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全日本GT選手権

GTC_Rd4:富士GT決勝レポート

       デンソーサードスープラ(影山正美/谷川組)、
   セーフティカーラン、黒旗に翻弄されたレースを制し今季2勝目!

 荒れた……というより、やや消化不良のレースだった。最後はセーフティカーに
先導されたマシン群にチェッカーが振られ、最後の勝負を期待した観客は深いため
息を漏らして帰路につくことになった。

 8月10日(日)、富士スピードウェイで行われた全日本GT選手権第4戦「JAPAN
 SPECIAL GT CUP」は、心配された天候は崩れずにすんだものの、3度のセーフティ
カーラン、度重なるペナルティの黒旗で順位は混乱。これらをうまく利用し、他車
の脱落にも助けられた形の#39デンソーサードスープラが優勝を飾った。
 また、GT300クラスも最後にドンデン返し。#910ポルシェのペナルティにより#26
タイサンスターカードRSR(鈴木恵一/新田組)が優勝。両クラスとも第2戦富
士の勝者が、運を引き寄せシリーズ2勝目を遂げた。

 序盤の主役は、スタートでトップに立った#38カストロールセルモスープラ(竹
内/金石組)とPPスタートの#36カストロールトムススープラ(クルム/ロサ組)だ
った。3位#510RHセルモスープラ(ガショー/ベルモント組)以下を引き離しな
がら激しく競り合う両者のペースは衰えることなく、1周1秒のペースでマージン
を築いていく。
 トップ争い以外にも、#18avex童無限NSX(黒澤/山本組)と#100RAYBRIG N
SX(国光/飯田組)の5位争い、#556KURE R33(影山正彦/近藤組)と
#2ゼクセルスカイライン(亜久里/コマス組)の7位争いなど、序盤は同一メー
カー同志が随所で見応えのあるバトルを展開した。

  ところが、朝のフリー走行のトラブルを乗り越えてエンジンを換装、健闘してい
た#18NSXが、16周目にコース上にストップ。これを排除するためにセーフティ
カーが入った。
 ルーティンのピットストップにはやや早いものの、いくつかのチームはロスタイ
ムを少なくしようと、このセーフティカーランを利用して作業を終える。上位では
#3ユニシアジェックススカイライン(長谷見/田中組)、#2スカイライン、#
12カルソニックスカイライン(星野/本山組)のスカイライン勢。そして、挙動が
おかしく序盤に余分なピットストップを強いられた#39スープラも続いた。
  GT300クラスでも、#26ポルシェなどがピットインをしたが、結果的はこのチャ
ンスをいかしたマシンがその後のレースを有利に進めることになる。

 セーフティカーランが解除され、一時はカストロールカラーのスープラ3車、#
38、#36、#37カストロールトムススープラ(関谷/利男組)が1-2-3を形成
するが、30周を境に始まったルーティンのピットストップを終えると、その順位は
大きく変動。
  しかし、ここで上位に顔を出す予定だったスカイラインは、#2が#556との接触
で傷めたフェンダーがばたつきオレンジボール旗、#3スカイラインも黄旗追い越
しのペナルティで黒旗ピットストップとなり後退してしまい、スープラ勢に一矢報
いるチャンスはついえてしまった。

  残り20周を切った38周目の順位は、
  #39-(16秒)-#12-(12秒)-#38-(6秒)-#36-(4秒)-#37-(10秒)-#3
  と、#39スープラが予想外の大きなリードを築いていた。

 この中でペースの上がらないのが#12スカイライン。たった4周で12秒のマージ
ンを失い、42周目1コーナーで#38スープラが2位に浮上。また、#38とともに#
36、#37スープラもハイペースを維持。トップにジワジワと迫る。
 そして、その直後トップ#39にとっては厳しく、後続にとっては願ってもないチ
ャンスが訪れる。GT300クラスのマシンが最終コーナーでクラッシュ。2度目のセ
ーフティカーランがはじまる。

 残り10周となってセーフティカーがコースを外れた時(47周目)の差(順位)は、
  #39-(9秒)-#38-(2秒)-#36×#12×#37

  これで#38スープラ逆転勝利のシナリオは整ったかに見えた……が、そう思った
直後、何とその#38にペナルティの黒旗が提示される。ストレートで他車を抜く際に
走路外(ゼブラゾーン)を走行したものだった。
 しかし、トップ#39にとっては、まだ安堵するわけにはいかない。#36に逆転の
芽は残されている。

 51周目の順位は
  #39-(7秒)-#36-(2秒)-#37

 ところが、ここでまたしてもアクシデント。#4ポルシェが最終コーナーでクラ
ッシュし、4周を残して今日3度目のセーフティカーランとなる。
 これで上位3車の差はぐっと縮まり、レース再開となれば#36、#37に有利。そ
のままチェッカーなら#39の優勝。皆が固唾を呑んでセーフティカーの動向を見守
った。
  結局、セーフティカーの先導は続き、そのままレース終了。#39デンソーサード
スープラが今季2勝目を飾った。

 「最初の予定外のピットインはオーバーステアがひどくて堪えきれず入った。タ
イヤを変えても症状は直らなかったので、たぶんデフだと思う。チームと谷川君の
がんばりに感謝」と、シリーズを大きくリードすることになった影山正美。
 最初のピットインの際、影山はグローブを投げたというが、チームは勝負を捨て
ず、引き継いだ谷川もはこれ以上ない我慢の走りをしたことが、運を引き寄せ勝利
に繋がった。
 レースも人生も「投げたらアカン」。

 なお、GT300クラスは、#910ナインテンポルシェが真先にチェッカーを受けたが、
セーフィティカーラン時に他車を抜いたとして、レース後1分加算のペナルティが
課せられ後退。#26ポルシェが優勝を飾り、2位には大健闘の#27チームFCJフ
ェラーリ(太田/オロフソン組)が入った。

              *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***



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