スーパー耐久

スーパー耐久第5戦富士決勝 ADVAN DENAG GT3が4連勝!

 8月7日、富士スピードウェイでスーパー耐久第5戦の決勝レースが行われた。

 昨日と同様の好天の下、12時45分にローリングからスタートが切られた。気温30度、路面温度50度とかなり厳しいコンディションだ。

0807_dog_fight-s 今季初のポールポジションからスタートを決めた#1 FALKEN PORSCHE(田中哲也/荒聖治組)だったが、序盤の11周目に#25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組)の谷口が逆転。4時間レースの4分の1となる1時間の段階では33周をクリアしたトップの#25に対して30周目にピットインした#1は1分28秒の差をつけられていた。

 43周目に#25がピットへ。このため、折り返しの2時間の時点では65周を走った#1が再びトップに立ち、15秒差で#25がつける。

 68周目に#1が再びピットへ。88周目に#25も2度目のピットストップ。残り1時間では#1が97周を走りトップで27秒後方を#25が走る展開となっていた。

 98周目に#1がピットインしたため、トップを奪い返した#25谷口だったがヘアピンコーナーでクラス3のマシンがスピンしたため、#1荒にトップを奪われる。「当分は向こう(#1)のタイヤの方が元気だったけれど、プレッシャーをかけないといけないと思ってプッシュしていったら、緑色のランサーにネッツコーナーで引っかかってくれて、立ち上がりでリアが出てスピンしてくれた」とレース後に谷口選手が語ってくれたような展開となった。これで#25は楽な展開で勝利を飾ることができた。

0807_podium-s 2位には#1が入り、3位には#11オーリンズランザーEVO IX(中谷明彦/木下隆之組)が入った。7位には3クラスのトップ#23C-WEST ORC アドバンZ(尾本直史/柳田真孝組)9位にST5クラスのウイナーMAZIORA SPIRIT ALTEZZA、14位にクラス4のトップ#10 edge-channel ADVANTAGE HV東海YH(渡辺明/小林敬一組)が入った。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース