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Formula Nippon

Fニッポン第10戦鈴鹿、決勝記者会見


(Photo:Motorsports@nifty)

優勝 脇阪寿一
 クルマは完璧で朝から多少の微調整を加えて決勝に臨んだ。本山選手が速かったのでなんとか抑えられるだけ抑えようと思ったが、雨が降ってくるとリアが出てステアリングが切れなくてアンダーになるような状況できつかった。本山選手に抜かれたけど、乾けばついていけるかなと考えながら走った。何年か前にこういうコンディションで高木虎之介選手と走っていてトップでスピンしたことを思い出し、それだけは避けようと思った。キャラクター的にはそういう場面で一番飛び出すのはぼくなんで、我慢して走った。1回目のセーフティーカーのときは、マージンがあったのでいやだと思ったけど、あの周回、雨が降ってきたのであのまま走ってればコースに残ってたかどうかわからなかったし、2回目のセーフティーカーのときもスプーンだけ雨が落ちてて、そのときもセーフティーカー入ったので結果的にはセーフティカーに助けられた。
 ピットインしてスリックで出たのは、レインコンディションでレースしなければいけない空の明るさじゃなかったし、もし雨が降り続いたらあきらめようと思った。佐々木オーナーが来られているなか、有終の美を飾れてよかった。最後は、マージンを稼ぐかタイヤを残すか悩んだけど、小暮選手は追いついてこないと思った。本山選手が小暮選手を抜いたときぼくの後ろにすぐ来るんじゃないかと思ったけど、本山選手は追いついても抜けないだろうと思って、クルマとタイヤを労わって走った。2回ペースカーが入ったこととか、ぼくにネガティブに働いた要素は何もなかった。オフは夜遊びするための資金も増えたのでシーズンオフは楽しく過ごそうと思う。

2位 小暮卓史
 チームはいいクルマに仕上げてくれたけど予選は不本意だった。途中、雨とかが降ってきてコースコンディションが刻々と変わる中いいペースで走ることができた。後半は脇阪選手についていくのが精一杯だったのでポジションをキープした。後ろから本山選手もきていたが、ヘアピンでフラットスポットを作ってハンドリングが変わって大変だった。冷静に冷静にと自分にいいきかせて走った。レース中は中嶋監督がずーっと話しかけてくれたのが励みになった。シーズン前半戦は若さが出て悔しいことが多かったけど、前回からレースの流れがつかめるようになったのでこれからはもっといいポジションに行けるようになると思う。

3位 本山 哲
 レースは楽しかったけど、雨の影響で滑ってコースアウトし、タイムロスしたのが大きかった。ダウンフォースを多めに取ってトップに出て逃げる作戦だったけどそれもできなかった。でも、セーフティーカーが入ったのはラッキー。終盤の小暮選手との2位争いは小暮選手も大きなミスをしなかったし抜くのは難しかった。ヘアピンでの小暮選手との接触は、彼が1つ手前のコーナーでミスして抜こうと思ったけど、近づきすぎてフロントのダウンフォースが抜け、ブレーキがロックして追突してしまった。申し訳ない。

優勝監督 森本晃生
 ここしばらくストレスのたまるレースとか続いていて、脇阪選手とはしばらく口をきかないようにしていた。(口聞かない作戦)。彼も体調の悪い中一生懸命がんばった。本山選手がダウンフォースが大きいのがわかっていたので、天候が悪くなればやばいなと思っていたらやはり抜かれてしまった。でも本山選手もたまにサービスしてくれるんですね。
 雨が降ってるときは脇阪選手が無線で「雨降ってる、雨降ってる」と泣きそうな声でいってきたけど、全員に振ってるわけだから頑張ってもらうしかないと思った。本人にレインタイヤにするかドライタイヤでいくか聞いたが、ドライでいくというのでドライでいった。残り5周のときは野球でいうあと5球と一緒ですねと、佐々木オーナーとも話していた。今日から晴れて口を聞けるのでおめでとうと言いたい。



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