ENEOSスーパー耐久シリーズ2024 Empowered by BRIDGESTONE第4戦「もてぎスーパー耐久5Hours Race」は7日、栃木県のモビリティーリゾートもてぎで公式予選を行い81号車DAISHIN GT-R GT3(今田信宏/藤波清斗/大八木信行/坂口夏月)が総合でのポールポジションを獲得した。
今回のスーパー耐久は7日、土曜日に予選と決勝を行うワンデーレースとなった。過去、2009年と2010年は土曜日に決勝を行った実績があるが、この2年はオーバルで行われ、ロードコースでのワンデーレースは今回が初めてとなる。
公式予選は午前8時から始まる。快晴だが始まりの時刻が早いため気温はまだ低めだが、徐々に気温が上昇、終了時には酷暑となった。今回はST-2クラスの出場はなく、グループ1(ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-Q[#92、#271])、グループ2(ST-3、ST-4、ST-5、ST-Q[#61])のグループ分けとなった。グループ2、グループ1の予選がそれぞれA、Bドライバーの順で行われ、A、Bドライバーのタイム合算でグリッドが決定する。
4台が参加したST-Xクラスは、Aドライバーの今田が2位の33号車ジェフリー・リー(Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3)を0秒863ちぎってトップタイム。Bドライバーの藤波はトップの33号車太田格之進から0秒563遅れの2位だったが、合算では81号車がポールポジションを獲得した。
11台が参加したST-Zクラスは、20号車Bドライバーの平峰一貴(NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z)がトップタイムを記録し、合算で20号車がポールポジションを獲得した。
3台が参加したST-TCRクラスは、A・Bドライバーともトップタイムの97号車Racerホンダカーズ桶川CIVIC(遠藤光博/中野信治)がポールポジションを獲得した。
1台のみ参加のST-1クラスは2号車KsフロンティアKTMカーズ(井田太陽/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)がポールポジションを獲得した。
4台が参加したST-3クラスは、Aドライバーの前嶋リードを守り切った15号車岡部自動車Z34(前嶋秀司/長島正明)がポールポジションを獲得した。
7台が参加したST-4クラスはAドライバーの猪股のリードが大きく、合算で66号車odula TONE MOTUL ROADSTER RF(猪股京介/徳升広平)がポールポジションを獲得した。
14台が参加し最大勢力となったST-5クラスは、Aドライバー村上が2位、Bドライバー岡本がトップタイムを記録し、総合で88号車村上モータースMAZDAロードスター(村上博幸/岡本大地)がポールポジションを獲得した。
3台参加の開発クラスST-Qは、271号車Honda CIVIC TYPE R CNF-R(大津弘樹/三井優介)がトップタイムを記録している。
決勝レースは午後0時30分より全クラスが参加して5時間レースで行われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Kazuhiro NOINE