Formula Nippon

Fニッポン 第6戦 SUGO 上位3人のコメント


本山4勝目。インパルにとっては先週のGTに続いての2連勝だ。(Photo:K.Takeshita)

本山 哲(1位)
「今朝の予選は何とかドライコンディションになってよかった。正直ウェット
セッティングには苦労してたし、ドライコンディションには自信があったから。
スタートで前に出れれば自分のレースが出来たはずだが、ホイールスピンさせて
しまい、前に出られなかった。序盤のうちにメインストレートで抜きたかったが、
若干濡れてるところがあってリスキーだったので辛抱した。
(ロッテラーを抜いたシーンについて)ブレーキングで前に出たかったが、前に
出られなかった。でもとにかくアウトに並べかけて、踏ん張ってれば3コーナー
ではコッチがインを取れると分かってたんで思い切っていった。
(ロッテラーも)スペースを残してくれていいバトルだったと思う。
予選からいろいろあって難しいレースだったが、僕が難しい以上に他の人は大変
だったみたいで、比べれてみれば上手くいったかなと。
今まで2回ともノーポイントで気持ち的に辛かったが、今日勝てて楽になった。」


アンドレ・ロッテラー(2位)
「今朝はPP取れてよかった。コースはドライだが若干ウェットの部分があり、
その中ではいいセッティングが出来てた。スタートもよかった。
ピットストップはチームがいい仕事をしてくれたが、タイヤが冷えてる状態で
無理をしすぎてしまい、ペースが上がらなかった。
(本山のオーバーテイクシーンに関して)完全に締めてしまうと危ないので、
それはやってはいけないと思った。これからもこういう形でいいレースをしたい
し、シリーズを考えてもポイントを取っておきたかったので、あれでよかったと
思う。本山選手は実力の一番あるドライバーだと思うが今シーズン中にはぜひ
とも勝てるように頑張りたい」


脇阪寿一(3位)
「課題のスタートは成功した。トップ2台が失敗気味だったので行き場がなく
てアクセル戻したくらいだった。
鈴鹿はストレート延びないしオーバーステアだったが、今度はアンダー方向に
行ってしまった。
ペース的にはアンダー気味でよくなかったし、後ろから(ブノワに)つつかれ
たが、チャンピオンシップを考えたら守りきらなきゃいけない順位だったし、
チームもピットストップでいい仕事をしてくれたお陰で順位を上げられたので、
なんとしても抑えきりたかった。
本山とは今回ポイントが離れてしまったが、後半戦で追い上げて行きたい。」


星野一義(TEAM IMPUL監督)
「テストでいいデータが取れたので安心していたが、もって来た時点では色々
悩みを抱えてしまった。
しかしスタッフがじっくり時間かけてデータ整理しながらクルマをまとめて
くれたので、いい方向にもっていけた。
僕は何もしてないが、若いスタッフが伸びてくれたので満足している。
ドライバーに関しては全く信頼している。何とかしなければならないところで
何とかできるだけの実力があるからね。実際今回もなんとかしてくれたし。
今年はそういう意味ですごく助かってる。
今回勝てたのはドライバーとスタッフの力で、感謝している。
フォーミュラニッポンはやるべきことははっきりしているが、GTではウェイト
などもあって、これから見極めなければならないことが多い。GTでは本山は敵
になるんだけどね(笑)
次週の8月3日は本山に照準合わせて頑張ります。(笑)」


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