スーパーFJ鈴鹿・岡山シリーズ第2戦は2日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)がポールポジションをぶっちぎりで獲得した。
今シーズンからS-FJ鈴鹿シリーズに岡山ラウンドが追加された。岡山国際サーキットで行われる鈴鹿シリーズは初。第1戦の鈴鹿では22台の参加を集めたが、今回は参加台数10台と半減し、第2戦はややさびしいラウンドとなった。
場内の桜はほぼ満開だが、散り始めた株もあり、この週末が最後の花見となりそうだ。快晴の下、午前9時25分より、25分間の公式予選が行われた。
予選をリードしたのは白崎稜(TAKE FIRSTスタッフリソース)。3周目に1分38秒512を出すと、周毎にベストタイムを更新。5周目にはコースレコードとなる1分37秒649をたたき出すと、最終の9周目には37秒020までタイムを縮めてポールポジションを獲得した。
予選2位に入ったのは元山泰成(Ecotech Racing)。1分37秒687とポールの白崎から0秒667差だった。予選3位には17歳の村田悠磨(Rn-sports制動屋Vierueka)が入った。
4位には松田大輝(藤本電機工業K-TACK MYST)が、5位には板倉慎哉(AMORE TOKYO☆RACING F)が、6位には小川涼介(HIROTEX M2 KK-SII)が続いた。
2位の元山から6位の小川まではわずか0秒173差、2位以下は僅差の予選となった。
決勝はこの後、午前11時分より12周で行われる。順当なら白崎の独走になりそうだが、2位以下は僅差のため予断の許さない決勝となりそうだ。岡山ラウンド最初の勝者は誰になるのであろうか?
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsorts Forum