SUPER FORMULA

第3戦鈴鹿フリー走行1回目 野尻智紀が連勝に向け好発進

フリー走行1回目: トップタイムは野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦は23日、鈴鹿サーキットで1回目のフリー走行を行い、前戦優勝の野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)がトップタイムを記録した。

 フリー走行は午前9時50分より90分間で行われた。鈴鹿は薄曇り、やや強い風が1コーナーに向かって吹く春らしい陽気の中でセッションは始まった。

 開始15分過ぎ、1分38秒454でトップに立ったのは宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)で、2位に坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING SF19)、3位に山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)、3位にサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)、4位にジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TOM'S SF19)、5位に大嶋和也(docomo business ROOKIE SF19)、6位に野尻智紀(TEAM MUGEN MOTUL SF19)が続く。

 開始20分、遅めにコースインした牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)が1分38秒049でトップに立つ。宮田、坪井は2位、3位に落ち、山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF19)と平川亮(carenex TEAM IMPUL SF19)も4位、5位に上がってきた。

 開始25分、野尻が1分38秒259で、牧野と宮田の間に割って入り2位に浮上。ほとんどのドライバーはピットに入り待機中。

 開始45分、フリー走行も半分が経過。大津弘樹(DOCOMO DANDELION M6Y SF19)が5位に浮上した。

 終了38分前、笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)が1分38秒020でトップに立つ。以下、2位牧野、3位野尻、4位宮田、5位坪井、6位大津と続く。

 終了23分前、小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF19)が4位に浮上。

 終了12分前、野尻が1分37秒729と38秒を切るタイムでトップに立った。

 終了6分前、ピットインしていたドライバーが続々とピットアウトし、予選をにらんだ最後のアタックが始まる。

 ここで2位に上がってきたのは、1分37秒792で山下。3位にはフェネストラズが上がるが、直後に宮田がフェネストラズを上回るタイムで3位に浮上。フェネストラズは4位に落ち、中盤に出したタイムで5位に笹原が、若干タイムを縮めた牧野が6位に続いた。

 トップの野尻はタイム更新はならなかったが、他者の逆転を許さず、トップのままでフリー走行を切り上げた。

 公式予選はこの後、午後3時10分よりノックアウト方式で行われる。

フリー走行1回目: 2位は山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF19)

フリー走行1回目: 3位は宮田莉朋(Kuo VANTELIN TOM\'S SF19)

フリー走行1回目: 4位はサッシャ・フェネストラズ(REALIZE Corporation KONDO SF19)

フリー走行1回目: 5位は笹原右京(TEAM MUGEN BINGO SF19)

フリー走行1回目: 6位は牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF19)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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