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第4戦、第5戦岡山公式予選 佐々木孝太が復活の連続ポールポジションを達成!!

第4戦、第5戦ともポールポジションは佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)

 Formula Beat(F-Be)第4戦、第5戦の公式予選が6月10日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ベテラン佐々木孝太(ファーストガレージ&ISP)が2戦連続でポールポジションを獲得した。

 今季初めての2レース開催となる岡山大会にはGクラス6台を含む16台がエントリー。公式予選は午前10時25分より15分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライ。ここでのベストタイム順が第4戦、セカンドタイム順が第5戦のスターティンググリッドとなる。

 まずはアウトラップに続いて卜部和久(H・R F108)が1分33秒637。2周目には1分31秒751を記録してトップに立つ。2番手は大宮賢人(ハンマーR疾風)で1分32秒071、ハンマー伊澤アルカディア☆ハンマーRハヤテ)が1分32秒580で3番手だ。

 しかし計測3周目に入ると佐々木が1分31秒534を叩き出してトップに浮上、卜部は1分31秒618で2番手、1分31秒803の大宮が3番手だ。

 ここから大宮が計測4周目に1分31秒539で2番手に浮上すると、5周目には1分31秒539を出してトップに浮上するが、佐々木も計測6周目に1分31秒296を叩き出して再びトップに。次の周でも1分31秒127とさらにタイムを縮めてきた。

 これに対し大宮はそこからタイムを上げることができないままチェッカーが提示されることに。その直後、卜部が1分31秒316を記録、土壇場で佐々木と大宮の間に割って入った。

 この結果、ベストタイム1分31秒127、セカンドタイム1分31秒296と共にトップの佐々木孝太が第4戦、第5戦両方のポールポジションを獲得。佐々木のポール獲得は第1戦鈴鹿以来。ここまでドライブシャフトの折損に悩まされてきた佐々木だが、もてぎ大会から対策部品の装着やトレッドの拡張など、リヤ周りを一新し、今週末ついにその苦労が実った格好だ。

第4戦予選2位、第5戦予選3位は卜部和久(H・R F108)

第4戦予選3位、第5戦予選2位は大宮賢人(ハンマーR疾風)

 第4戦の2番手は卜部和久、3番手は大宮賢人という結果に。第5戦は1分31秒539の大宮が2番手、卜部は1分31秒618で3番手からスタートすることになった。

 F-Be第4戦決勝はこのあと午後3時より、第5戦決勝は明日の午前11時より、いずれも15周で行われる。

第4戦、第5戦とも予選4位はハンマー伊澤(アルカディア☆ハンマーRハヤテ)

第4戦、第5戦とも予選5位は徳升広平(フジタ薬局アポロ電工高山短大)

第4戦、第5戦とも予選6位は河野靖喜(ファーストガレージ&ISP)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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