Formula Nippon

FN:第5戦もてぎ公式予選 チームインパルがフロントローを独占。PPはJPオリベイラ!

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第5戦は4日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝のグリッドを決める公式予選がノックアウト方式で行われ、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)がポールポジションを獲得した。予選2位にも僚友の松田次生(同)が僅差で肉薄し、明日の決勝レースはチームインパルの2台がフロントローからスタートすることとなった。

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■Q1

 午後になってもサーキット場内は蒸し暑い。ノックアウト方式で行われる公式予選は13時30分より。まずは、20分間のQ1から。

 Q1序盤をリードしたのは、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)。これにロイック・デュバル(キグナス・スノコ)、塚越広大(ダンディライアン)と続く。

 そして、Q1終盤のアタックでアンドレ・ロッテラー(トムス)がトップに立つと、デュバルが1分34秒679で逆転し、このセッションをトップで通過した。2位には中嶋一貴(トムス)が入り、ホンダエンジン勢で一人気を吐く塚越広大(ダンディライアン)が3位に食い込んだ。

このセッションでノックアウトされたのは、金石年弘(リアル)、国本雄資(セルモ/インギング)、スポット参戦最後のレースとなる中山友貴(リアル)、嵯峨宏紀(ルボーセ)、折目遼(KCMG)の5台。

■Q2

 Q2セッションは7分間。最初にアタックラップに入ったロッテラーが1コーナーで曲がりきれずにコースアウト。この周を捨て次周に再びアタックをかけたロッテラーは、それでも4位でQ2を通過した。

 このセッショントップに立ったのは1分34秒908でオリベイラ。2位には中嶋一貴(トムス)で、3位にはここでも塚越がつける。

 そして8台通過の最終順位8位に滑り込んできたのが、ルーキーの安田裕信(コンドー)。初めてのQ3進出を果たした。

 ノックアウトされたのは、伊沢拓也(ダンディライアン)、大嶋和也(ルマン)、中嶋大祐(ナカジマ)、山本尚貴(無限)の5台。

■Q3

 Q3も7分間。8台での熾烈な争いを制したのは、オリベイラ。1分34秒588をたたき出し、ポールポジションを獲得した。そして2位には僅差、千分の4秒差で僚友の松田が肉薄し、フロントローをインパルが独占することとなった。

 3位には中嶋一貴が入り、4位にロッテラー。5位にはホンダエンジン勢で唯一Q3進出を果たした塚越がつけ、6位にでデュバル、7位平手晃平(セルモ/インギング)、ルーキーの安田は8位となった。

 明日は5日は、8時30分から30分間のフリー走行が行われ、決勝は14時から52周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum
Katsuhiko KOBAYASHI


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