FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第3戦岡山レース7公式予選 小川颯太が4連続ポールを達成

第3戦レース7ポールポジションの小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ(FRJ)第3戦レース7の公式予選が6月10日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、小川颯太(Bionic Jack Racing F111/3)がレース6、レース8に続いてポールポジション。小川はこれで第2戦鈴鹿のレース5から4戦連続、今季通算で7度目のポールを獲得した。

 この日2回目の公式予選は午前10時から15分間の走行。ここでのベストタイムでレース7のグリッドが決定する。

 各ドライバー続々とコースインしてアタックに取り掛かるが、ここで奥住慈英(Buzz Racing)のエンジンに火が入らず、ガレージから一歩も出ることができない状況に。結局トラブルは解決せず、奥住は一周も走ることなく予選を終えることとなった。

 コース上ではアウトラップに続いて1周のウォームアップ走行を行ってアタックに入った小川がいきなり1分27秒910を叩き出す。

 同じくウォームアップ1周でアタックを始めた岩澤優吾(Bionic Jack Racing F111/3)が2本目のアタックで1分27秒502を記録して小川を上回るが、3本目のアタックでは小川が1分27秒244を出して逆転。その後は1分27秒369、1分27秒315とタイムが伸びなかったため、小川はチェッカーを待たずに早々とピットイン。そのままトップで予選を終えた。

 これに対し、ウォームアップ2周でアタックに取り掛かったリアム・シーツ(Sutekina Racing)は最初のアタックで1分27秒922を記録すると、2本目では1分27秒748、3本目で1分27秒594とタイムを縮め、最後は1分27秒466を記録して、こちらも早めに予選を終えた。

 序盤に一時トップに立った岩澤はその後タイムが伸びず、2本目のアタックで記録した1分27秒502を最後まで上回ることができなかった。

第3戦レース7予選2位のリアム・シーツ(Sutekina Racing)

第3戦レース7予選3位の岩澤優吾(Bionic Jack Racing F111/3)

 この結果、第3戦レース7は小川颯太がポールポジションを獲得、リアム・シーツが予選2番手、岩澤優吾が3番手から明日の決勝に臨むことになった。

 第3戦レース7決勝は明日の朝9時55分より18周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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