Formula Nippon

FN:第6戦富士公式予選2回目 本山が1年10ヶ月ぶりのポール獲得!

全日本選手権フォーミュラニッポン第6戦の公式予選は、#19本山哲(アラビアンオアシス・チームインパル)が1分26秒901と、唯一の26秒台を叩き出し、今季初めてのポールポジションを獲得することとなった。

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公式予選2回目は午後2時に開始された。 開始と同時に各車一斉にコースに飛び出し、最初のアタックで#32小暮卓史と#2松田次生がいきなり1分27秒台に入れてくるなど、 序盤から激しいタイムアタック合戦が繰り広げられた。

7分経過時点までのトップは小暮の27秒658だったが、8分過ぎに#36アンドレ・ロッテラーが1分27秒431と、 早くも午前中の自己ベストを更新してトップに上がってきた。 午前中トップの本山は9分経過時点で4番手タイム。

開始18分過ぎから小暮が2回目のアタックを開始。1分27秒234とこちらも午前中のタイムを更新して再びトップに躍り出る。 直後にブノワ・トレルイエが27秒364で2番手に。 ロッテラーも26分過ぎに27秒183を出してきたが、 このときヘアピン先のコース脇に#3柳田真孝がスピンしてとまっていたため黄旗が出ており、このタイムは後に無効とされた。

本山は28分過ぎに2回目のアタックに取り掛かり、27秒283で2番手に。 松田は27秒412とトップ3に届かない。

残り時間が6分を切ったところで、ほぼ全てのドライバーが4セット目のニュータイヤを投入して最後のアタックに取り掛かった。 ロッテラーは残り時間3分30秒でコースイン。 ロッテラーは無効とされたタイムを更に上回る、1分27秒144をここで叩き出し、一躍トップに。 すぐに小暮が27秒082でトップを奪い返す。

しかしチェッカーが出された直後、本山が1分26秒901と、この日唯一の26秒台を叩き出してトップに躍り出た。 松田も27秒102を最後の最後に叩き出し、3番手に浮上。 これで上位4人が午前中のベストタイムを更新したため、予選2回目の順位、1位本山、2位小暮、3位松田、 4位ロッテラーでグリッド順が確定した。

会心のアタックを終え、何度も小さくガッツポーズをしながら本山はピットロードに戻ってきた。 彼にとってこれ2005年第8戦もてぎ以来。実に1年10ヶ月ぶりのポールポジション獲得だ。

第6戦決勝は明日午後2時30分より、ピットストップありの300kmフルディスタンス、65周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum



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