SUPER GT

第5戦鈴鹿大会は台風の影響により12月7-8日に開催延期と決定

 鈴鹿サーキットを運営するホンダモビリティランドは8月28日、来る8月31-9月1日に予定されていた、オートバックス スーパーGT第5戦「鈴鹿GT350kmレース」の開催を延期すると発表した。

 これは台風10号の影響による、来場客と関係者の安全と、今後予想される公共交通機関への影響を考慮したものだ。

 代替日程は12月7日(土)、12月8日(日)。各種チケットの取り扱いについては全て払い戻しとし、払い戻し方法や延期大会のチケット販売内容については9月9日(月)に改めて鈴鹿サーキット公式ウェブサイトで公表するとのこと。

 自然災害による開催延期は2016年4月の熊本地震により第3戦オートポリス大会が延期されて以来8年ぶりのこと。この時はオートポリスの施設にも甚大な被害があったことから開催地をツインリンクもてぎ(現モビリティリゾートもてぎ)に移し、11月に第8戦とのダブルヘッダーとして開催された。

 今回の第5戦鈴鹿大会はシーズン後半戦の最初のレースであるだけでなく、新しい予選ルールが採用されることでも注目されていただけに、今回の決定は非常に残念であり、鈴鹿サーキットとしても苦渋の決断だったであろう。

 しかし各方面への影響を鑑みて早めに延期と代替日程を発表したことは英断であったといえよう。

 スーパーGTはこのあと、9月21日(土)、22日(日)に宮城県村田町のスポーツランドSUGOにて第6戦が行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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