Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

優勝 #32小暮 卓史(NAKAJIMA RACING)
fn_r01_r_pc_kogure 優勝できたことを心から嬉しく思いますし、チームに感謝しています。
今日は作戦勝ちというか、いいレースになりました。
ピットストップに関しては、最初から2本交換で済むくらいに燃料を搭載してスタートしました。オリベイラがどういう作戦かは分かりませんでしたが、とにかく付いていこうと思いました。 でも序盤に右フロントにフラットスポットを作ってしまって、差を広げられてしまいました。
それでも素晴らしいピットワークのお陰で前に出れました。終盤はまたフラットスポットを作ってしまい、最後の3周4周は差を詰められてひやひやしましたが、なんとか凌ぎきりました。
周りも凄く速くなってきたので、楽して勝てる雰囲気はありません。これからもいろんなことをトライし、エンジニアとも話し合ってクルマを速くしていきます。
2位 #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Mobile1 TEAM IMPUL)
fn_r01_r_pc_oliveira 2位でポイントをたくさん取れたことはシーズンのスタートとしては良かったと思います。
ただ、今回は勝ちたかったですね。
スタートも良かったし、4.5秒もギャップを広げられたので、ピットストップしてもリードを守れると思っていました。ストラテジーはフレキシブルに考えていて、2本交換、4本交換の両方を想定していました。それが却って僕もチームにも迷いを生じさせたのか、ピットストップに少し時間がかかってしまいましたね。
今シーズンについては凄く期待しています。今日2位になったことは自信に繋がったし、これからもエンジニアと話し合ってクルマをインプルーブしていきます。
第2戦に向けては、予選セッティングをもっと僕好みに合わせていきたいですね。
3位 #36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r01_r_pc_lotterer 最高の結果じゃありませんが、まぁいいレースでしたね。
スタートが良くなくてイザワにひっかかってしまってペースが上がらず、ダウンフォースを失ってタイヤが冷えてしまいました。そこでピットストップを早めてイザワの前に出ることにし、そこからはひたすらハードに攻め続けましたが、今日のレースは周回数が少なくてこの作戦を生かすことが出来ず、ガッカリしました。
でも次のレースには期待できると思います。昨年に比べるとナカジマとの差は縮まっていますから。今日のクルマも勝てるポテンシャルがあったのですが、スタートが良くなかったのが全てでしたね。
中嶋 悟(優勝チーム監督)
fn_r01_r_pc_nakajima 小暮君は作戦勝ちと言いましたけど、実は自動車が満足行く状態じゃなかったんです。それでも前についていってあの位置を走れたのは彼の力だと思います。
今まで彼はスタートで出遅れるとよくぶつかったりしていたので、今日も実は五分五分かと思っていました。そういう自体も織り込み済みでした(笑)
アンドレのセカンドスティントのスピードを見て今季は安心できないなと感じました。これからもみんなで考えて速いクルマにしていかないといけません。
小暮君の2010年バージョンはOKです(笑)
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI


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