全日本GT選手権

JGTC 第8戦 鈴鹿GT300km 予選/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ

全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第8戦 
「SUZUKA GT 300km」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2003年11月15日
■開催場所:鈴鹿サーキット(三重県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#23「ザナヴィ ニスモGT-R」が、予選3位で1ポイントを獲得!
  #22「モチュールピットワークGT-R」は5位、#12は7位

JGTCシリーズ最終戦鈴鹿ラウンドが始まった。チームタイトルは現在ニスモがポイ
ントランキングトップ。またドライバー部門はランキングトップの脇阪寿一/飯田
章組(#1スープラ)と、ランキング2位の本山哲/ミハエル・クルム組(#23 GT-R)の
一騎打ちに注目が集まっている。

午前11時からスタートした公式予選1回目。午後から天気が崩れると予報されてお
り、1回目のセッションでベストタイムにアタックしたい。
GT500占有時間、コース上でスピンアウトした車両がグラベルベッドにスタックし、
予選が赤旗中断となった。予選が再スタートすると、まずは#22モチュールピット
ワークGT-Rのアタッカー、リチャード・ライアンが1分55秒994のベストタイムを記
録。続いて#12カルソニックスカイラインのブノワ・トレルイエが1分56秒239を出
した。本山は、アタック2周目に1分55秒865のベストラップをマークし、#25スープ
ラ、#38スープラに続く3番手となった。

公式予選2回目は定刻の午後3時から開始された。GT300との混走時間はピットイン
のたびにサスペンションや空力デバイスを微細に調整しタイムアタックに備えた。
いよいよ公式予選最後のタイムアタックショー、GT500の占有時間となると、ニス
モの2台のGT-Rはそろってコースイン。ハンディウェイト30kgを積んだ#22は、ライ
アンが渾身のプッシュで1回目のタイムを約0.09秒詰めて予選順位を6位から5位に
引き上げた。70kgのウェイトを搭載した#23の本山もタイムアップを期してアタッ
クしたが、最もタイヤがグリップを発揮する周回に痛恨のスピン。グラベルに飛び
出してタイムアップならずであった。
チームインパルの#12は、やはり1回目と同様にブノワ・トレルイエがアタックを担
当。ベストタイムを約0.2秒短縮してポジションを7位にあげた。

1回目の予選よりもコースコンディションが悪くなっていたせいか、#22と#12以外
にタイムアップした車両は少なく、本山/クルム組の予選順位は3位に確定。決勝レー
スを前に、貴重なチャンピオンシップポイント1点を加算することとなった。

■公式予選結果
Pos.  Car Name   No.  Driver    Time
 1 ADVAN スープラ  #25  荒 聖治 / ジェレミー・デュフォア           1'55"340
 2 auセルモスープラ  #38  竹内浩典 / 立川祐路                       1'55"737
 3 ザナヴィ ニスモ GT-R  #23  本山 哲 / ミハエル・クルム           1'55"865
 4 TAKATA童夢NSX  #18  道上 龍 / セバスチャン・フィリップ          1'55"889
 5 モチュールピットワーク GT-R  #22 影山正美 / リチャード・ライアン 1'55"899
 6 エッソウルトラフロー スープラ  #1 脇阪寿一 / 飯田 章            1'55"989
 7 カルソニックスカイライン  #12  ブノワ・トレルイエ / 井出有治     1'56"037
 8 Mobil 1 NSX  #64  松田次生 / アンドレ・ロッテラー                1'56"170
 9 RAYBRIG NSX  #100  加藤寛規 / 光貞秀俊                           1'56"242
10 G'ZOX-NSX  #16  伊藤大輔 / トム・コロネル                        1'56"245

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース