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Japanese F3

JF3:第10戦岡山決勝記者会見 各クラス上位3選手のコメント

■Cクラス
優勝 安田裕信(スリーボンド)
f3_r10_r_pc_yaduda  「昨日の夕方調子が良くて手応えはあったんですが、予選1回目は思ったより路面温度が上がって調子が狂いました。2回目は5度くらい下がってドライも悪くない感触で予選を終えました。決勝はウェットには自信がありました。もてぎでタイヤ選択を失敗したので、今回は的確に行こうと思ったんですが、スリックでスタートになってしまいました。スタートはショートギアを入れているのでホイールスピンして進みませんでした。スタートしてからは周りのペースと自分のペースと路面を見て、前半プッシュするとクラッシュするだろうし様子をうかがっていました。蒲生選手がすごい調子が良かったんですが、その後、蒲生選手にペナルティが出て、タイヤもきつそうだったし、自分の方が1秒くらい速いペースで走ってたんですが、ペナルティのボードが見づらいのもあったんだと思いますが、それで引っかかってる間に、路面が乾いてくると関口選手の調子が良くて、最後はプレッシャーを感じました。前を走った方がこういう路面ではダウンフォースを稼げるので、最後落ち着いて走ってファステストも取れたし、天候がぼくたちのチームに味方してくれ、それを生かし切れたのは良かったです。この次の鈴鹿は関口選手の方が速いと思うので、ここで稼がないと追いつかれてしまいます。鈴鹿は苦手で、SUGOはスリーボンドは悪くないので、明日は意地でも優勝を取れるようにがんばります」
決勝2位 関口雄飛(B-MAX)
f3_r10_r_pc_sekiguchi  「こつをつかんでいたので、いいスタートが切れました。序盤はああいう路面が得意なのでギャップを築けたんですけど、セーフティカーが入って、そこからは内圧の問題とか合って我慢していました。最後はペースが上がったんですが、近づいてもダウンフォースが抜けてしまうので厳しかったです。明日はポールスタートなのでなんとかスタートを決めたいです。今日まではどんどんポイントが追いついていたので、無理しないでもポイントを詰められると思ってたんですが、今日は逆にポイントを広げられたので、明日からはリスクを冒していきたいと思います」
決勝3位 蒲生尚弥(トムス)
f3_r10_r_pc_gamo  「スタートからクルマがグリップしてペースは良かったんですが、中盤あたりからペースが上がらなくなって、安田選手から追い詰めらました。ペナルティのボードも見えづらくて見逃してしまいました。山内選手との接触はヘアピンでぼくがイン側に入ったんですが、イン側が濡れていてアンダーステアが出て膨らんでぶつかったという感じです。明日ですが、ここは地元なので少しでもいいところが見せられるようにがんばりたいと思います」
■Nクラス
優勝 野尻智紀(HFDP)
f3_r10_r_pc_nojiri  「前回までは良くないレースが数戦続いていて、その中で自分の良くないところ、また他の方からもアドバイスをいただいて、それを克服しようと昨日からいつもとは違う気持ちで臨んでいました。チームもすごくいいクルマに仕上げてくれて、予選もいいタイムを出せましたし、後ろとのギャップも築けて、2戦ともポールを取れました。決勝はスリックで行かないと勝てないレースだったと思います。難しいコンディションで、スタートは得意としていなかったんですが、最近こつをつかみ始めたところもあってまずまずいいスタートを切れました。セーフティカー出るまでもCクラスに付いて行って、最初からグリップはありました。セーフティーカー後もレインタイヤ勢が来ましたけど、すぐ離れたので、その後は落ち着いて自分のペースを守っていました。途中、中山選手が2番手に上がって、差が詰まったところもあったんですが、最終的にはファステストを取れました。ただトップを走っていて、差を縮められたところがあったのは反省点です。ぼくはリスクがあると思ってたんですが、それをリスクと感じなくなるようなドライビングをしていかなければと思います」
決勝2位 中山雄一(トムス)
f3_r10_r_pc_nakayama  「今日は3番スタートでぼくの後ろのマシンがレインタイヤを着けていて、グリップが全然良くてどんどん前に行かれてしまいましたたが、それはしょうがないと自分の中で思っていました。セーフティーカーが入って、その開けではもうスリックタイヤの方がペースいい状態になっていましたが、その中でレインタイヤのマシンをパスするのに時間がかかってしまい、トップは狙えなくなりました。今日のポジション取りが悪かったところだと思います。レース中のペースは濡れてるときは良くてどんどん野尻選手に追いついていったんですが、最後乾いてきてマシンのバランスが悪くなって、ファステストを取れなかったのは悔しいです。明日も3番手スタートなので天候はどうなるか分からないんですが、いいスタートを決めて少しでもいい位置でフィニッシュしたいと思います」
決勝3位 ギャリー・トンプソン(KCMG)
f3_r10_r_pc_thompson  「今日のレースは残念でした。コースコンディションが完全にドライか完全にウェットだったら2位からのスタートで優勝を狙えたのではないかと思います。後半ペースが良くなってきて、前の方に上がっていき、最終的に表彰台に上がれたんですが、3位より2位のほうが良かったと思います。セクター2、3のペースは良かったのでファステストを取れる状態ではあったと思いますが、セクター1が良くなかったので完ぺきではありませんでした。最後、後半の2つのコーナーで順位を上げようとトライしたんですがそれはかないませんでした。今日の予選でクラッシュしてタイヤをだめにしてしまったので、明日はタイヤがない状態で、今日レースをしたタイヤを明日も使わないといけないし、厳しい展開になると思います。明日は雨が降ってくれることを望んでいます」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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