全日本GT選手権

JGTC 第5戦 富士 決勝/SUBARU WRC エクスプレス

2003全日本GT選手権 第5戦
「JAPAN SPECIAL GT CUP」
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■開催月日:2003年8月2-3日
■開催場所:富士スピードウェイ
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◇ クスコスバルADVANインプレッサ
  トラブルに見舞われるも完走を果たす

JGTC第5戦は、今年3回目の開催となる富士スピードウェイで8月2~3日に
行われ、小林且雄/谷川達也組のクスコスバルADVANインプレッサは、電気系のト
ラブルに見舞われるも19位で完走を果たした。

関東地区が梅雨明けとなった2日、富士スピードウェイは蒸し暑い曇天となった。
クスコスバルADVANインプレッサは、今回性能調整のためにリストリクター径が1
ランク広い仕様。午前中の予選1回目で、谷川は1分33秒074のタイムで12
位につけた。1分32秒台に10台の車両がひしめくという激しい予選だった。午
後の予選2回目ではセッティングを変更して1分32秒821までタイムアップを
果たすが、ポジションはひとつ落として13位となった。

3日の決勝日は夏休みということもあり、5万1000人のファンが詰め掛けた富
士スピードウェイ。明るい曇天ながら決勝スタート直前には気温は31℃に達して
いた。14時59分にローリングから決勝レースがスタート。今回スタートドライ
バーを務める小林は、スタートも無難にこなして安定したスピードで周回する。し
かし数台前を走行する車両に進路をふさがれた形でなかなかポジションを上げられ
ない。そこで今回は早めにピットインしてタイヤを交換し谷川につなぎ後半勝負に
持ち込もうとした。
21周目でピット作業を済ませ谷川が22位でコースへ復帰。中盤の他陣営のピッ
ト作業の間に着々とポジションを上げて、32周目には12位までポジションを上
げ、さらにシングルを目指す走りを見せていた。

しかし35周目にマシントラブルのために緊急ピットイン。すぐにコースへ復帰す
るが翌周に再びピットイン、原因は電気系だった。谷川は3度コースへ戻り最後ま
であきらめない走りを見せたが56周でチェッカー。19位完走という結果となっ
た。

■Race Results
Pos.  No.  Driver   Car Name   Laps  
 1 #19 青木孝行/田中 実   ウェッズスポーツCELICA             64
 2 #81 星野一樹/植松忠雄   ダイシンADVANシルビア              63
 3 #31 佐々木孝太/後藤 聡 RECKLESS MR-S                      63
 4 #26 山路慎一/西澤和之   PLUS e タイサン アドバン GT3R      63
 5 #55 山田英二/木下隆之   ECLIPSE タイサン ADVAN バイパー    63
 6 #43 新田守男/高木真一   ARTA Garaiya                       63
 7 #5  玉中哲二/三船 剛   BANPRESTO B-1 マッハ号GT 320R      63
 8 #51 尾本直史/加藤正将   C-WEST・AUTOSTAFF・ADVANシルビア   63
 9 #2  高橋一穂/渡辺 明   リニューカーインターリンクNSX      63
10 #24 余郷 敦/浅井亮博   EndlessタイサンADVAN GT3R          63
19 #77 小林且雄/谷川達也   クスコスバルADVANインプレッサ      56

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