Japanese F3

JF3:第4戦決勝 国本開幕4連勝!! Nクラスは小林が今季3勝目

全日本F3選手権第4戦決勝は5月23日ツインリンクもてぎで行われ、#1国本雄資(PETRONAS TOM'S F308)が昨日に続いてポール・トゥ・フィニッシュを達成。開幕戦からの連勝記録を4に伸ばした。
Nクラスはポールの#8小林崇志(HFDP RACING F307)が今季3勝目を獲得した。

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第4戦決勝は午前10時30分スタート。
ポールの国本が勢いよく飛び出してホールショットを決める。その後方では4番手スタートの#62嵯峨宏紀が1コーナーでコースアウト、大きく後退してしまう。
これで4位に繰り上がった#12関口雄飛は3周目の1コーナーで#36ラファエル・スズキを攻略、3位に浮上してきた。
関口は2位#2アレキサンドレ・インペラトーリとの間隔を縮めに掛かるが、オーバーテイクに持ち込むには至らず、両者膠着状態のまま周回を重ねていく。

この間に国本は2位以下との差を徐々に広げていき、最後はインペラトーリに4秒1もの差をつけてチェッカーを受け、鈴鹿での開幕戦からの連勝記録を4に伸ばした。
3位の関口は終盤ペースが落ち、一旦は抜いたスズキの追撃を受ける格好となったが何とか凌ぎきって昨日に続いての表彰台を得た。

Nクラスはポールの小林が序盤から逃げ、2番手には昨日ゼロ周リタイヤに終わった#37蒲生尚弥がつける。その後方は混戦状態で始まったが徐々に#23佐藤公哉が集団を抜け出し、単独3位の状態に持ち込む。

その後方は#7三浦和樹、#20ギャリー・トンプソン、#18銘苅翼の接近した4位争いが続き、そこへスタート失敗で順位を落としていたCクラスの#5吉田広樹が追いつき、この結果3周目の90度コーナーで三浦のインに飛び込んだ吉田が接触、更に後方では#22佐々木大樹もヘアピンで飛び出すなど、荒れた展開となった。
これにより吉田に対しては10秒ストップのペナルティが課せられた。

銘苅の後方には第3戦優勝の#63千代勝正が迫り、10周目で前に出た。
銘苅は終盤#19黒田吉隆にも抜かれ、7位でレースを終えた。

トップの小林は最後まで安定した走りで2位以下に付け入る隙を与えず、最後は蒲生に2.5秒の差をつけて今季3勝目をものにした。

次回は富士スピードウェイ、6月12-13日決勝だ

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum


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