Japanese F3

JF3:第14戦富士公式予選 #36中山が4連続ポール達成。Nクラスは#23佐々木のタイトルが確定

全日本F3選手権第14戦の公式予選が10月13日、富士スピードウェイで行われ、#36中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が1'36.226でポールポジションを獲得した。 Nクラスは総合でも2番手につけた#23佐々木大樹(S Road NDDP F3)がトップ。佐々木はこれにより1ポイントを獲得、決勝スタートを待たずして2012年のNクラスチャンピオンを獲得した。

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全日本F3選手権最終ラウンドは、24年ぶりに復活したWEC富士6時間耐久レースとの併催となった。 公式予選はWECのフリー走行3回目の終了後、午前11時25分より10分間で行われた。 天候はさわやかな秋晴れ、コースはドライの絶好のコンディションだ。 ここでトップに立ったのは前回SUGO大会で3連勝を果たした#36中山。誰よりも早く1分36秒台の好タイムを記録すると、最後は1’36.226まで短縮してポールポジションをものにした。 2番手にはなんとNクラスの#23佐々木がつける。 佐々木は金曜日のフリー走行でも午前中にトップタイムを記録しており、今週末は絶好調のようだ。この予選でも1’36.297と、Cクラス中山の0.071秒差につけ、総合でもフロントローを獲得した。 これにより佐々木のシリーズポイントは1点が加算されて123。ランキング2位の#7平峰一貴は100ポイントであるため、このあと第15戦でポールを獲得し、第14、15戦の決勝レースでいずれもファステストラップと優勝を記録しても優勝回数の差で佐々木を上回ることが出来なくなったため、この時点で2012年のF3Nクラスチャンピオンは佐々木のものとなった。

なお、#8野尻智紀(HFDP RACING F312)と、今回スポット参戦している#19蒲生尚弥(KCMG)については走路外走行のため3グリッド降格のペナルティが課せられ、それぞれ10番手、14番手から決勝をスタートすることになった。

第14戦決勝はこのあと午後2時40分より21周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI
Yoshinori OHNISHI


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