■バーディクラブTC神戸Zがクラス2位に
STクラス1の「エンドレス アドバンZ」も3位表彰台
真夏の富士、5日の予選日は午前中に気温30℃をオーバー。12時からドライバーズ予選が行われ、日産車をドライブするA/Bドライバーは全員が基準タイムをクリアした。
14時35分から行われたグリッド予選は、気温34℃、路面温度50℃を超え、多くのチームが専有走行枠でのアタックをしなかった。そして最後の20分間の混走枠で、路面温度が50℃を割るのを待って各車両がアタックに入った。混雑する状況で、#3 Zの影山が1分28秒901でSTクラス1の4位に。またSTクラス3では#33 Zの大井が1分52秒294で3位、#23「C-WEST ADVAN Z」(山田英二/谷口行規)の山田が1分52秒903で5位、#19 Zの輿水が1分54秒170で9位につけた。
6日も朝から晴れとなり、決勝レースが始まる直前には気温36℃、路面温度51℃という猛烈な暑さになった。13時50分、4時間の決勝レースがスタート。STクラス3では#23 Zの山田が1周目に3位、2周目に2位、そして4周目の1コーナーでトップを奪うと、その差を広げて独走態勢に持ち込む。#33 Zの赤鮫は混乱する序盤に無理をせず、4周目に8位にポジションを落とした。#19 Zの輿水は6位をステディに走行した。
1時間を経過して間もなく、#33 Zがスロットルにエンジンが反応しないというトラブルでピットイン。約10分ほどの作業の後ピットアウトするも、2周目に電気系トラブルによりリタイヤとなった。#19 Zの輿水は40周でピットインして小林に交代。他車両のピット作業の間に総合5位までポジションを上げた#23 Zの山田は、51周でピットインして谷口に交代した。
後半の84周目に2位の#15 RX-7が2回目のピットインをすると、#19 Zの小林が代わってクラス2位へ。そして86周でピットインして斉藤に交代した。トップを走る#23 Zの谷口は94周目にピットインしてドライバーは再び山田へ。既に3分近いリードをつけていたため、ピット作業を済ませても1分20秒ものリードを保っていた。2位の#15RX-7もゴール直前の121周目に3回目の給油を行い、#23 Zは後続に1周以上の差をつけてトップでゴール。また#19 Zの斉藤は、3位でチェッカーを受けた。
しかしレース後の再車検で、#23 Zは燃料タンクの容量違反で失格となり、正式結果が発表されたのは、日付が変わった0時10分。2位以下が繰り上がり、#19 Zが2位という結果となった。
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http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO