Japanese F3

JF3:第11戦もてぎ決勝 各クラス上位3人のコメント

優勝 #36中山雄一(トムス)
今日もポールポジションからスタートして勝つことが出来ました。
チームメイトが朝からスゴい気合いが入っていて、1コーナーどんな勝負になるのかなと思っていたんですけど、1コーナーは楽に前に出ることが出来ました。
レース中は予選でアタックして傷めたタイヤを使っていたんですが、うまくドライビングでアジャストできました。
雨が降ってきましたが、後続とはマージンがあったので、多少ミスしても大丈夫かなとリラックスしていました。結果的にミス無く行けて良かったです。今日はチャンピオンとか、優勝とか、結果を気にすること無く走ることに集中しました。
今季エンジンが変わって、同じシャシーを使っているのにドライブフィールが変わりました。僕らのエンジンはオフテストからトラブルが少なく、性能を挙げていくことに集中できたので、チームの皆さんに感謝しています。
スーパーFJでもFCJでもそうでしたが、いつも「勝って当たり前」な状況で毎戦結果を求められる状況でチャンピオンをとっているので、嬉しいというよりほっとしています。
特に今回はチームメイトがいて、情報も共有しているし、直接のライバルでもあるので、プレッシャーを感じながらレースをしていました。

2位 #50千代勝正(B-MAX)
5番手からのスタートと不利な条件でしたが、スタートから5コーナーまでが勝負だと思っていました。
スタートで勝田選手がストール気味になったことなどもあって3番手に上がり、1コーナーでアウトから野尻選手に被せていったんですが、2コーナーで寄せられてしまって抜けませんでした。3コーナーから4コーナーまでにスリップに入って、5コーナーのブレーキングで2位に上がることが出来ました。
そこからは中山選手を追いかけていたんですが、僕の方が速い箇所があったり、離される箇所があったりで、全体的にはペースが足りなくて、離される結果になってしまいました。
勿論チャンピオンを狙っていましたが、今日決められてしまいました。今年は開幕からマシンの差が大きかったので、悔しいと言う気持ちを超えてるほどでした。それでも自分たちのベストを尽くして、前回の富士では1秒ぐらい差がありましたが、今回はコンマ数秒差で追っていけたので、その部分に関しては、自分たちのクルマと、自分のドライビングに関して速さは証明できてると思うので、今シーズン中に追いつけるかどうか判りませんけど、最低でも1勝出来るよう頑張りたいです。

3位  #2野尻智紀(戸田レーシング)
スタートは勝田選手のストールなどもあってラッキーだったんですけど、1周目は僕に詰めの甘い部分があって悔しい結果になりました。
後半までプッシュしましたが、千代選手を追いきれなくて、後続に迫られるなど、内容はあまり良く有りませんでした。
クルマが良くなってきているのは予選結果で証明できてると思うので、あとは僕がやるべきことをしっかりやらないといけないと思います。

Nクラス優勝 #38ナニン・インドラ・パユーング(トムススピリット)
2回目の優勝が出来て嬉しかったです。
何時もよりいいスタートが出来たんですが、小泉さんが右からパスしてきました。そのあと小泉さんを90度コーナーで抜きましたが、クルマ1台分開けてくれたので、クリーンなバトルでした。
前の岡山での優勝ではタイヤの使い方に問題があったので、それに気をつけて走りました。20周のレースは長かったけど、いいレースが出来たと思います。
SUGOは走ったことが有りませんが、今日みたいないいレースをしたいです。

Nクラス2位 #23高星明誠(NDDP)
チャンピオンが掛かってるので、落ち着いていこうと思っていたんですが、久しぶりにスタートを失敗してしまいました。
その後はクルマかタイヤかまだ原因は判りませんが、ペースが上がりませんでした。課題の残る結果になったので、次までに解決したいと思います。

Nクラス3位  #6小泉洋史(ハナシマ)
中山選手おめでとう。彼が高校生ぐらいの時からトレーニングの先生が一緒で、Nクラスでチャンピオンが穫れなかったので、今日穫れたことが自分のことのように嬉しいです。
昨日は自分の不注意などもあって、クラッシュしてクルマをバラバラにしてしまいましたが、チームの皆さんが夜中の12時くらいまで掛かって修復してくれました。で、本日を迎えることが出来たので、チームの皆さん、応援に駆けつけてくれた皆さんのためにも、最低でも表彰台には上がりたいと思ってレースに臨みました。
スタートがまずまず決まって、オープニングラップだけでもアタマをとれるかなあと思ったんですけど、ナニン君がヘアピンの立ち上がりで追いついてきて「これは90度でくるなあ」と思って、そのうち高星君もきて、ついていきたかったんですけど、二人は速かったです。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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