Formula Nippon

FN:第7戦オートポリス 決勝記者会見

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優勝 小暮卓史(ナカジマ)
 「優勝できてすごくうれしいです。チームのみんなに感謝したいと思います。スタートはホイールスピンが多くて自分でもあきれました。前に付いていけばなんとかなるかなと思っていましたが、伊沢選手が離れていったので大丈夫かなと思いました。ピットはミスなく、大丈夫だと言われたので後半は安心して走りました。中嶋さんがぼくがスタートをミスするかもと予想して燃料を多めに積み、レースがうまくたたかえる作戦を取ってくれました。大嶋選手が前にいましたが、チームから2ピットと聞いたので、タイヤを温存して走りました。優勝できたらゴール前でオーバーテイクボタンを押してくれと言われてたので押しました」
2位 アンドレ・ロッテラー(トムス)
 「スタートはよかったです。伊沢選手は抜けなかったので、前半はリスクを背負わずに前に付いていきました。ピットイン後にトラックに戻ったときに前に出ました。その後は安定したラップを刻んで、自分の仕事はできたと思います。前半は難しかったですが、タイヤの交換後の30ラップを過ぎたあたりから楽しんで走れました。小暮選手を抜くのは無理で、プッシュしてタイヤのコンディションが悪くならないように走っていました」
3位 ロイック・デュバル(ナカジマ)
 「今日のレースはタフでした。昨日の予選で黄旗の件もあってスタートから難しかったですね。いいスタートでしたが、ライアン選手がが自分のポジションを守っていたので押し出されてしまいました。序盤は、燃料が重くて他のクルマに付いていくのは大変でした。20周目くらいからステアリングに、左に切るときはたくさん切って、右は少し切るだけで曲がるというトラブルが出て、平手選手に攻められ大変でした」
優勝チーム監督 中嶋 悟(ナカジマ)
 「スタートでそれぞれがポジションを落とすといういつものパターンで心配しました。小暮に関しては前戦のもてぎで学習して、スタート失敗を想定してガソリンを多く積んでいました。重くても付いていけばいいと思っていましたが、小暮は1台抜かれると思ったら2台、ロイックに関してはもっと悲劇的な一番後ろで帰ってきました。ロイックは、クリーンに走れるように早めの給油をしました。昨日の夜終わった時点ではさみしかったですが、ドライバー2人が挽回して最高の結果になりました」
まとめText & Photo: Yoshinori OHNISHI


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