP」の予選が行われた。
Hondaは24日(金)に発売し、7年ぶりの復活となったピュアスポーツモデル、
新型NSX-Rにあわせて今大会より進化型のNSX-GTを投入した。
この結果、GT500クラス予選において、土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)が
唯一17秒台に入る1分17秒814を記録し、今シーズン初のポールポジション
を獲得した。
開幕戦でポール・トゥ・ウィンを果たした松田次生/ラルフ・ファーマン 組
(Mobil 1 NSX)は予選3番手、同じく開幕戦で2位表彰台を獲得したセバスチャン
・フィリップ/リチャード・ライアン 組(TAKATA 童夢 NSX)は予選5番手、加藤寛
規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)は予選9番手、伊藤大輔/ドミニク・シュワガー 組
(無限 NSX)は予選10番手からスタートすることとなった。
JGTC第3戦SUGOラウンドは、26日(日)午後2時40分より決勝レース(81周)
が行われる。
ポールポジション #8 ARTA NSX
○伊与木 仁(Hitoshi Iyoki)AUTOBACS RACING TEAM AGURIチーフメカニック予選
1回目は5番手タイムとドライバーにとって不満の残る結果となってしまいました。
予選2回目は、セッティングの変更が上手くいき、加えて金石選手の頑張りもあっ
たので、予想外の17秒台という好タイムを記録することができました。二人のド
ライバーには本当に感謝していますよ。
決勝は、おそらく22~3秒のペースで進んでいくでしょう。我々としては最後ま
でミスを出さず、優勝を逃した昨年の雪辱を果たしたいと思います。
○土屋 圭市(Keiichi Tsuchiya)選手
金曜日の練習走行では色々なことを試しました。その結果、午前・午後ともにトッ
プタイムを記録しましたが、今日の予選1回目は少し車のバランスに問題が起きた
ので、もう一度データを見直してセッティングを詰め直す作業をしました。
おかげで予選2回目はいいタイムを記録することができました。明日の決勝ではい
いバトルをファンの皆さんに見せられると思いますよ。
○金石 勝智(Katsutomo Kaneishi)選手
予選1回目は少し車のバランスに問題が起きたので、データを見直して土屋さんと
セッティングを詰め直しました。その結果が今回のタイム(1分17秒814)に
繋がっていると思います。
昨年の第3戦SUGOでの決勝レースは2位に15秒もの差をつけていながら、ペース
カーが入ったことによってその貯金がなくなってしまい、最後に余力の差で負けて
しまったことがありました。この経験を活かして、明日はいろいろなシチュエーショ
ンを考えながら走るつもりです。そうすれば、おのずと余力を残すことができます
し、結果もついてくると思います。
(予選結果は省略させていただきました)
Honda Racing
