スーパー耐久シリーズ2003 第4戦 「MINE 500km RACE」 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2003年6月28-29日 ■開催場所:セントラルパークMINEサーキット ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■エンドレス アドバン GT-R、開幕4連勝!! GT-Rのクラス1連勝は「90」に S耐第4戦はMINEサーキットで開催され、開幕戦から連勝中のエンドレス アドバン GT-Rが4連勝を果たし、スカイラインGT-Rのクラス1連勝記録を90(S耐総合で は39連勝)に伸ばした。 予選日の28日、予選1回目では#1GT-Rの青木が1分42秒729でトップタイムをマー ク。ニッサン勢は3台とも基準タイムをクリアした。 決勝グリッドを決める予選2回目#1GT-Rの青木が1分43秒228でポールポジションを 獲得。また#19GT-Rもクラス5位(総合8位)、#23フェアレディZはクラス7位 (総合30位)だった。 決勝日の29日、1万9800人もの熱心なファンがサーキットにつめ掛けた。12 時54分決勝レースがスタート。GT-Rはピットインが3回の予定だが、ライバルのポ ルシェは2回予定のため、GT-Rはより速いペースでポルシェとの差を広げる必要があ る。 ポールスタートの#1GT-Rは木下が序盤からリードを築き、32周目には2位のポル シェに14秒3までリードを広げた。一方#19GT-Rの輿水はクラス7位をキープする ステディな走行を続けていた。 44周で#1GT-Rが青木に交代。67周目に2位の#109ポルシェがスローダウン してピットイン。代わって#33ポルシェが2位となり、以下#99ポルシェ、#25 ポルシェ、#19GT-Rの順に。 92周でトップの#1GT-Rがピットイン。給油だけ済ませて2位でコースへ復帰した。 107周でトップ#33ポルシェが2回目のピットインをすると、#1GT-Rの青木が 再びトップを奪回し117周で最後のピットイン。 ドライバーは木下に代わり残り30数周で14秒1の差からの逆転を狙った。 120周目に、それまでマシントラブルに見舞われていた#23フェアレディZが、 白煙を噴きながらスローダウン。やがて床下から火が出てストップしてしまった。こ の消火作業のためにセーフティカーが導入され、トップ2台の差は、5秒9まで縮まる ことになった。125周終了でリスタートが切られると、#1GT-Rの木下が見る間に その差を詰め、130周目のコントロールラインでは2台が並んで通過。やがてその 差は開き、#1GT-Rが歓喜のチェッカーを受けた。 なお#19GT-Rは7位でチェッカーを受け連続完走を果たした。 ■木下みつひろ選手(総合優勝/#1 エンドレスアドバンGT-R) 「最後のスティントは気合で行こうとクールスーツをつけませんでした。 ドリンクがあれば大丈夫と。でも、ドリンクがトラブルのため全然飲めなくて最後の 5周は暑くてつらかったですね。今日も終盤まで冷や冷やしましたが、何とか勝つこ とができました」 ■RESULTS Pos-No.-Class-Class Pos--Machine--(Lap)--Driver 1. # 1- C1- 1 エンドレス アドバン GT-R (155) 木下みつひろ/青木 孝行 2. #33- C1- 2 FALKEN☆PORCSHE (155) 竹内 浩典/田中 哲也 3. #25- C1- 3 ADVAN PORSCHE (153) 織戸 学/羽根 幸浩 4. #99- C1- 4 CRT-PIRELLIポルシェ (153) 砂子塾長/壷林 貴也 5. #24- C1- 5 PCJ ADVAN PORSCHE (153) 井上 貴志/堤 明彦 6. #109-C1- 6 ランドリー OGBアドバンGT3 (152) 飯田 章/西澤 和之 7. #19- C1- 7 JMCダンロップGT-R・ED (151) 輿水 敏明/阪口 良平 8. #11- C2- 1 ジアラーランサーEVO VIII (151) 中谷 明彦/木下 隆之 9. #36-GN+- 1 MAZIORA Kosei ALTEZZA (150) 黒澤 琢弥/佐々木 孝太 10. #57- C2- 2 グラムライツ ランサー (149) 大橋 正澄/松浦 俊之/松井 猛敏 R. #23- C3- 7 C-WEST アドバン Z33 (104) 尾本 直史/星野 一樹 ◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。