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F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第11戦、第13戦もてぎ公式予選 Cクラスは洞地遼⼤がWポール、IクラスはDRAGONと今⽥信宏がPPを分け合う

 11月1日、FIA-F4選手権第11、13戦の予選が、モビリティリゾートもてぎで行われ、チャンピオンクラスは洞地遼⼤(HFDP with B-Max Racing)が両レースともポールポジションを獲得。インディペンデントクラスは、DRAGON(B-MAX TEAM DRAGON)と今⽥信宏(JMS RACING with B-MAX)がポールポジションを分け合い、B-Maxチームがポールポジションを独占した。

 2週間前に悪天候で中止となった第11戦が、急きょ組み込まれることになり、今大会は3レースが開催されることとなった。決勝グリッドは、第11戦、第13戦は、予選のベストとセカンドタイムで決定され、第14戦のグリッドは第11戦決勝のベストラップタイムで決まる。

 予選日となった金曜日は天候に恵まれ、午後には雲が多くなったものの、完全なドライコンディションで、午後2時45分からチャンピオンクラス、インディペンデントクラスの順で、20分ずつの予選が行われた。

■チャンピオンクラス

 木、金曜日の練習走行から好調の新原光太郎(YBS Verve 影⼭ MCS4)、野村勇⽃(HFDP with B-Max Racing)、洞地、そして⽩崎稜(Bionic Jack Racing)の4者による激しいポールポジション争奪戦が繰り広げられた。

 4周目から始まった攻防は、まず野村が1分58秒414でトップに立つと、白崎が1分58秒051でトップタイムを更新。新原も1分58秒051で続くと、次の周には洞地が一気に57秒台にいれる1分57秒786でトップに立つという形で、各選手がタイムを削りながら順位を入れ替えていく。

 終盤には、新原が1分57秒779でトップに立つも、洞地が1分57秒713で再逆転するという、最後まで息つく暇もない攻防は、セカンドタイムも制した洞地が、ダブルポールという最高の形で締めくくった。

 第11戦のトップ4は、洞地-新原-野村-白崎、第13戦は洞地-野村-新原-白崎の順となった。

■インディペンデントクラス

 ゆっくりとコースインした今田とDRAGONが終始リードする形で予選が進んだ。

 最初にリードしたのは今田。練習走行では2日目にトラブルが出たものの、やや抜き出た速さを見せており、予選でも2分00秒665、00秒235と確実にタイムを縮めていき、自身の6周目に一気に1分59秒695までタイムアップを果たす。

 2分00秒台までは、KEN ALEX(BUZZ RACING)、KENTARO(Baum Field F4)も食い下がっていたが、2分を切ると今田に勝負を挑めたのはDRAGONのみ。

 DRAGONは、自身の8周目に今田を僅かに上回る1分59秒587をマークして逆転。第11戦のポールシッターの座を射止めた。2位は今田。3位には終了間際に2分切りを果たしたベテラン植⽥正幸(Rn-sports MCS4)がつけた。

 セカンドタイムで決まる第13戦のグリッドは、今田がポール、2位DRAGON、3位にはKENTAROが入り、フロントローは両レースともB-Maxチームが独占した。

 なお、終日雨予報となっている明日の決勝は、第11戦が午前8時15分から、第13戦が午後0時40分から行われる予定だ。天候が回復すると思われる日曜日には、午前8時40分から第14戦の決勝が行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI


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