スーパー耐久

スーパー耐久第4戦十勝24時間 SUBARU MOTORSPORT EXPRESS

スーパー耐久シリーズ2005 第4戦
「第12回 十勝24時間レース」 
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■開催月日:2005年7月16?18日
■開催場所:十勝インターナショナルスピードウェイ
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◇ インプレッサが今季初優勝を1-2フィニッシュで飾る
  FUJITSUBO hpi IMPREZAがクラス優勝&総合2位
  WING PERMAGARD IMPREZAはクラス2位&総合5位

 スーパー耐久シリーズ2005第4戦十勝24時間レースは、16~18日十勝スピードウェイにおいて延べ3万9200人のファンを集めて開催され、吉田寿博/小泉和寛/松田晃司/渋谷勉組の#2FUJITSUBOhpi IMPREZAはクラス優勝(総合2位)、また、樋口統也/清水和夫/池田昌弘/服部尚貴組の#63WING PERMAGARD IMPREZAはクラス2位(総合5位)。インプレッサはシリーズで最も過酷な耐久イベントで2年連続で1-2フィニッシュを達成した。

 第12回目の大会となる十勝24時間レースは、S耐車両の他にGT、プロダクションクラス各1台を含む32台が参加。インプレッサが区分されるST2(4WD、換算排気量2001?3500cc)には、5台のランサーを含む計7台が出走した。決勝レースは17日15時にスタート。十勝は晴れで気温33oC、路面温度40oCと前日から真夏のような暑さ。スタートして間もなく#2インプレッサの吉田はクラストップに浮上。また#63インプレッサの清水もクラス4位で周回を重ねる。やがて#2インプレッサは#11ランサーを先行させるが、2台はしばらくテールtoノーズ状態で走行し、スタ ンドのファンを沸かせた。

 #11ランサーはインプレッサよりピット回数が多いこともあり、ややペースを上げて徐々にインプレッサを引き離しにかかるが、深夜にハブ、デフなど駆動系にトラブルを抱えて大きくポジションダウン。これで安定走行を続けていたインプレッサがクラス1-2態勢、しかも総合でも4?5位に繰り上がることとなった。

 ピットが緊張に包まれたのはレースも残り5時間を切った10時28分。#63インプレッサの服部が緊急ピットインしてきた。ピットガレージではハブとドライブシャフトを交換すると同時に、ブレーキシステムも交換。わずか15分程度で服部をコースに送り出した。しかし翌周、再び#63インプレッサがピットイン。ミッションオイルが漏れていたのだが、この修復も素早いピットワークで済ませ戦列復帰した。このイレギュラーピットのためにポジションを3位にまでリカバリーしてきた#11ランサーとの差は3周半まで縮まった。

 ゴール直前の14時48分、#2インプレッサは最後のピットインでドライバーは松田に交代。直後に#63インプレッサもピットインして燃料をわずかに補給。2台はほぼ同時にピットを離れ、場所によっては並走しながら周回。そして15時に24時間レースのチェッカーフラッグが振られる。大きなSUBARUのフラッグがはためく中、ライトを点灯させてインプレッサが2年連続のST2クラス1-2フィニッシュでゴール。スタンドから大きな拍手が沸いた。#2インプレッサは総合でも#25ポルシェに続く2位、#63インプレッサも総合5位と、インプレッサの優れた耐久性を実証した。また6月にビッグマイナーチェンジを受け新しいマスクとなったNewインプレッサは、デビュー戦で見事な優勝を飾った。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]



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