- 優勝:#1ロイック・デュバル(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)
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良い気分です。今日の最初のターゲットは第1レースを勝つことでしたから。これでチャンピオンシップの可能性が更に大きくなりました。ただレース自体はタフでしたね。御存知のように僕のクルマにはオイル漏れのトラブルが出て、レース後半はタイヤのグリップも落ちてペースを保つのが難しかったです。後ろのドライバーにもオイルがかかったと思います。
最初にヘアピンで白煙に気付いたときはタイヤスモークだと思ったのですが、そうではないことがわかり、チームと交信した結果「走り続けろ」と指示され、従いました。5速から6速に入れる時に多少の違和感がありましたが、ギヤボックス自体には問題はありませんでした
チャンピオンシップを獲得するにはレース2で勝たなければ駄目ですから、かつことだけを考えて午後のレースを走ります。 - 2位:#32小暮卓史(NAKAJIMA RACING)
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スタートがうまく決まり、狙い通り36号車と19号車の前に出られたのは良かったです。初めの作戦では、序盤はタイヤを温存して後半に勝負をかける予定でしたが、デュバルのオイルを被って捨てバイザーを2周で使い切ってしまい、手で拭いて余計視界を悪くしてしまって、クリッピングポイントが見えないほどの状態でペースが上げられませんでした。あと3枚捨てバイザーをつけておけばよかったと思いました。アンドレのペースが良く、詰められましたが、同じ状況で走っていればパスできないだろうと思っていました。
2位に入ったことでチャンピオンの可能性を繋ぎとめられたのは良かったです。僕には勝つしか方法がなく、第2レースはフロントローなので可能性は充分あります。他のドライバーが難易に入るかでタイトルは左右されてしまいますが、次は優勝することだけに集中します。 - 3位:#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
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特に良くも悪くもない結果でしたね。一つ順位を落としてまた取り戻して、3位でレースを終えました。クルマの状態は悪くなかったのですが、相手のミスを待つしか抜くチャンスがありませんでした。退屈なレースになってしまったかもしれませんね。
JPより前でフィニッシュしてコンマ5ポイント差に詰められたのは良かったです。次は5位からのスタートで厳しいレースになりますが、頑張ります。 - 優勝チーム監督:村岡潔(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)
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嬉しいです。レースに勝つというのは一番幸せなことですよ。結果が良かったから、今はハラハラできたと言えます。回りに迷惑をかけないためにも、クルマをきっちり直して第2レースに臨みます。
僕らはシーズンがどうこうよりも、目先のレースに集中しています。ポールとって勝つことだけを考えているんですよ。

