全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第5戦 「JAPAN SPECIAL GT CUP」 公式予選 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2003年8月2日 ■開催場所:富士スピードウェイ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■ GT-R勢は、予選8・9・10番手タイム! 第5戦となった今回の舞台は前戦と同じ富士スピードウェイ。 予選は、各チームとも気温が上がり真夏日になると予想していたが、この日午前の 気温は27℃で前回とさほど変わらない。 午前に行われた予選第1回目は、GT500占有時間に各車ともタイムアタック。20 分の占有時間終盤にどのクルマもタイムアップを果たしたが、この時コースでは赤 旗が提示され、3台のGT-Rはいずれもこれに遮られてしまう。さらなるタイムアッ プのタイミングを妨げられてしまったものの、#23「ザナヴィ ニスモGT-R」は本 山哲が1分24秒706のベストタイムで7番手、#22「モチュールピットワークGT-R」 はリチャード・ライアンが1分25秒046で本山に続く8位、#12「カルソニックス カイライン」 はブノワ・トレルイエの1分25秒654で14番手となった。 午後3時25分から2回目の公式予選が行われた。朝サーキット上空を覆っていた 雲が薄くなり、あたりは幾分明るくなったが、気温は大きく上昇することなく、路 面温度も若干高めなレベルであった。 GT300/GT500合同走行から予選はスタートした。午前のセッションで赤旗に よりタイムアタックのタイミングを逃した#12は、2回目のタイムアップが必須。 予選セットをチェックし、トレルイエのアタックランに備えた。そして、この日最 後の走行となったGT500の占有時間に#12はトレルイエがタイムアップに成功 し、ポジションアップを果たした。 #23は本山がアタックするものの、1回目のタイムにわずかに及ばずの1分24秒818。 #22はライアンがチャレンジし、わずかにタイムアップする1分24秒997を記録し たが、#18NSXが1回目から3つ順位を上げるタイムを出したため、ポジションを ひとつ落とすこととなった。 その結果、#23ザナヴィ ニスGT-Rが8位、#22モチュールピットワークGT-Rが 9位を確定、#12カルソニックスカイラインは、1回目よりも約0.4秒タイム を縮め、10位となった。 決勝レースは、8月3日(日)の午後3時スタート。68周、約300kmで競われ る。現在の富士スピードウェイでJGTCレースが行われるのは明日が最後。日産ワー クスのGT-R 3台がこの記念すべきレースでいかに活躍するか、注目を集めている。 ■公式予選結果 Pos. Car Name No. Driver Time 1 auセルモスープラ #38 竹内浩典 / 立川祐路 1'24"090 2 ZENT トムススープラ #1 黒澤琢弥 / マルコ・アピチェラ 1'24"299 3 TAKATA童夢NSX #18 道上 龍 / セバスチャン・フィリップ 1'24"414 4 WOODONE トムススープラ #36 土屋武士 / エリック・コマス 1'24"415 5 エッソウルトラフロー スープラ #35 脇阪寿一 / 飯田 章 1'24"535 6 プロジェクトμエスペリアスープラ #35 服部尚貴 / 脇阪薫一 1'24"560 7 ADVAN スープラ #25 荒 聖治 / ジェレミー・デュフォア 1'24"695 8 ザナヴィ ニスモ GT-R #23 本山 哲 / ミハエル・クルム 1'24"706 9 モチュールピットワーク GT-R #22 リチャード・ライアン / 影山正美 1'24"997 10 カルソニックスカイライン #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'25"385 ◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。