Formula Nippon

FN第1戦決勝 上位3人のコメント

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リチャード・ライアン(優勝)
今シーズンはディフェンディングチャンピオンとして臨むことになるので、周囲の期待もこれまで以上に高いことも理解してるよ。でも、レースに取り組む姿勢はこれまでと何も変わらないけどね。
今週末は「レースに勝つ」ことを最優先に取り組んできたんだ。だから予選の速さよりも、決勝で安定したペースで走れる方向でクルマも仕上げたよ。
今年から燃料の最大搭載量が110リッターから130リッターに増えたけど、フルタンクで走ったときのバランスにはそれ程違いを感じなかったね。僕らのクルマは目一杯燃料を積んでも充分に速かったので、2ストップでいくことは考えていなかったね。

井出有治(2位)
金曜から良い流れで来ていたんですけど、決勝では思ったよりペースが上がらなくて、皇族を引き離すどころかリチャードを押さえ込むので精一杯でした。
リチャードに先行されたのは、僕のインラップが遅かったのかもしれませんね。 その後もずっとプッシュしていたんですが、追いつけませんでした。アウトラップから全力で追いかけたので、タイヤがもたなかったようですね。

服部尚貴(3位)
予選ではインパルの3台にやられてしまって正直悔しかったです。
ここまでのテストでは、皆ロングランが充分に出来ていない状態だったので、フルタンクからのバランスの変化とか、タイヤの消耗とかが不安でしたから、レースではなるべくタイヤを傷めないように気をつけて走ったつもりです。その過程で何台にも抜かれてしまいましたね。中には「おい勘弁してよ」みたいな抜かれ方もされましたし。
でも結果的には燃費も含めて、クルマはよく仕上がっていたので、チームは良くやってくれたと思います。
(今年のルール変更に関して)思ったほど20リッターの差は大きくなかったですね。それよりもコンパウンドの変わったタイヤのほうが心配でした。

村岡 潔(DoCoMo DANDELION チーム代表)
1ヒートのレースでの優勝も、二人同時の表彰台も、チームにとっては全て初めての経験だったので非常に嬉しいです。
二人とも良くやってくれました。
今年は決勝重視でレースウィークエンドを組み立てることにしました。レース距離が伸びたので、一発の速さよりも決勝での安定性を重視したいですね。

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