- 優勝 #36アンドレ・ロッテラー
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パーフェクトなレースでした。ラッキーな面もありましたが、スタートもロケットみたいにうまくいって、2位に上がれたのはラッキーでした。
小暮選手がペナルティーを受けてトップに上がりましたが、すぐ後ろにロイックが迫ってきました。 ナカジマレーシングが速いのは判っていましたけど、自分たちのクルマも良かったので、 どうやれば速いペースで走り続けられるかも判っていましたし、もてぎは抜きにくいので、 プッシュされてもピットストップまでに前に出られなければ大丈夫だと思ってました。
ピットストップの時間も短く済ませられて、マージンも築けましたから、チームやメカニックには本当に感謝しています。 - 2位 #31ロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)
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ファンタスティックなスタートでしたよね(笑) コグレがジャンプスタートをしたのに惑わされて出遅れてしまい、
1コーナーではイシウラにも並ばれました。走っているうちにチームメイトにペナルイティが出て、
彼にはすまないと思うけど自分にとってはこれはラッキーでした。
アンドレを抜こうとしたんですけど、どうも2コーナーとS字でタイムロスをしているようで、中々つかまえられませんでした。 そこでピットストップで前に出ようと思ったんですが、今回は彼らのストラテジーのほうが良かったようですね。それで、 セカンドスティントはミスをしないように心がけて走るようにしました。チャンピオンシップを考えれば、 今回セカンドポジションでレースを終えられてハッピーです。
この入賞を十日前に亡くなったボクのお爺ちゃんに捧げます。 - 3位 #2ブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)
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退屈なレースでごめんなさい(笑)
今日は最後までタイヤをマネージメントしながら走っていました。前とのギャップを詰められなかったけど、 イシウラはタンクが軽いと思っていたから、ピットストップの後で前に出られると思っていたんですが、駄目でしたね。 それで後半はハードにプッシュしたんですけど、どうしても追いつけなくて、 でも最後に彼がスローダウンしたお陰でボクにとってはいいレースになりました。ポディウムに上がれてハッピーです。 - 優勝チーム監督 舘 信秀
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レース前は勝てるなんて考えていませんでした。ポディウムならいいや位にしか思ってなくて。
ナカジマさんとこのクルマとはだいぶギャップがありましたからね。
でも、諦めちゃいけないんだと改めて思わされるレースになりました。始まる前はそれこそ捨ててましたから。
一つ勉強になりました。諦めちゃいけない、ネバーギブアップ、と。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI