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全日本GT選手権

JGT-Rd2:無限+童夢プロジェクトリリース

                          1997年5月6日
                        無限+童夢プロジェクト

   ALL JAPAN FUJlGT RACE PEPORT
        ハードワークそしてバッドラック

   ●日時 : 1997年5月3(土)~4日(日)
   ●会場 : 静岡県富士スピードウェイ(1周/4.470km〉
   ●天侯 : 3日/曇り→雨, 4日/雨→曇り
   ●路面 : 3日/ドライ→ウェット   4日/ウェット→ドライ
   ●観客数: 3日/13,500人      4日/51,000人

 1997全日本グランドツーリングカー選手権シリーズ第2戦「全日本富士GT
レース大会」が、ゴールデンウイーク真っ直中の5月3~4日、静岡県富士スピー
ドウェイで開催された。
 無限+童夢プロジェクトの「avex 童夢 無限 NSX」は、シェイクダウン
テストからの様々なトラブルを乗り越え勇躍参戦。3日(土)の公式予選において
黒澤琢弥選手が第10位のポジションを獲得、スカイライン勢の中に割って入り決
勝レースを戦うに十分な速さを示した。しかし、翌4日(日)の決勝レースでは、
スタート直後の100R出口において他チームのスピンから生じた混乱の中、他車
に追突され、コースアウト。ピットには戻ったもののリアサスペンションが破損し
ており、残念ながらリタイアとなった。
 一方、僚友チームのチーム国光 with MOONCRAFTの「RAYBRl
G NSX」は、飯田章選手がスープラ勢に続く予選6位と健闘し決勝レースに期
待を持たせたが、3周目、100Rでクラッシュ、飯田選手に別状はなかったがマ
シンはほぼ全損となり、2周半でレースを終えた。
 4月17日の公開シェイクダウンテストより約2週間、その間、24日に行われ
たタイヤテストで新型車に多いマイナートラブルを修復、無限+童夢プロジェクト
の新トランスポーターも直前に完成し、avex 童夢 無限 NSXは、僚友RA
YBRlG NSXとともに、レースウィークに臨んだ。
 しかし、金曜日のフリー走行ではavex 童夢 無限 NSXにエンジントラブ
ルが重ねて発生。続けざまに2度のエンジン換装を行うこととなった。メカニック
達の必死の作業により最終3回目の走行には間に合ったものの、セッティングの詰
めには時間が足らず、不満足のままこの日の走行は終了となった。また、コ・ドラ
イバーの山本勝己選手の完熟走行も行えず、山本選手は24日のタイヤテスト時に
僅か5~6周したのみで、翌日の予選に臨むこととなった。松本恵二監督は「予定
が大幅に狂ったが、新型車には色々なことが起きる。これも仕方がない。」と語っ
た。
 一方のRAYBRlG NSXは順調に走行を重ね、初めて乗る飯田章選手もマ
シンに慣れ、好タイムを記録してフリー走行を終了した。

○5月3日(土) 公式予選 参加台数41台 出走台数40台

 早朝からの曇り空は、予選が開始される10時20分には今にも降り出しそうな
空模様となっていた。各チームの申し合わせにより、60分の予選時間を20分づ
つに分けGT500クラスから開始される公式予選。空模様を睨み各チームとも早
々とピットロードに並んで予選のスタートを待つ。
 その中、avex 童夢 無限 NSXは、車両検査が遅れ予選開始10分前にピ
ットに帰着、ピット内にマシンを入れる間も惜しみ、ピット前にマシンを置き黒澤
選手が乗車、ドライバー自らがウォームアツプを開始、そのまま予選にスタートし
ていった。
 心配された空槙様は、ポツリポツリと雨が落ちてくくるものの路面を濡らすまで
にはいたらず、全車スリツクタイヤでスタート、激しいタイムアタックが開始され
た。
 コースインした黒澤選手は、2周3周とタイヤを暖めタイムアタックを開始。1
分31秒142、30秒545と少しづつタイムを詰め、開始12分後には1分3
0秒306で8位につける。その頃から各チームとも続々とピツトに戻りタイヤ交
換、レギュレーションで許された2セット目のスリックタイヤを投入する。ave
x 童夢 無限 NSXもピットイン、2セット目のスリックタイヤに交換、ドライ
バーは黒澤選手のままで再びタイムアタックにコースイン。黒澤選手は懸命に走り
1分30秒273までタイムアップ、スープラ勢には届かなかったがスカイライン
勢の間に割って入る10位のポジションで最初の20分間を終了した。
 続く20分間はGT300クラスの予選が行われたが、この頃から雨が本格的に
降り始め、コース上は見る見るうちにウェット・コンディションとなり、11時か
らのGT500クラス予選開始時には300R付近には川ができるほどとなってし
まった。avex 童夢 無限 NSXは、山本選手が乗車しコースインし、1分5
6秒084をマークしてピットイン。公式予選第1回を終了した。
 一方のRAYBRlG NSXは、飯田選手のドライブで予選スタート。昨日か
らの好調さを維持し一時は4番手に付けたが、結局スーブラ勢の後ろ、6位のポジ
ションを獲得した。高橋国光監督兼ドライバーは、「シェイクダウンテストからタ
イヤテストの間、どちらかといえば我々の方にトラブルが多発していたが、レース
ウィークに入ってから実に好調です。シェイクダウンから間もないということを考
えれば、出来過ぎくらい良いポジションですね。」と語った。
 続く14時20分からの予選第2回の直前にavex 童夢 無限 NSXに、ヘ
ッドライトをオンするとブレーキランプが点灯しなドというトラブルが発生。ブレ
ーキランプ無しでは危険だしレギュレーションにも抵触するとメカニックは配線に
飛びついたが、松本監督の「ヘッドライトを点けなければ、車幅灯とブレーキラン
ブは点くんやろ。へッドライトをオフにして走ればよい。修理は予選の後や。」の
一言で予選に向けて準備が進められた。
 ドライバーは山本選手、タイヤはレインタイヤを装着、10分ほど遅れてコース
インしたが、その1周目、第1コーナーで山本選手がスピン、マシンに慣れない山
本選手はバックギアにシフトできずコース上イン側で横向きにマシンを止めてしま
った。そのため予選は赤旗中断となり、山本選手はオフイシャルに押し戻してもら
いコースに復帰、1周してピットに戻ってきた。予選はすぐに再開され、山本選手
はマシンチェック後スタートしていったが1周でピットイン、マシンを降り最後の
20分に予選通過と完熟を兼ねて走行することとなった。
 そのラスト20分、降り続く雨の中、山本選手がスタ一トしていった。マシンに
慣れることをメインとした無理のないペースでの走行であった。
 ところがここで予選通過基準タイムについて、勘違いがあったことが判明。1回
目がドライ、2回目がウェットとなったため、予選通過基準タイムはそれぞれのセ
ッションごとに設定されるものと考えていたが、状況に関わりなく1・2回を通し
たベストラップタイムの130%[1分55秒856]を上回らなければならいこ
とが判明。その時点での山本選手のタイムはまだ1分57秒台で、第1回のタイム
が認められても基準タイムをクリアしていず、このままでは予選落ちとなってしま
い、ピットはにわかに緊張につつまれた。無線で指示を受けた山本選手は懸命に走
るが、コース上に何本も流れる川のためマシンはあちらこちらで振られ、そのたび
にピットでは悲鳴とため息が流れていた。その中、山本選手は懸命に頑張り見事最
終ラップに一気にタイムアップし1分52秒745をマーク、予選基準タイムをク
リアした。ピットに戻った山本選手は、「本当に怖かったです。特に300Rの流
れがひどくてスピードが上げられず、ストレートからのコース前半でタイムを稼ご
うと必死でした。でも、1コーナーではスピンをしているし、タイムを出せなかっ
たらピットに帰れないし、マシンを壊したら
もっと怒られそうだし、無線のレシーバーからは松本監督がイケイケと怒鳴るし、
二重三重に怖かったです。でも最終ラップでクリアできてホッとしました。」と語
った。
 一方のRAYBRlG NSXは、今回は出走せず、明日の決勝レースに備えて
いた。

○5月4日(日) 決勝レース 66ラップ 出走台数39台 完走台数26台

 咋日からの雨が残り、朝のフリー走行はウェットコンディションの中で行われた
ものの、決勝レースがスタートする頃には上がるものと思われていた雨は、スター
ト進行が開始され頃にはほとんど止んでいた。しかし、富士名物の霧が発生し、ウ
ォームアップ走行、そしてグリッドに整列はしたが、そのままスタートディレイが
掲示されフォーメーションラップは延期された。そのままグリッド上で待つ内に、
雨は上がり、レインタイヤを装着していたチームは、グリッド上でタイヤ交換を行
いだした。avex 童夢 無限 NSXもレインタイヤからインターミディエイト
に交換した。ドライバーはもちろん黒澤琢弥選手である。RAYBRlG NSX
は、飯田章選手がスタートドライバー、タイヤはスリックタイヤを装着していた。
 4月6日のJTCC第1戦が雨と霧で中止となっているだけにまたかと思われた
が、徐々に霧は薄くなり、14時25分、フォーメーションラップがスタート、2
周のローリングの後、ALL JAPAN FUJI GTRACEの幕が切って落
とされた。
 その1周目の100R出口付近において飯田選手がスピン、すぐ背後にポジショ
ンアップしていた黒澤選手は左によけクリアしたかに見えたその瞬間、右後輪付近
に他車が追突。弾き飛ばされスピンした黒澤選手は、グリーンを滑りスポンジバリ
アに当たりストップ。すぐに再走したもののマシンはまともに走れる状態ではな
く、ピットに戻りリタイアとなってしまった。原因はリアサスペンションの破損で
あった。ピットに戻った黒澤選手は、「レインタイヤのマシンをかわし、うまくポ
ジションを上げているところだった。日の前で回られたのでイン側によけた。うま
く避けられたと思ったとき、後ろから突っ込まれてしまった。クルマができてから
余り時間もなく、まだ燃費データさえ採れていないので、なんとしても完走したか
ったのに、残念でなりません。」と語った。
 一方、スピンした飯田選手は直ちに再スタートしたが、3周目の同じ100Rで
コントロール不能となり、コーナーを直進、フロントセクションを大破してリタイ
アとなってしまった。ピットに戻った飯田選手は、「全てをなめてかかっていた僕
が悪いんです。すみません。」と言葉少なに語った。
 レースは途中霧とクラッシュのため2度セーフティカ一が入るという荒れた展開
の中、中盤トップに立ったデンソーサードスーブラ(影山正美/谷川達也)がユニ
シアジェックススカイラインの追撃を振り切り今季初慶勝を飾った。

    資料提供:無限+童夢プロジェクト






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