Formula Nippon

Fニッポン 第9戦 鈴鹿 決勝記者会見


喜びの上位3名 (Photo: Motorsports@nifty)

優勝 ブノワ・トレルイエ
 「今日はクルマが完璧でした。チームが素晴らしい仕事をしてくれましたし、タイヤ交換の速さは信じられないほどでした。ピットアウトしたときは優勝するという確信はありませんでしたが、ニュータイヤで有利だったので優勝するしかないとは思いました。最後53秒台までペースダウンしたのはピットストップが早かったので燃料が心配だったからです」

2位 井出有治
 「金曜日のフリー走行から調子は良かったんですが、予選でのクルマは何故だかわからないんですが、不調でした。でもスタッフが徹夜で頑張ってくれたので今朝のフリー走行では快調でした。リチャードに迫ったときは、一発で抜かないと相手のペースに合わされてしまうので、思い切って抜きました。2位に上がってからもブノワとの差はあったんですが、あきらめずにプッシュしました。勝つしかない状況で、予選が悪くてここまでこれたんだから、優勝できなくて余計に悔しいです」

3位 リチャード・ライアン
 「今日はとても難しい一日でした。こんなにプレッシャーを感じたのはぼくのキャリアのなかでも初めてでした。監督の村岡さん、エンジニア、メカニック、スポンサーのドコモに感謝します。ピットアウト後はタイヤのプレッシャーの問題で、クルマがコーナーで底を摺りプッシュできませんでした」

優勝監督 星野一義
 「ぼくは何もやっていません。ドライバー、デザイナーを含めて素晴らしい組織を作ることができました。入れ替えればチャンピオンだとかいわれますが、そんなの関係ないです。ブノワも素晴らしいし、リチャードも素晴らしい。チャンピオンは力で取るもんです。井出は素晴らしいドライバーに育ってきたので来年、最高の走りでチャンピオンを取ればいいと思います」



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