全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第7戦 「SUZUKA GT 300km」 公式予選 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2004年11月20日 ■開催場所:鈴鹿サーキット ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■ #3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」がフロントロー奪取 11月20日(土)、いよいよ本年のJGTC第7戦「SUZUKA GT 300km」が開幕。11月中旬と は思えないほどのポカポカとした晴天の下、公式予選1回目が午前11時から開始さ れた。 前回の第6戦オートポリスを優勝している本山哲/リチャード・ライアン組の#1ザナ ヴィ ニスモZは、ドライバー選手権で2位に11ポイント差をつけ、ポイントリーダー として鈴鹿に臨んでいる。しかし、ハンディウェイトは最大の120kg。大人2名分の 追加重量はさすがに不利で、予選1回目のベストタイムは、本山哲が記録した1分57 秒221。 #22モチュールピットワークZを駆る影山正美/ミハエル・クルム組は、ドライバー 選手権ポイント4位。予選1回目はクルムがGT500専有時間後半にタイムアタック。1 分55秒894のタイムで4位となった。 昨年の最終戦鈴鹿で優勝を飾っているブノワ・トレルイエ/井出有治組の#12カルソ ニックIMPUL Zはコースレコードの1分54秒850を出しリーダーボードのトップに立 つと、誰もそのタイムを上回ることができず、2位に0.6秒もの差をつけることとなっ た。 #3G’ZOX・SSRハセミZは日産勢では最小のハンディウェイト30kgで出走。金石年弘 が3番手タイムの1分55秒686を記録した。 予選2回目は午後3時から開始された。1回目の予選でトップタイムを出していた#12 カルソニックIMPUL Zは、ブノワ・トレルイエが再度タイムアタックに挑んだ。し かし、アタックラップ前半のスプリットタイムは速さを見せたものの、途中で失速。 残念ながらタイムアップならずとなった。一方、金石年弘が乗る#3G’ZOX・SSR ・ハセミZは途中他車に阻まれながらも、自己ベストを更新。予選1回目のタイムを 約0.9秒上回るセカンドベストタイムとなった。 1回目の予選は13位に甘んじていた#1ザナヴィ ニスモZは、本山がタイムアタック。 結果は、1分56秒555を出して1回目より0.7秒タイムアップ。ポジションを2つあげ てスタートすることとなった。#22モチュールピットワークZは、タイムアップなら ず。他車がタイムアップしたためスタートポジションは6番手に確定した。 ■公式予選結果 Pos. Car Name No. Driver Laps 1 WOODONE トムススープラ #36 土屋武士 /マルコ・アピチェラ 1'54"476 2 G'ZOX・SSR・ハセミZ #3 金石年弘 / エリック・コマス 1'54"770 3 カルソニック IMPUL Z #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'54"850 4 EPSON NSX #32 松田次生 / アンドレ・ロッテラー 1'55"776 5 auセルモスープラ #38 立川祐路 / 荒 聖治 1'55"780 6 モチュールピットワークZ #22 影山正美 / ミハエル・クルム 1'55"894 7 TAKATA童夢NSX #18 道上 龍 / セバスチャン・フィリップ 1'55"913 8 ARTA NSX #8 金石勝智 / 伊藤大輔 1'56"200 9 DYNACITY トムス スープラ #37 ジェームス・コートニー / 片岡龍也 1'56"335 10 ECLIPSE ADVAN スープラ #25 織戸 学 / ドミニク・シュワガー 1'56"540 11 ザナヴィ ニスモ Z #1 本山 哲 / リチャード・ライアン 1'56"555 ◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。