Formula Nippon

FN:第4戦もてぎ公式予選 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがQ3で逆転ポールポジション!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦は6日、栃木県のツインリンクもてぎでノックアウト方式の公式予選を行い、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がポールポジションを獲得した。

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 今回の予選はノックアウト方式。Q1は13時50分から20分間。ここで14位以下がノックアウトされ予選順位が決定する。

 開始5分過ぎ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が1分36秒741でトップに立つが、7分過ぎにはアンドレ・ロッテラー(トムス)が1分35秒997でこれを上回った。3位に塚越広大(ダンディライアン)、以下平手晃平(インパル)、石浦宏明(キグナス)、小暮卓史(ナカジマ)、伊沢拓也(ダンディライアン)と続く。

 この後、大きな順位変動はなく、Q1終了残り5分で各車最後のアタックに入った。ここでロッテラーが1分35秒496を出しトップに躍り出るが、最後の最後で塚越が1分35秒921でこれを逆転し、このセッションのトップに立った。2位にはロッテラーが、3位には平手が入った。

 このセッションでノックアウトされたのは石浦、武藤英紀(リアル)、嵯峨宏紀(ルボーセ)、アレキサンドレ・インペラトーリ(KCMG)の4台となった。

 Q2はQ1から10分のインターバルをおいて7分間。このセッションでまずトップに立ったのは、ロッテラーで1分35秒496。他車がアタックするものの結局、彼のタイムを上回るものはなくロッテラーがトップでこのセッションを締めくくった。

 2位には中嶋一貴(トムス)が、3位にはオリベイラが入った。Q2でノックアウトされたのは、小暮、小林崇志(リアル)、中嶋大祐(ナカジマ)、国本雄資(セルモ)、アンドレア・カルダレッリ(コンドー)の5台。

 Q2から10分のインターバルをおいて、最後の7分間のポールポジションをかけたQ3が始まった。空はにわかに暗くなり、雨は降ってないもののウェット宣言が出る中で始まったため、各ライバー、雨を予想してシグナルグリーンと同時にコースイン。

 ここでも早々にロッテラーが1分35秒189でトップに立つが、残り2分余りでオリベイラがアタックを開始。セクター1、2とロッテラーのタイムを上回り、コントロールラインを横切るとタイムは1分35秒012。ついに最終セッションでポールポジションをもぎ取った。

 2位にはロッテラーが、3位には塚越が上がってきた。4位には中嶋一貴(トムス)、5位には伊沢が、6位に大嶋和也(ルマン)が入り、7位は山本尚貴(無限)、8位に平手が付けた。

 決勝レースは明日7日14時30分より52周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum


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