本山 哲(ポールポジション)
今回は走り出しからベースの状態がすごくよかったので、予選1回目からクルマはほとんどイジらずに、
ウィングの微調整くらいでアジャストしていって、最後のアタックでは思い通りに走れて、トップで終われました。
午後は気温と路面温度が上がってタイム更新は難しいかな、と思っていましたが、いざ始まってみると気温、路面温度はほとんど同じで、
そうなると路面コンディションは午後のほうがよくなるので、コンマ2、3のタイムアップはいけそうかなと。
そういう中で細かいアンダーとかオーバーをアジャストしていって、最後は一番いい状態で思い切りアタックできた結果、一番だと。
シーズンを考える上でも非常に重要なこの富士のレース、になると思うし、そういう中で今日一番になれたということは、
このレースだけでなくシーズン全体の中でも意義があるな、と思います。
レースはもちろんトップでゴールしたいと思ってるんですけども、できれば今日みたいな接戦ではなく、
大差をつけて勝てるように頑張りたいですね。
小暮 卓史(予選2位)
持ち込みからクルマはある程度完成されてまして、金曜日も速いタイムが刻めて、今日に臨んだんですけど、
セクター2とセクター3のマシンバランスがちょっと違う、というのですごく悩んで、どっちかを取ればどっちかが犠牲になる、
というところで最後は妥協しつつも一番いいところかな、という状態で4セット目を走って、
僕の中ではほぼイメージどおり走れたんですけどもトップには届かなかった、と。
決勝に関しては、セッティングもまだまだ詰めるところがありますし、決勝セットも決して悪くないと思ってますんで。
(スーパーGTのクラッシュの影響は)首と背中に筋肉痛みたいなのはありますけど、だいぶ復活してきたので大丈夫です。
松田次生(予選3位)
持ち出しの時点でクルマの調子が良くなくて、オーバーステアが主に出ていたので、それをどうしようかと。
ストレートスピードも伸びていなかったので、予選1回目もセットアップに費やした状態だったんですけども、
2回目はクルマのほうもうまくまとめてこれたので、なんとか3番手になりました。ただちょっとトップは見えてない状況なので、
まだ車のほうは変えていかないといけない状況です。
レースはなるようにしかならないと思うので、勝ちを意識しすぎず、でもポイント差を詰められすぎないように、できれば優勝したいです。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI