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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第5戦富士決勝 佐藤樹が盤石の走りで3連勝を達成

チャンピオンクラス優勝は佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)

インディペンデントクラス優勝はDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)

 2025FIA-F4選手権シリーズ第5戦の決勝が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)が今季3勝目を挙げた。

 第5戦決勝は午前9時55分より14周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。

 スタートでトップに立ったのは予選2位の新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)。佐藤が2番手で続き、予選3位の白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)がそのまま3番手、予選4位の百瀬翔(HFDP with B-Max Racing)がが4番手でコントロールラインに戻ってきた。

 1周を終えて新原のリードは0秒310。すかさず2周目の1コーナーで佐藤がアウトから並びかけるが新原はこれを押さえこむ。

 しかし続くコカコーラコーナー入口で佐藤が新原のインをつき、ここでトップを奪い返した。

 3番手の白崎もこれに乗じてヘアピンまでに新原の攻略を図るも、これは実を結ばず。

 トップの佐藤は0秒518のリードを築いて2周目を終了した

 白崎は4周目の1コーナーでも新原にアウトから並びかけるが、ここでも新原はこれを退ける。

 こうした後続のバトルを尻目にラップタイムを更新しながら周回を重ねるトップの佐藤は8周目に1秒274もの差を新原につけて戻ってきた。しかし新原も白崎に1.444秒差をこの時点でつけており、ポジションを脅かされる恐れはなさそうだ。
4番手には予選7位スタートから順位を上げてきた洞地遼⼤(PONOS RACING MCS-24)が百瀬を攻略して浮上してきている。

 10周終わって佐藤と新原の差は1秒169秒に。9周目から徐々に新原が差を詰めてきた。互いにペースは落ちているが、その中で新原がややペースに勝っているよう

 しかし11周目に佐藤は1分46秒732までペースを上げてその差を1秒553まで広げて見せる。その後も12周目に2秒080までその差を広げ、13周目に2秒128とリードを広げた佐藤樹は最終的に新原を2秒281突き放して14周を走り切り、第3戦富士以来負けなしの3連勝を飾った。

 2位は新原光太郎、白崎稜が3位に入った。

 またインディペンデントクラスは第4戦に続いてDRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)が連勝を飾っている。

 FIA-F4選手権シリーズ、次戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキットで8月23-24日に第6戦、第7戦が行われる。佐藤樹の連勝を止めるのは果たして誰なのだろうか。

チャンピオンクラス2位は新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)

チャンピオンクラス3位は白崎稜(Kageyama YBS Verve MCS4)

インディペンデントクラス2位は今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

インディペンデントクラス3位は植田正幸(Rn-sports MCS4)

チャンピオンクラスの表彰式

インディペンデントクラスの表彰式

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOIME

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