F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

第1戦、第2戦富士予選上位3人のコメント 小林利徠斗「できればスリップに頼らずにトップを取ってやろうという気持ちで走った」

第1戦、第2戦ポールポジション 小林利徠斗(TGR-DC Racing School)

 「今日の予選は想定通りというか、自分の中でやらなきゃいけないことができましたし、その上でついてきた結果ですので、本当に嬉しいです」

 「富士だとスリップストリームを使ってタイムを出すやり方が主流だと思いますが、そうやって出したタイムは自分のタイムじゃないと思うんです。できればそれに頼らずとも走れるぐらいの強さを見せたいと思っていました。むしろみんなの逆手を取って単独で走ってトップを取ってやろうという気持ちで走りました」

 「予選もそうですが、決勝も自分のやれることに専念するのが今の僕のテーマです。自分の実力を出し切った結果なら後悔はしないと、常にそういうところを目指していれば強くなれると思うので、変に焦らず、今やれることだけをやります」

第1戦、第2戦予選2位 三井優介(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)

 「率直にいうと悔しいですが、路面温度の差などもあると思うので、タイムの出方を見ていてもA組の方がタイムを出しやすい方向にあったのかなと思います。それを考慮すれば全然負けてはいないと思います。決勝レースに持ち込めば同じペースで戦えると思うので、決勝でいかに前にいるかだと思います」

 「ただタイムで負けてるのも事実なので、まだあとコンマ1、コンマ2縮められるように考えたいです」

 「2番手スタートですが、ちゃんとトップで帰ってきたいです。去年も第1戦で勝ってるので、今年も初戦で優勝して、一年のいい流れを作っていきたいです」

第1戦、第2戦予選3位 佐藤樹(HELM MOTORSPORTS)

 「昨日まであまり調子いい感じではなかったんですが、今回はタイムが上がってくるにつれてクルマのバランスが良くなってきていて、ドライビングも昨日の修正点をまとめることができました」

 「去年のSUGOでスポット参戦した時も前日の練習ではタイムは悪くなかったんですが、予選で焦ってまとめることができませんでした。今回はうまくまとめることができました。オフの色々準備を進めてきましたが、FIA-F4には去年のスポット参戦以降は今年の公式テストまで乗っていません」

 「決勝では表彰台が狙える位置にいますし、うまくいけば勝つこともできるポジションからのスタートなので、やれることをやっていい結果で終われるようにしたいです。とりあえずシーズンよりも目の前のことに集中したいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO


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