Japanese F3

全日本F3第13戦美祢 決勝リポート 中嶋一貴待望の今季初優勝!

050730_06 全日本F3選手権第13戦の決勝が7月30日、美祢サーキットで行われ、#37中嶋一貴(トムス)が昨年の開幕戦以来、1年4ヶ月ぶりの優勝を決めた。

 レースは15時20分にスタート。
 2番グリッドの中嶋が勢いよく飛び出してホールショットを奪った。ポールの#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)はバックストレートで強引にノーズをねじ込んでくる#14パオロ・モンティンを懸命に押さえ込むと、先行する中嶋の追撃に掛かる。モンティンはその後、#1ロベルト・ストレイト(INGING)に3位の座を明け渡してからは、じりじりと差を広げられ、同時に後方から#10武藤英紀(M-TEC)の猛追を受けることとなった。

 レース序盤はテール・トゥ・ノーズの状態だった中嶋とオリベイラだが、スタートから数周を消化して落ち着きを取り戻した中嶋がペースを上げていったことと、オリベイラのタイヤの磨耗が想像以上に速かった事が影響して、レース中盤をすぎた頃からその差はじりじりと開き始めた。
 中嶋は15周目までに2.8秒ものリードを築き上げ、落ち着いてオリベイラの追撃を抑え切って20周を走りきり、今季初の優勝をもぎとった。
 この優勝はデビュー戦となった昨年の鈴鹿での開幕ラウンドで2連勝して以来、実に1年4ヶ月ぶりの待ちに待った勝利となった。

 第14戦の決勝は明日31日午後12時50分より、30周で行われる。



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