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第1戦岡山優勝記者会見 山下健太「大嶋選手に『10秒ちぎってくれたら嬉しいです』と言ったら、17秒以上ちぎってくれたので、これはもう勝つしかないと」

両クラスのウィナー

GT500クラス優勝 No.14 ENEOS X PRIME GR Supra

大嶋和也(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

GT500クラスで優勝した大嶋和也(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「去年も開幕戦を優勝しましたし、チームも一年間戦ってきてかなり成長できていたので、去年よりいい結果が残せるだろうと思ってここにきてはいましたが、まさかここまでうまくいくとは思っていませんでした。本当にびっくりしています。クルマは本当に調子良かったし、タイヤも最後までグリップが落ちることなく走ってくれました。本当にみなさんのおかげです」

 「自分のスティントは想定より路面温度が高くて、周りよりも高温になると辛いタイヤを選んでいたので、不安を持ちながらの決勝スタートでした。20分間のウォーミングアップ走行のあと、エンジニアと相談してセッティング変更をしたところ、それがいい方向に働いてくれて、なんとかいいバランスにクルマが仕上がったので、一つのコーナーも気を抜くことなくコンマ1秒でも多くのマージンを作って健太に渡そうと思って、ピットインするまでプッシュし続けました。僕としては非常にいいレースができました」

山下健太(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

GT500クラスで優勝した山下健太(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)

 「本当に良いクルマを作ってもらって、チームに感謝しています。前半のスティントは大嶋選手がすごく速くて、『10秒ちぎってくれたら嬉しいです』みたいなことを言ったんですが、17秒以上も広げていただいたので、これはもう勝つしかないなという感じでした。僕としてはその17秒差をもっと広げて勝ちたかったんですが、思ったよりもペースが上がらず、GT300との巡り合わせも悪かったし、BMWが飛んでったのも目の前だったし、2回目のFCYで前のクルマがハーフスピンして、それにぶつかったりと、色々危うい場面があり、最後は100号車にあそこまで迫られてしまったので、優勝したけどあんまり嬉しくないというか。それでもなんとか開幕戦勝ててシーズンに向けてはいい結果だったと思うので、次もまた頑張れると思います」

GT300クラス優勝 No.56 リアライズ 日産メカニックチャレンジGT-R

藤波清斗(KONDO RACING)

GT300クラスで優勝した藤波清斗(KONDO RACING)

 「今回は日曜日が暑いということで、レースウィーク中のタイヤ選択で非常に迷いました。でもレースが始まってみると、タイヤには問題がなく、クルマも思ってた以上によかった。テストの時からロングランはすごくよかったので、予選はちょっとあれでしたけど、5位スタートからトップまで上がってバトンタッチができました。JP選手には本当にいつも助けてもらっていたので、今回はちょっとでも役に立てて良かったなと思います」

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)

GT300クラスで優勝したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)

 「本当に完璧なレースだったと思います。フジナミはスタートからレースをコントロールできていたし、スマートで賢いやり方をしていた。まさにチャンピオンらしい戦い方でした。全く慌てず、タイミングを見計らってオーバーテイクを仕掛けていた。素晴らしい第1スティントでした。そこで得られた情報から第2スティントのタイヤ選択に自信を持つことができましたし、スムーズに走ることができました。昨日セッティングを色々変えてみたことで、非常にいいクルマに仕上がりました。今回の結果を非常に嬉しく思います」

GT500クラスのウィナー

GT300クラスのウィナー

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYSHI


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