Japanese F3

JF3:第11戦鈴鹿決勝 ヴァン・ダムがポール・トゥ・ウィンで今季4勝目!

鈴鹿サーキットで行われた全日本F3選手権第11戦決勝は、ポールポジションの#1カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)がそのまま後続を引き離して12周を走り切り、今季4勝目を挙げた。
ナショナルクラスは#38山内英輝(TOM'S SPIRIT)が今季5勝目を挙げ、 両クラスともポイントリーダーが2位との差を広げる結果となった。

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第11戦決勝は午後4時スタート。
ポールのヴァン・ダム、2番手スタートの#36国本京佑がそのままの順位で1コーナーに入っていくその後方では、 3番手スタートの#37井口卓人と4番手#7山本尚貴の激しいバトルが展開され、イン側にいた山本が3位で1コーナーに飛び込んだ。

ヴァン・ダムは序盤から一気に後続を突き放す作戦で着実に2位国本との差を広げていき、 10周を終える頃には国本を5秒後方に追いやり、まったく危なげない走りで12周を消化、今季5勝目を挙げた。
3周目にはファステストラップをも記録。これによりヴァン・ダムはポール、優勝、 ファステストラップの計22ポイントを荒稼ぎしてシリーズポイントを184とし、 このレース4位に終わったランキング2位の井口との差を59に広げた。

2位国本も最後まで攻めの姿勢を崩さずにヴァン・ダムを追ったが、最後まで捉えることはできなかった。
その国本を追う山本も、序盤こそ1秒以内の差で国本の隙をうかがう場面があったが、次第に遅れ始め、 終盤は井口に詰め寄られることとなったが、最後まで表彰台の座は明け渡さず、前回岡山ラウンドでの優勝とあわせ、 ホンダ勢の復調を大いに期待させる結果を得た。

ナショナルクラスもポールの山内が最後まで#18松下昌揮、#63安岡秀徒の追撃を退けて優勝。
序盤には3台がトップ集団を形成する場面があったほか、5周目には山内がデグナーでコースアウトするなど危ない場面もあったが、 同じくコースアウトして後方に下がってきた全日本クラスの#62嵯峨宏紀が追い上げてきたことにも助けられ、5度目の勝利を挙げた。

第12戦決勝は明日午前10時より、17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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