
(C)Honda
2002 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権シリーズ第6戦 "MOTEGI GT CHAMPION RACE"
<決勝>
Honda NSX-GT 1-2フィニッシュ!!
TAKATA童夢NSX(S.フィリップ/R.ライアン 組)今季初優勝
■開催日 : 2002年9月14日(土)~15日(日)
■開催地 : ツインリンクもてぎ(栃木県)<全長4.801379km>
■決勝レース : 63周(302.486877km)
■天 候 : 曇り
■気 温/湿 度 : 19.7℃/75%(14:00現在)
■コースコンディション : ドライ
■観客数 : 44,000人(主催者発表)
9月15日(日)、栃木県・ツインリンクもてぎにおいて2002年全日本GT選
手権シリーズ(JGTC)第6戦「MOTEGI GT CHAMPION RACE」の決勝レースが行われ、
Honda NSX-GTが1-2フィニッシュを成し遂げた。
決勝レースは、予選5番手からスタートしたセバスチャン・フィリップ/リチャー
ド・ライアン 組(TAKATA 童夢NSX)が序盤からアグレッシブな走りで順位を上げ、
33周目にトップに立つと最後までその座を守りきり今季初優勝。終盤に激しいトッ
プ争いを演じた加藤寛規/光貞秀俊 組(RAYBRIG NSX)も堂々の2位フィニッシュ
で大勢のファンを魅了した。
予選11番手の土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)は8位。予選7番手の松田次生
/ラルフ・ファーマン 組(Mobil 1 NSX)は5周目の接触コースアウトの影響で17
位完走。予選6番手の道上 龍/伊藤大輔 組(無限 NSX)は、3位走行中の50周目
にミッショントラブルで無念のリタイアとなった。
この結果、無限×童夢プロジェクトがシリーズランキングトップに浮上、ドライバー
ズランキングでも光貞秀俊選手がランキング2位に浮上した。
●Honda NSX出場チームと戦績
No.--マシン名----エントラント名------監 督-----ドライバー----H・W-予選-決勝
16--無限 NSX-----無限×童夢プロジェクト-------熊倉 淳一
道上 龍/伊藤 大輔--20--6位---リタイア
18--TAKATA 童夢 NSX S.フィリップ/R.ライアン--30--5位----優勝
8--ARTA NSX -----AUTOBACS RACINGTEAM AGURI--鈴木亜久里
土屋 圭市/金石 勝智 -----30-11位----8位
64--Mobil 1 NSX--------Mobil 1 Nakajima Racing----------中嶋 悟
松田 次生/R.ファーマン---90---7位--17位
100-RAYBRIG NSX ------チーム国光with MOONCRAFT-----高橋 国光
加藤 寛規/光貞 秀俊------10----3位---2位
※タイヤ=全車ブリヂストン H・W=ハンディウェイト(kg)
○永長 真(Shin Nagaosa)NSX-GT開発プロジェクトリーダー
大勢のHonda-NSX応援団に来ていただいたもてぎでワンツーフィニッシュを決める
ことができ、ホッとしています。予選結果を見ても明らかなように、各車の速さが伯
仲しているなかで、このような結果を残すことができたのですから嬉しさも一層です。
レースの内容はスタートからゴールまで非常にエキサイティングで、ファンの皆様
にGTレースの面白さを堪能していただけたものと確信しています。
シリーズも終盤になり、チャンピオン争いでも良い位置につけているので残り2戦に
全力を注いできます。更なるご声援をよろしくお願いいたします。
優勝 #18 TAKATA童夢NSX
○セバスチャン・フィリップ(Sebastien Philippe)選手
今日のレースを勝てたことは大変嬉しい。レース終盤になって2位の光貞選手が迫
ってきたが、トップで走りきる自信はあった。この勝利はチームスタッフ全員の勝利
だと思っている。次戦の第7戦MINEではハンディ・ウエイトが90kgになるが、得意な
コースなので頑張って上位を目指したい。
○リチャード・ライアン(Richard Lyons)選手
初優勝できたことを大変喜んでいる。これも我々が毎戦ベストを尽くしてきた結果だ
と思う。私が日本に来たことは、自分のレースキャリアにとって重要なことであり、
HondaのチームとしてNSXをドライブし、ホームコースで勝てたことに大きな意味を感
じている。残り2戦もチームスタッフやセバスチャンと力を合わせてベストを尽くし
たい。
2002 AUTOBACS JGTC Round6 MOTEGI GT CHAMPION RACE
GT500クラス決勝結果
順位 No. 車名 ドライバー Lap タイム
1 18 TAKATA童夢NSX S.フィリップ/Rライアン 63 1:57'38.612
2 100 RAYBRIG NSX 加藤寛規/光貞秀俊 63 1:57'39.196
3 76 イエローコーンマクラーレンGTR 服部尚貴/田嶋栄一 63 1:57'58.043
4 6 エッソウルトラフロースープラ 脇阪寿一/飯田 章 63 1:58'00.179
5 39 デンソーサードスープラGT J.デュフォア/織戸 学 63 1:58'29.523
6 36 トクホン トムススープラ 土屋武士/W.ガードナー 63 1:58'35.753
7 37 ZENT トムス スープラ 黒澤琢弥/P.モンティン 63 1:58'45.107
8 8 ARTA NSX 土屋圭市/金石勝智 63 1:58'52.009
9 25 FK/マッシモADVANスープラ 山路慎一/荒 聖治 63 1:59'01.292
10 22 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山 哲/M.クルム 63 1:59'31.014
11 12 カルソニックスカイライン 田中哲也/B.トレルイエ 62 1:57'45.623
12 33 United UKYO SUPRA 近藤真彦/下田隼成 62 1:58'44.709
13 1 auセルモスープラ 竹内浩典/立川祐路 60 1:59'01.715
14 64 Mobil 1 NSX 松田次生/ラルフ・ファーマン 59 1:58'52.470
15 35 プロジェクトμエスペリアスープラ 影山正彦/脇阪薫一 57 1:58'27.280
16 16 無限NSX 道上 龍/伊藤大輔 49 1:31'56.374
17 23 カストロールピットワークGT-R 影山正美/E.コマス 47 1:28'35.817
18 88 ノマド ディアブロ JGT-1 M.アピチェラ/和田 久 44 1:26'18.867
以上順位認定。出走20台
Fastest Lap No.18 TAKATA童夢NSX R.ライアン 1'48.349
■GT500クラス・ドライバーズランキング
順位 No. ドライバー ポイント
1 1 竹内浩典/立川祐路 57
2 100 光貞秀俊 53
3 6 脇阪寿一/飯田 章 51
4 64 松田次生/R.ファーマン 45
4 18 S.フィリップ/R.ライアン 45
4 100 加藤寛規 45
7 37 黒澤琢弥/P.モンティン 38
8 36 土屋武士/W.ガードナー 37
9 16 伊藤大輔 36
10 22 本山 哲/M.・クルム 35
10 16 D.シュワガー 35
12 8 土屋圭市/金石勝智 28
18 100 金石年弘 8
25 16 道上 龍 1
■GT500クラス
チームランキング
順位 No. チーム ポイント
1 16,18 無限×童夢プロジェクト 71
2 1,33 TOYOTA TEAM CERUMO 61
3 100 チーム国光 with MOON CRAFT 53
4 6 ESSO TOYOTA Team Le Mans 51
5 36,37 TOYOTA TEAM TOM'S 50
6 64 Mobil 1 NAKAJIMA RACING 45
7 22,23 NISMO 43
8 8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI 28
9 76 HITOTSUYAMA RACING 27
10 39 TOYOTA TEAM SARD 21
11 25 土屋エンジニアリング 20
12 12 TEAM IMPUL 3
13 30 TEAM TAKE ONE 2
13 35 KRAFT 2
以上Honda調べ
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