全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦は25日、決勝をにらんだ30分間のフリー走行を行った。トップタイムは伊沢拓也(ダンディライアン)。2位には石浦宏明(キグナス)、3位には大嶋和也(ルマン)が着けている。
フリー走行2回目は9時40分より30分間で行われれた。
トップタイムは予選5位の伊沢拓也(ダンディライアン)で1分8秒974。2位には同4位の石浦宏明(キグナス)が、3位にはポールシッターの大嶋和也(ルマン)が着け、トップ3台は僅差。
ポイントリーダーのアンドレ・ロッテラー(トムス)は7位。ロッテラーとチャンピオンシップを争う、中嶋一貴(トムス)とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)はそれぞれ9位、14位と下位に沈んだ。
しかし、決勝レースはドライで行われる公算が高く、2回のピットインが義務づけされている。チームの戦略によって燃料搭載量も異なり、このフリー走行の結果がただちにドライバーの状態に反映されていることはなさそうだ。
また、このレースがどのような結果になろうともここSUGOでチャンピンシップが決定することはなく、最終戦のもてぎがチャンピオン決定の舞台となる。
しかし、このレースの結果いかんでチャンピンシップ争いの趨勢が決まる。最終戦もてぎをにらんで熾烈な決勝が行われることになるだろう。
決勝レースは本日、14時30分にフォーメーションラップがスタート。目の離せない68周のレースになりそうだ。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum