SUPER FORMULA LIGHTS

第16戦、第17戦岡山公式予選 第16戦は太田格之進が薄氷のPP、第17戦は木村偉織がPP

第16戦ポールポジション、第17戦予選3位の太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)

第16戦予選2位、第17戦ポールポジションの木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第16戦、第17戦は24日、岡山国際サーキットで公式予選を行い、第16戦は1000分の1秒差で太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が、第17戦は木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は午前9時5分より30分間で行われた。ベストタイムで第16戦の、セカンドベストタイムで第17戦のグリッドが決定する。サーキット上空には雲は多いものの一部には晴れ間ものぞく。

 まず開始7分過ぎにリーダーに立ったのはロベルト・メルヒ・ムンタン(B-MAX Racing 320)で1分23秒099。これを元嶋成弥(KデンタルオフィスRn)が22秒636で上回る。

 ここからは遅くピットアウトを行った有力ドライバーが次々と上位に進出。古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)が1分22秒049でトップに立つと、木村偉織(HFDP WITH B-MAX RACING)が21秒823で逆転。さらに、太田格之進(HFDP WITH TODA RACING)が、21秒710でトップに立つも、菅波冬悟(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が21秒688でこれを上回り1セット目のタイヤでの争いに決着を付けた。

 ここで各車ピットインを行い、ニュータイヤに履き替えると、残り9分を切ったあたりで各車続々とコースイン。最後のアタック合戦が始まる。

 ここでまずはトップに立ったのはチャンピオン争い最右翼の小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM'S 320)で、1セット目のタイムを大きく上回る1分21秒243をたたき出した。

 ここで小高のタイムを更新したのは1分21秒379を出した古谷悠河(Deloitte. HTP TOM'S 320)、さらにこれを上回ったのが21秒138を出した木村。

 しかしまだ終わらない。なんと太田が木村のタイムを1000分の1秒上回る1分21秒137をたたき出し、このポール争いに決着を付けた。

 第16戦のポールポジションは太田。2位は木村で、小高はタイムを更新したものの3位に終わった。4位には古谷が、5位には菅波が、6位には野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320)が続き、注目のメルヒは8位と振わなかった。

 セカンドベストタイムでグリッドが決まる第17戦のポールポジションは速いタイムを並べた木村、2位には小高が、3位には太田が付けた。4位には菅波が、5位には古谷が、6位には野中が続いている。

第16戦予選3位、第17戦予選2位の小高一斗(Kuoモビリティ中京TOM\'S 320)

初めての予選に臨んだロベルト・メルヒ・ムンタン(B-MAX Racing 320)は、第16戦8位、第17戦9位

 マスタークラスは第16戦が今田信宏(JMS RACING with B-MAX)、第17戦がDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)がポールポジションを獲得した。

マスタークラス第16戦ポールポジション、第17戦予選2位の今田信宏(JMS RACING with B-MAX)

マスタークラス第16戦予選2位、第17戦ポールポジションのDRAGON(TEAM DRAGON B-MAX 320)

 第16戦決勝は本日24日午後1時20分より25周で、第17戦決勝は明日25日午前9時20分より18周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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