
あいにく朝から雨模様となり、午前10時から30分で行われたドライバーズ予選では#28 SEICO carrera racing PORSCHE(佐々木孝太/井入宏之/宮川やすお組)の佐々木が2分10秒065のベストタイムをマークする。この日は気温15度、路面温度もほぼ同じ15~16度のコンディションとなった。
午後1時45分から行われたスターティンンググリッドを決定するグリッド予選では、数度の赤旗中断の中、全勝優勝に王手をかける#1 ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男/高木真一組)の田中が2分09秒885のトップタイムをマーク。ポールポジションを獲得した。
ポールシッターのコメント
#1田中哲也「待っても待ってもクルマが来るのでクリアラップを取るのが難しかった。雨のコンディションでは正直厳しいかなと思ったけれど、ひどい降り方ではない状況ではミシュランも悪くないです。クリアがとれていたら9秒台真ん中ぐらいで行けたかなと思います。今シーズン、開幕戦ではパワステにトラブルが出たし、岡山では燃料ポンプに問題があったり、いろいろあった展開の中で勝てましたし、今回も金曜日にぶつけられたり予選ではオイルが出たりしてますからね。去年もここではミッショントラブルがあったし、ブレーキやミッションいろいろに厳しいコースです。全勝優勝はなかなかできないですよ。去年は1勝7敗でしたから(笑)2年間合わせて7勝7敗ですから。チームドナーゲとしては去年の開幕戦からずっと勝ってるんですけれどね。緊張はいつもと変わらないですよ」
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA