Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿決勝 トップ3のドライバーと優勝チーム監督のコメント

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優勝 アンドレ・ロッテラー(トムス)
fn_r01_r_pc_lotterer  「最高の気分です。ポイントは完ぺきなスタートでした。すぐに、小暮選手の後ろに付くことができ、ピットストップで前に出ることができると思いました。戦略どおり小暮選手の前に出ることができたので、ピットクルーの人たちに感謝したいと思います。ピットアウト後はプッシュして差を開き、その後は楽しく走ることができました。9年間でやっと開幕で優勝することができました。ぼくにとってもチームにとってもポジティブなスタートになり、これからのモチベーションが高いと思います」
決勝2位 小暮卓史(ナカジマ)
fn_r01_r_pc_kogure  「スタートは良かったんですが、後ろにアンドレ選手がいて、彼との争いになるだろうと思いました。ぼくがプッシュすると彼もプッシュしていました。ピットストップで若干のミスがあって2位になってしまいました。ピットアウト後、45秒台に入ったときにヘアピンでフラットスポットを作ってしまって、アンドレ選手との差を開かないように思ってたんですが、振動がでてペースが上がらなくなり、彼に付いて行くことができませんでした。後続との距離もあったのでペースを上げる必要もなくなりました。たとえ、ベストの状態でも彼が速かったので今日は2位でも満足です。アンドレ選手が次のオートポリスで休むそうですし、ぼくの場合、開幕戦で優勝するとチャンピオンが取れてなかったので......、取ったことはありませんが(笑)、そういうポジティブ思考でいきたいと思います」
決勝3位 中嶋一貴(ナカジマ)
fn_r01_r_pc_nakajima  「昨日の気分は最低で今日の気分は最高です。ポジションがポジションだったので最初に入って、フリーなところでタイムを稼ぐ戦略でしたが、最後がどうなるかは心配でした。テストでも満タンにしたことなかったですし、ずっと伊沢選手が後ろにいて、追いつかれると思ったんですが、ペース的にも同じくらいで、最後は彼の方がタイヤがきつかったみたいで差が開いていきました。プランどおりのレースでしたね。表彰台は久しぶりです。富士や鈴鹿のF1でもみなさんにいいレースをみせることができなったので安心しました」
優勝チーム監督 館信秀(トムス)
fn_r01_r_pc_tachi  「できすぎですよね。小暮くんのミスもありましたし。今日のウォームアップまで悩んでいました。最後の最後までクルマをさわって、セッティングはぶっつけ本番でギャンブルとう感じでしたが、それがうまくできて結果に通じました。アンドレ選手が1回出られないのは大きいですが、あきらめずに、アンドレ選手でチャンピオンを狙うという目標は変っていません。中嶋選手は注目されているので、重圧になってマイナスになるのを心配していましたが、彼は意外に飄々としていて、そういうことは意識してないのか、負けていないのか、なるべくリラックスさせようとしていますが、思った以上に彼は心臓が強いですね」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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