Japanese F3

JF3:第15戦決勝 & 2008ドライバーズチャンピオン記者会見

全日本選手権クラス

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優勝 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
 「路面が濡れていてスリップしやすく、そこから徐々に乾いていくという状況で、ドライのところとウェットのところがあってそれを見極めるのが難しかったですね。今日、優勝してさらにチャンピオンも決められて、すごく嬉しいですし、チームのためにも良かったと思います」
決勝2位 井口卓人(TDP TOM'S)
 「スタートのとき自分のライン上が乾いていたのでスタートしかチャンスがないだろうと思っていました。もっといいスタートを切ってトップに立ちたかったんですけど、カルロ選手もスタートが良かったので2位で1コーナーを通過しました。乾いてゆく路面が難しくて毎周プッシュしていましたが、ミスが多くてカルロ選手に離されたので、自分自身反省すべき点だと思っています」
決勝3位 ケイ・コッツォリーノ(NOW MOTORSPROT)
 「スタートがイン側で心配していました。予想通り2台くらいに抜かれましたが、1コーナーで一つポジションを取り戻して、その次の周にホンダの中山選手のスリップについて、1コーナーのブレーキング勝負で前に出ました。井口選手もけっこうミスをしていたので2位を狙えると思いましたが、路面が乾いてくることも考えてミスしないようにと慎重になりすぎているところもありました。クルマが良かったので少しもったいなかったですね」
ナショナルクラス

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優勝 山内英輝(SPILIT TOM'S)
 「今日は、いいスタートが切れました。路面のコンディションが悪かったですが、練習から自信があって、予選でも1秒くらい差をつていたので自身をもって1周1周プッシュしました。鈴鹿から左足ブレーキを使っているんですが、練習を重ねてきて、コーナー中のコントロール性が上がって余裕ができ、攻めても怖くなくなりました」
決勝2位 松下昌揮(AIM SPORTS)
 「スタートがポイントでした。山内選手と嵯峨選手がいて、横を中嶋選手がロケットのように1コーナーに突っ込んで安田選手と当たったので、それを回避するのに山内選手との差が広がってしまいました。その後は慎重になりすぎて前と離れてしまいました。もったいなかったです」
決勝3位 アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)
 「いろんなことがあった1日で天候に左右されましたね。2本目のタイヤを投入したときに雨になってしまって予選は満足する結果になりませんでした。スタートはイン側がウェット状態で、それでも3位で1コーナーに入りましたが、そこもイン側で濡れていてポジションを落としてしまいました。前半クルマ自体は速かったですね。中盤はいろいろありましたがなんとか3位に入ることができました」
シリーズチャンピョン
ドライバーズ部門チャンピオン カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
f3_2008_champion  「シーズン当初からの目標でしたので達成できて嬉しいです。シーズンを通して強い状態を維持することができたのが重要でした。本当に素晴らしいチームに呼んでもらえたと思っています。外人ドライバーとして勝つことによってアピールする必要があったんですが、シーズン前のテストからシーズン序盤は、クルマとかタイヤとかに慣れるのに時間がかかりました。チームが助けてくれて、鈴鹿あたりからはクルマともかみ合ってきて、自信をもって走ることができるようになりました。周りも自分の速さを認めてくれて、さらに自分らしいドライブができるようになったと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI



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