Japanese F3

JF3:第15戦SUGO決勝 Cクラスは関口雄飛が優勝、Nクラスは佐々木大樹が初優勝!

 全日本F3選手権第15戦は25日、スポーツランドSUGOで25周の決勝を行いCクラスは関口雄飛(B-MAX)が、Nクラスは佐々木大樹(NDDP)が優勝した。

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 スポーツランドSUGOの上空はは朝から雲に覆われ肌寒い。しかし雨の心配はなさそうだ。8時30分、決勝レースのフォーメーションラップが始まる。

 スタートは予選3位の安田裕信(スリーボンド)が好ダッシュ。予選2位の山内英輝(ハナシマの)前に出、ホールショットを奪ったポールシッターの関口雄飛(B-MAX)に続いて1コーナーに侵入。しかし、3位に落ちた山内が1コーナー立ち上がりで安田をプッシュ。安田はコースアウトを喫する。

 この接触で後方集団は大混乱。中山雄一(トムス)は前車に乗り上げウイングを失いコースアウト。ポールシッターの野尻も混乱を避け後方に沈んでしまった。

 この混乱を尻目に関口はトップに立ち、安田を押し出した山内が2位。3位にはリチャード・ブラッドレー(トムス)が上がり、直後に蒲生尚弥(同)が続く。

 トップを走る関口はこの後も2位以下を3秒前後離し、トップを快走。2位の山内が1コーナーのアクシデントでペナルティを受けドライビングスルーペナルティを消化すると2位に上がってきたブラッドレーとの差は10秒と広がり、このまま余裕で独走優勝を果たした。2位にはブラッドレーが入り自身最高位。3位には蒲生が入った。

 スタートでスピンしたポイントリーダーの安田は追い上げるもクラス5位でレースを終えた。

 Nクラスはスタートの混乱に乗じて佐々木大樹(NDDP)がトップに立つ。2には僚友の千代勝正(NDDP)が付け、3位はギャリー・トンプソン(KCMG)のオーダーでレースが始まる。

 クラストップの佐々木と同2位千代のチームメイト同士の争いは1秒差前後で推移するが、パスするには至らずこのままレースは終了。佐々木が初優勝を果たした。2位には千代。3位を走っていたトンプソンが14周目にコースアウトを喫してリタイアしたため、3位には野尻智紀が入り、ポイントリーダーを守った。

 この結果、Cクラスは関口のチャンピオンの可能性が高まった。Nクラスは野尻のチャンピオンが濃厚。最終第16戦は、この後12時35分より25周で争われる。チャンピオンの栄冠は誰の手に?

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum


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